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シンデレラファイトとウエストランドの話

ボクの書いたシンデレラファイトシーズン2記事第1号が掲載されました。まだの方は下のリンクからゼヒご覧ください。

135人もいる中から、誰の名前を書いて誰の名前を書かないかってのは、あらかじめ分かってたこととはいえ神経をすり減らす仕事でした。こういうのも含めたギャラってことなんでしょうね…。ええ、ええ、いいですとも。連盟の黒木真生プロや漫画家のウヒョ助さんに比べれば、逆風も微々たるモンです。ドライヤーだと思っときます。マイナスイオンたっぷりですわ。

えー、お名前を挙げなかった100人以上の選手のみなさん、本当に申し訳ありませんでした。対局でガッツリ活躍することで、書かなかったことをボクに後悔させてください。逆にお名前を挙げさせてもらった方は、ゼヒ勝ち上がっていただけたら、アルパカが喜びます。

まあここはアルパカnoteですから、アゲインスト(逆風)の話はホドホドにして、フォロー(追い風)の方を紹介しましょうかね。まずは黄河のんさん。

直前の「許さんぞ」が強く当たると思ったのか、最後に「良記事」。心にしみます。ありがとうございます。立場上、出場選手からの言葉には反応しづらいんですけど、黄河さんと会話するのは何のためらいもなくできて最高でした。

ボクの知ってる範囲では、この黄河のんさん、佐月麻理子さん、庄司麗子さん、あたりが女性のライターです。やっぱ同性だから出場選手の気持ちが分かるよな…、なんて思ってたんですけど、そんな中でもボクに白羽の矢が立ったのは、選手の気持ちが分かるからじゃなくて視聴者のおじさんの気持ちが分かるからなんだろうなぁ、などと。もちろんシーズン1から全力で観てて、幅のある記事も書けますし。

さて、しおたすがこうやって引リツで絡んでくれるのって珍しいんじゃないかと思って記念リンク。アルパカも女の子好きです。しおたすには負けるけど。

ところで、「しおたす」「たっつぁん」「ようたん」に共通する悩みがあるんで書いときます。「しおたすさん」「たっつぁんさん」「ようたんさん」にするかどうか問題ですよね。ボクはしない派です。なんとなくですけど、「たす」「つぁん」「たん」部分が敬称を兼ねてる気がするんですよ。「しおたすさん」にすると、「頭痛が痛い」みたいな重ね言葉になっちゃいそうで。

いやー、でもなー。「しおたすが絡んでくれる」は、さすがに失礼じゃなかったかなー。むー。

以下、常体で。

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筆者が初めて女性プロを意識したのは2021年2月、プロになるための研修中のことだった。講師の方が

『女流の人は特に、早めに放送対局とか呼ばれることあるから、所作はきちんとやっとこうね。』

と言っていたのを聞いて、そういうもんなのかな、と漠然と思っていた。

その後、同じ研修を受けていた長澤茉里奈が「RTD  Girls Tournament2021」の決勝卓をわかせると、陽南まこは「シンデレラファイト」準決勝で三倍満をツモって、こちらも決勝卓へ。講師の言っていたことがあまりにも早く実現し、筆者は身震いしたのだった。

次は、1番最近女性プロを意識した話。2022年12月、テレビでM1グランプリを見ていた時のことだった。

第18代王者となったウエストランドの「あるなしクイズ」のネタだ。「アイドルにあって役者にないもの」という出題を受けた井口浩之さんが、「向上心。他人を蹴落としても自分だけは売れてやるという飽くなき向上心の固まりだから。」「そこらへんの舞台役者、お互いの芝居見に行くだけで一つも成長しない。」と斬り捨て、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

前者を女性プロ、後者を男性プロのことだと思って、改めて読んでみたら、どうだろう。もちろん十把一絡げにはできないが、男性プロが麻雀のみに向き合っているのに対し、女性プロの視線の先には必ずファンがいる。そこを「女流はチャラチャラしている」「男性の方が女流よりも麻雀が強くて優れている」と揶揄する向きもあるが、どっちが本物のプロかと考えた時に、筆者としては、女性プロではないかと思うわけだ。今の時代、各団体の最高峰であるAリーグと、このシンデレラファイト、どちらの再生回数が多いかを見比べたら一目瞭然になる。

上手い麻雀に拍手を送りたい夜があれば、一方で手に汗握って応援したい時もある。視聴者は、消費者は、いつだってワガママだ。【4着即脱落】の厳しいルールが盛り上げてくれて、みなさんはここで本物のプロの姿を見て楽しむことができる。シンデレラファイトは、見る雀が女性プロと二人三脚でたどり着いた最高の夢舞台なのかもしれない。

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