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『なぜ職場では理不尽なことが起こるのか?』

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ビジネスパーソンが会社で無事に生き抜くためには、上司の「好き・嫌い」に左右されないことが鉄則です。人事権は誰の手にあるかを見極め、上司の癖を見抜き、方針転換には柔軟すぎるくらい柔… もっと読む
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#上司

【第25回】転職は我が身を守る究極の手段

組織を生き抜くための「サバイバル術」は、工夫次第で誰にでも身に着けることができます。 あ…

中山てつや
2か月前
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【第24回】「魂」だけは売ってはいけない

会社で仕事をしている限り、自分の評価に対して関心のない人はいないのではないでしょうか。 …

中山てつや
2か月前
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【第23回】誰が上司になるかは「予測不能」

近い将来、自分の上司が代わるとしたら誰になるのか、予測することはほとんど不可能です。 以…

中山てつや
2か月前
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【第22回】上司の上司から気に入られたらどうする?

直属の上司の、そのまた上にいる上司から「気に入られてしまった」という経験をお持ちの方も、…

中山てつや
2か月前
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【第21回】時に「割り切る」ことも処世術

長年、会社組織の中で働いていると、いろいろなタイプの上司の下で仕事をするようになります。…

中山てつや
2か月前
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【第19回】「人事異動」に救われることもある

相性の悪い上司の下で仕事をするほど、組織人としてつらいことはありません。 来る日も来る日…

中山てつや
3か月前
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【第20回】白黒ハッキリしないグレイゾーンを受け入れる

「相性の良し悪し」や「好き嫌い」は、相手が「敵か味方か」を見分ける本能がもたらす感情です。これは、人間が動物として生きていく上で欠かせない「能力」でもあります。 ところで、「相性の良し悪し」や「好き嫌い」は、どれも「二者択一の構造」となっています。両極端ですね。 このことに関して、精神科医の和田秀樹氏は、著書『感情的にならない本』で次のように述べています。 「つまり人間というものは、未成熟な間は白か黒かをはっきりさせたほうが便利なのです。楽だとか、生きやすいといってもい

【第16回】上司の「癖」を見抜く

組織の中を生き抜く上で意外と功を奏するのが、人事権を有する上司の「癖を知る」ことです。 …

中山てつや
4か月前
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【第15回】敢えて「言われたことだけ」をする

かなり前になりますが、著名な精神科医の話を聞く機会があり、テーマが「社員の働き方」に及ん…

中山てつや
4か月前
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【第14回】相性の悪い相手には「陰ぼめ」と「隠しぼめ」を

以前働いていた職場での話ですが、どうしても気が合わない同僚(以下Cさん)がいました。 会…

中山てつや
4か月前
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【第13回】上司をほめ殺してみる

相性の悪い上司に対して最も効果のある対策は、「その上司をほめること」です。 「そんなこと…

中山てつや
4か月前
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【第12回】「サバイバル術」で組織を生き抜く

世の中には大企業から中小・零細企業に至るまで、業界や業種含め様々なタイプの会社が存在しま…

中山てつや
5か月前
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【第10回】多面評価の盲点!匿名性は意外とない

成果主義とほぼ同じタイミングで一世を風靡したのが、「多面評価」の制度です(360度評価とも…

中山てつや
5か月前
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【第3回】動物的本能で相手を見分ける 

上司にとって、上に行けば行くほど「自分の身が可愛くなり、知らず知らずのうちに保身に走ってしまう」状況を、論理的に説明しようと考えても、答えは見つかりません。 なぜなら、上司と部下の関係は、会社の中における、上司と部下という社会的な関係以前に「もっと原始的なつながりの上に成り立っている」からです。 住職を務めていた小池龍之介氏は、著書の中で「好き嫌い」という感情に関して、次のように述べています。 「動物は、嫌いなものは闘うか逃げる、好きなものにはまっしぐら、というプログラ