1泊1人5万円!?登別温泉に泊まってきた。
Trip Vlog) 登別で日々の疲れをリセット-Refresh myself in Noboribetsu-
どうして1泊1人5万円の旅館に泊まることになったのか?
旅行好きな私は、割とホテルにはお金はかけない方です。なぜかというと、ホテルが安くなったその分を、旅行中の遊びのお金に充てて、旅を充実したい派だからです。
そんな私がなぜ、「1泊1人5万円」の高級旅館に泊まったのか?本来であれば、海外や国内旅行を楽しむはずであったこの年は、コロナによって大きく予定が変わってしまいました。渡航費や宿泊費、その他娯楽費で、道外を旅行していれば安くても6~7万円は私の旅行だとかかってきます。つまり、その分を今回は宿泊費に充てて、贅沢をしようではないか、という考えです。
私は、いつも旅を共にする人が2人います。高校生の時からの仲で、卒業旅行を一緒に行った時から毎年、年に1回旅行をするようになりました。
待ちに待った宿泊当日
このために日々の勉強やバイトを頑張ってきたと言っても過言ではない。(笑)
今回宿泊したのが「登別温泉郷 滝乃家」さんで、この旅館は「1917(大正6)年に料亭として創業され、100年以上の歴史を受け継ぐ伝統の懐石料理を味わうこと」ができます。(https://www.travel.co.jp/guide/article/45750/より引用)紹介文からも読み取れる通り、この旅館といえば「料理」が有名であり、実際に泊まった筆者も、朝夜を通して最高の懐石料理を堪能できました。
受付を済ませ、部屋に案内されると、その内観に圧倒されました。ホテルにお金をかけない私にとって、入って正面に見える大きな窓にも圧倒されました。(笑)
正面の窓からは、綺麗に整えられた日本庭園を望むことができます。また部屋の左側には、食事をする部屋があり、そこで夕食と朝食を楽しみました。
(画像:http://www.takinoya.co.jp「登別温泉郷 滝乃家」HPより)
部屋から外に出ると、源泉掛け流し露天風呂が待っています。私自身、温泉に浸かるのが好きで、一旦入ると30分〜1時間ほど湯船に浸かってしまいます。(露天風呂に入りながら、お酒を飲むことがある意味、夢でもありました。叶いませんでしたが…(涙))
地獄谷へ散歩
車の中で食べた昼ご飯を消化しきって、夕食を100%堪能するために、歩いて数分の「登別地獄谷」に散歩に行きました。
人もほとんどいなかったので、ほぼ貸切状態でした。あの独特の硫黄の匂いが、私が地獄谷に来たということを痛感させます。(笑)間欠泉もありましたが、この時はタイミングが悪く、グツグツと煮えたぎる様子は確認できませんでした…。
待ちに待った夕食
紹介文にも書いたように、この旅館は「懐石料理」で有名です。散歩でちょうどお腹もいい感じに減って、おかみさんが夕食の準備をし始め、私の鼓動も高鳴ってきました。弥生の献立は「早春」という名前がついていました。
写真の奥にある桜の味がする豆腐が特に美味しかったのを覚えています。
また、お刺身に関しても「室蘭産の平目」、「函館産の鮑(あわび)」、「日高産のツブ」のなんとも豪華で新鮮なものを堪能できました。右下のあるものは、メレンゲに醤油を混ぜて味付けをしたもので、醤油だけで食べるお刺身とはまた違った味わいで美味しかったのを覚えています。
このほかにも、焼きタラバガニや筍ご飯など、格別に美味しいお食事をさせていただきました。
温泉を堪能、そしてお酒も堪能
この宿泊では、お食事はもちろんのこと、日本でも有数の温泉地として挙げられる登別温泉に浸かることも大事な目的のうちの一つでした。(当たり前ですが…)
地下2階に室内風呂と露天風呂が、最上階には露天風呂があり、どうやら地下の方の露天風呂は、北海道ローカルで有名になり、今となっては再放送が全国各地で放送されているあの「水曜どうでしょう」でも登場していたようです。(どうでしょうファンとしては嬉しい限りです。(笑))
最上階 「雲井の湯」
(画像:http://www.takinoya.co.jp「登別温泉郷 滝乃家」HPより)
泉質は、地下2階の「地縁の湯」は「ラジウム泉」と「硫黄泉」、最上階の「雲井の湯」は「食塩泉」と「鉄泉」で、どの温泉も浸かっているだけで日々の疲れが取れ、肩が軽くなった気がしました。このような温泉文化を体感できる日本に生まれることができて幸せだと感じました。
部屋に戻り、晩酌タイムに入ります。とは言っても、私はお酒が弱いので、嗜む程度ですが…(笑)お酒を飲める年齢になって、大切な友達とお酒をかわす時間、これほど幸せな時間はありません。日常の話であったり、スマホの推理ゲームが始まったり、これからもずっと旅行に行こうね、などなどいろんなお話をしました。
お酒もある程度抜け、寝る前に部屋の露天風呂に入って、お布団に入り、気づいたら寝ていました。
最後まで楽しませてもらいました。
朝食は8時からだったので、7時に起床し、朝風呂にしました。大浴場に入りに行くのが普通ですが、ここは贅沢に部屋の露天風呂に入りました。朝から源泉掛け流しの露天風呂に入り、綺麗に手入れされた日本庭園を眺めながら、新鮮な空気を体に取り込みました。
おかみさんの「おはようございます。」の声が聞こえ、朝ご飯の準備が始まりました。いい香りがしてくるのに釣られて、私たちも食事をする部屋に入ります。
(上手く写ってなくてすみません…(汗))
左奥には、滝乃家で作られた豆腐が、お弁当箱?みたいなものの中には卵焼きが入っていました。朝ごはんも本当に美味しかったです。
朝ごはんも食べ終わり、このお宿での最高な体験も終わりに近づきます。部屋を綺麗にして、自分たちの身支度をし、チェックアウトです。
最後に…
今回の宿泊を終えて、道外の温泉地も巡ってみたいと思う3人でした。箱根に、熱海に、道後に、別府に、湯布院に、指宿に…挙げればキリがありませんが、早くいつでも何の心配をすることもなく、旅行できるようになることを願うばかりです。
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