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【アマゾン1人勝ち時代②】アマゾン化する未来で生き残る方法(bezonomics)

今回は、以前の記事「世界企業アマゾンを作った男ジェフ・ベゾス 21世紀の覇者の経営理念とは?」の続きです。
まだ読んでいない方は、そちらを読んでからの方が理解が深まります!

必見!アマゾンの光と影
アマゾンの抱える問題点と、近未来を大胆予測!!

<これが噂のアマゾン流>

抜群の業績をたたき出すアマゾンには、独特の決まりがあるそうです。
・パワポNG
 パワーポイントはプレゼンありきの資料であるが、プレゼンなしでわかりやすい資料を書面の形で提出させるのがアマゾン流。
・6ページ資料
 企画は6ページの書面で出す。マスコミなどに発表する時と同じフォーマットで作成し、提出者も会議のメンバーも全員書類を読み込まないと会議に参加できないのだそうです。
・18人の「Sチーム」と「シャドー」がアマゾンの要
 ベゾスの剛腕のせいか、離職率が半端ないアマゾン。その中でSチームと呼ばれるベゾスの側近は、超好待遇を受けながらベゾスを支えている。
 また、シャドーと呼ばれる最側近は、ベゾスの働きや思想を間近で見て学び、時が来たら後継者として動き出す。後継者育成にも全く死角がありません!

<アマゾンの問題点>

これだけの大企業なので、問題も多く抱えているようです。
・労働環境が過酷!
 顧客第一のベゾス氏。しかし従業員はじめ身内には超厳しいのだそうです!
・独占禁止法違反?
 アマゾンはどの商品が売れ筋で、それがどれくらいの価格帯かを全て把握しています。
 アマゾンが今後自社ブランドを広め始めたら、独禁法に抵触する可能性も出てくるそうです。

<将来アマゾン以外の企業が生き残るには>

アマゾン独り勝ち状態はしばらく続く模様。それ以外の会社はどう生き残ればよいのか。
生存には4つのポイントがあります。
① アマゾンの苦手分野を攻める
オンラインと店舗をうまく組み合わせるなどで、アマゾンと差別化を図る。
② 場所に行かないと買えないものを売る
アマゾンに並ばない高級なものを扱うなど。
③ テクノロジーやSNSの活用
アマゾンが手を出さないようなニッチな分野に特化した技術開発など。
SNSでの広告で、アマゾンを経由させずに売るべし!
④ 社会的使命を押し出す
商品を購入するたび貧困層に寄付されるなど、社会的使命を組み込む。アマゾン嫌いな顧客を狙うなど。

<感想>

アマゾンを、ただ大きい企業だと片づけず、その戦略や理念を学ぶことは意義があると思いました。一見アマゾンとは関係ないような会社でも、アマゾンは21世紀のビジネスモデルを体現しているので、学ぶ価値は十分あるのだと感じました!

👇動画はこちら👇


▼前編はこちら▼


▼参考文献▼
「アマゾン化する未来 ベゾノミクスが世界を埋め尽くす」ブライアン・デュメイン(ダイヤモンド社)


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