観戦記ってなんだろう?
やあ、どうも。1日24時間あるうちの18時間は下の動画を視聴していて、残りの6時間は【動くハートマークを特定の場所でピタッと止めたら洋服着てる女性が水着姿になる動画】のハートマークを止めてる、アルパカこと中島由矩です。
TikTokは最高だし、3月からやってたシンデレラファイト観戦記の仕事も一段落したから、このくらい書いても大丈夫ですよね。てかマジで大丈夫ですよね?本当の本当に大丈夫ですよね?よね?ね?
上のツイートしたのが2023年8月31日(木)で、今日が9月6日(水)ですもんね。光陰矢の如しとは正にこのこと。シンデレラファイトシーズン2において、公式の観戦記に書けなかった名シーンがまだまだたくさんあるのも本当だし、今日のアルパカnoteのタイトルにもしてる観戦記のあり方を考えたいってのも、偽らざる気持ちです。で、今日はとりあえず後者を先にやっていこうかと思うワケで…。
以下、常体で。
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今日のアルパカnoteの冒頭にダイジェスト動画を持ってきたのも、日本バスケの3pシュートのように緻密な計算のうちの1つなんだけど、ボクはこの手のダイジェスト動画がよく出され、また視聴されるようになってから、観戦記のあり方をより深く考えるようになった。
というのも、ボクは元来【観戦記=ダイジェスト】と考えて書いてたからだ。
麻雀の1半荘をLIVEで視聴しようと思ったら、だいたい1時間〜1時間30分かかる。運営側は自動配牌にするなどしてそれを短縮化しようとしてるけど、まあぶっちゃけ焼け石に水だ。仮に1時間が50分になったところで、視聴者の数が倍になったりはしまい。みんなTikTokのハートをピタッと止めて、水着姿を見るのに忙しいんだから。
そこで、ボクみたいな時間のない文系は、観戦記で麻雀を【読んでた】。ボクはプロテストを受験する約3ヶ月ほど前から、当時協会のホームページにリンクされてた観戦記を全部5回ずつくらいは読んだ。DAI語で言うと【KYI】していった。
K→片っ端から
Y→読んで
I→いった
ウイッシュ。
今思えば、その頃はダイジェスト動画がなかったからで、もしあったらボクもダイジェスト動画を視聴していただろう。
1回戦南4局、大塚さんから赤5pが切られる瞬間、ボクの脳内の御崎千結さんは「大塚七対子なんですよぉ↑(2枚見えてる赤5pは)いらないんですよぉ↑」って盛り上がるし、2回戦南3局、ボクの脳内の小野たまさんは「8sって何?わー8sー!」ってモフモフしてる。観戦記では味わえない、ダイジェスト動画からしか得られない栄養分が、そこにはあるのだ。
さて、ダイジェスト動画が公式からバンバン出され、百花繚乱の様相を呈してる昨今、ボクたち観戦記者は何をどう書いたらいいのだろう。リアルタイムで1時間30分視聴した人たちに記事へのリンクを押させ、TikTokに忙しい人たちに読んで満足してもらえるようになるのだろう。
ボクの中でもまだ完璧な答えは出てないんだけど、fuzzカップベスト64D卓を例に挙げると、
◆試合の前週、平良将太さんと中島由矩さんが雀魂でたまたま同卓し、平良さん1着・中島さん4着だったこと。
◆大塚翼さんが最強戦でブレイクした2022年のプロ予選2回戦で大塚さんvs中島さんの直接対決があり、中島さんが連盟女流に小四喜を放銃して敗れていったこと。
◆1枚しかない3Lのユニフォームを、田内翼さんと大塚翼さんが取り合ってたこと。
◆田内さん・大塚さん・運営のようへいさん・実況の御崎さんで対局後食事に行き、田内さんも大塚さんもすごい量を食べたこと。
◆中島由矩さんが熱心に神社を参拝してたこと。
なんかを書いたら結構いいんじゃないか。実況解説が準備できないレベルの裏話や、その人の押し引きに出ちゃうレベルの性格のこととか、対局者が子どもの頃のエピソードが盛り込まれてたら、その記事は面白いんじゃないか。
◆田内に4000オールでも引かれようものなら、一気に形勢が悪くなる。平良は、ホンイツ模様の中島にドラ表示牌の6pをおろした。しかし中島は反応せず。これには、前週雀魂でたまたま同卓した時の因縁があったのだ。
とか、
◆(3Lのユニフォームを譲ったんだから、テンパイは取ってくれ。いや、せめて取ろうとしてくれ。)大塚は、祈るような気持ちで「チー。」と発した。なかったはずの手番が、田内に回る。
とか。
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そんなこんなで迷走してるボクは、最近見たプリンセスオブザイヤー2023も書かないし、今からTikTokの世界に戻ってハートマークをピタッと止めてきます。いやスクショはあるんよ。スクショは。
シンデレラファイトシーズン2では、熱心にnote書いてたファンの方々も観測できたし、何よりダイジェスト動画がめちゃ面白いので、現状に何か不満があるわけじゃないんですヨ。
ただ、観戦記者として、新しい時代の観戦記を追い求めていきたいと思ってるって話です。切り拓いていきたいって言ってもいいかもしれない。
でもそのためには、入念な取材とか、新しい切り口が必要なんだろうなぁ…。
スラムダンクで宮城リョータが「ドリブルこそチビが生きる道なんだぁ!」って言ってコートを縦横無尽に走ってたみたいに、執筆こそが中島由矩プロの生きる道なので、この件はまだまだ自分の中で煮詰めていきたいと思います。
POTY2023は、せめてベスト8から書けるように、頭の中を整理しときます。
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