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「自分軸」と「自己中」の3つの違い

『自分軸で生きたいけど、これは自分勝手なのでは?と不安になる』
『自分軸と自己中の違いを教えてほしい』

という質問をよく頂きます。


そこでこの記事では、自分軸と自己中の違いを説明します。



1.自分を変えるのか、
他人を変えようとするのか


自分軸で生きる人は「自分と他人は違う生き物」だと理解しているので、他人の考えも尊重できます。

一方、自己中な人は、他人を変えようとします。

たとえば、彼に『自分の時間も欲しい』と言われたとき…


『私はもっと会いたいけど、あなたはそう思うんだね。
じゃあお互いが納得できるところを探していこう。』

と返事をする人は、彼の意見を尊重して、彼のことをコントロールしようとはしていません。

相手を尊重できている自分軸の状態です。

逆に、『自分と他人は同じもの』『自分はこう思うから彼もそう思うだろう』と思い込んでいる人は相手を尊重できず、自分と他人の切り分けができていません。


『私はこう思うから、あなたもそうしてよ!』
『私の連絡を最優先してよ!』
『私が会いたいから、毎週会ってよ!』

と彼に要求するのは、相手をコントロールしようとしている自己中です。


自分軸の人は、他人をコントロールしようとせずに、自分と他人は違うものと分かった上で、自分のできることに集中しています。


『自分はこうしたい』という思いは理解しつつ、
他人をコントロールするための要求はしないんです。

相手の気持ちを受け入れた上で、自分の思いも伝えましょう。



2.感謝の気持ちの有無


他人を尊重できない自己中な人は、感謝の気持ちがありません。

『もっとこうしてほしい。私を最優先してほしい。』
と不満ばかり出てきて相手をコントロールするのは、感謝が足りていない証拠です。


そもそも、自分と一緒にいてくれることや、忙しい中でも連絡を返してくれること、週末の1日だけでも自分に時間を使ってくれていることは、本来それだけで感謝すべきことです。


足りないものばかりに目を向けて、感謝をせずに、
もっとこうしてほしいという要求ばかりがでてくるのは
感謝ができていない状態の自己中です。

これは、恋愛以外でも同じです。


飲食店で『提供が遅い!』『味が薄い!』
家電量販店で『もっと安くしろよ』
などと言うクレーマーを想像してください。


こういう自己中な人は、そもそも自分がサービスを受けている側だという認識がなく、サービスを受けられていること自体への感謝が足りていません。


自分軸で生きている人は、感謝の気持ちを持っています。



3.自分の責任で生きるのか、
相手のせいにするのか


何か問題が起きたときに、自分軸の人は『これは自分が選んだんだから、自分の責任だよね』と思えます。

自己中の人は、『これはあいつが悪い』と他人のせいにします。


結婚を視野に入れて付き合っていたパートナーと上手くいかなかったとき自分軸の人は、


『自分で選んだ相手だし、自分にもこういう落ち度があった。うまくいかないのも仕方ないな。次はこういうところに気をつけて恋愛しよう』

と思うことができます。


自己中な人は、
『騙された。裏切られた。クズ男だった』と他人に愚痴ります。


自分にも落ち度があったかもしれないと考えることはできません。

『相手が悪い』
『自分は悪くない』
と相手のせいにしてしまうのは、典型的な自己中です。


自分軸の人は、物事を自己責任として捉えているので、常に成長できます。

そして他人への感謝もできるし、他人をコントロールしないので心の余裕もある。

全てが関連しています。



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