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関西雀王戦Aリーグ面白いヨ

やあ、アルパカだヨ。

最近ヘッダーにアルパカを使えてないので、アイデンティティが崩壊寸前だヨ。

しょうがないから自己紹介を兼ねてアルパカを載せとくヨ

いやー、お盆を過ぎたというのにまだまだ暑いですねぇ。

シンデレラファイトシーズン3は、2024年8月16日(金)にABEMAでSemiFinalが終わって、残すところFinalのみとなりました。

今までは2000〜4000くらいのアクセス数だったものが、ABEMAになった途端軽く10000を超えてて、やっぱABEMAすげぇなって感じがします。

あと、今シーズンから観戦記が、協会先輩の坪川義昭さんと、最高位戦女流の神尾美智子プロと3人体制になったこともあって、ボクはちょっと遊び心というか、ある程度自由に書いてみようと模索中です。

そう、このアルパカnoteみたいにネ。

とは言え、負けて脱落していくシンデレラを描くわけですから、笑いに全振りするワケにもいきません。敗退・脱落となったのは、2人ともBEST16でヒロインになっていただいたシンデレラです。最大限の敬意を持って、観戦記上で見送らせてもらいました。

シンデレラファイト観戦記、ぜひ読んでください。観戦記こそがボクのプロ活動なので。

以下、常体で。

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Mリーグ2024−2025シーズン開幕まで1ヶ月を切った。

新戦力を補強したセガサミーフェニックスや、今季2シーズン目となるビーストジャパネクストなどを中心に、ファンたちはさぞかしモフモフしてることと思う。

U-NEXT Piratesが連覇したら、通算3回目のシャーレになり、いよいよ戦国時代を終えてパイレーツ時代が到来するかもしれない。アベマズをはじめとする他チームは、当然それを阻止したいだろう。

古畑任三郎のモノマネをしながら言うと、『エエヘェー…、クパッ、お察ししますぅー。』ってところだ。

でもね、でもなんだよ。本当に麻雀はMリーグだけでいいのか、って話。

いつもいつもABEMAの掌の上で楽しませてもらってるだけでいいのか、って話。

自分から、能動的に、麻雀を、楽しみを、その手でつかみにいきたくないか、って話だ。

今泉くんだって時には古畑さんに反旗を翻すし、進次郎も自分の頭で考えてイロイロやってんだよ。お父さんの話はそろそろいいだろ。

ボクたちも、いっちょ楽しみを探しにいかないか。

そ・こ・で、関西雀王戦Aリーグなんだ。

ボクは以前に関西雀王決定戦の観戦記を書いたことがあるけど、そういやああの記事は誰にも読まれなかった。

決定戦でも読まれないのに、よりによって今回は決定戦じゃない普通のAリーグだ。同接が3桁と2桁の間を行ったり来たりして、すごくハラハラする。この観戦記だって、さぞかしあまり読まれないことだろう。

大丈夫か。

次はあるのか。

裏で誰か、めちゃめちゃ怒られてはいないか。

そんなことを考えながら、ボクは関西雀王戦Aリーグを観戦してた。

どう表記していいか分からないけど、園りささんソノリサとか橋本るみさんハシルミもTwitterで声を枯らして応援してた。実況席には、昨年シンデレラファイトの予選を書いた平城六花さんぴあもいて。みんなえらいよ。

冒頭で書いたMリーグにしたって、近い将来「オタフクソース・ブラックス」とか「関西電力・サンダース」「MAZDA・レッドカーズ」みたいなチームが参戦してくるなら、地元関西の選手を指名したくはならへんか。そんな時、前もって関西の選手の情報を仕入れてたら、麻雀ファンとしてかなり美味しいんやないか。せやろ。ホンマ頼むでしかし。ドリルせんのかーい!

前置きはここまでにして、ここからは麻雀の話。

aikoファン界隈最強雀士で協会A1の角谷ヨウスケさん・雀竜位決定戦の時に公式から観戦記書かせてもらった原田翔平さんは、元々知ってた。新田友一さんは、上のリンク先、関西雀王決定戦の時に初めて見た。

で、今回はさらに、下のスクショの松島コータさんだ。ググってみたところ、最高位戦から移籍してきた選手みたい。松島さん、ようこそ協会へ。もんげえ応援するけぇ、頑張りんさいよー。

松島コータさん

松島さんのことを協会HPで調べたところ、好きな牌は8sってなってたけど、麻雀を見たところ1pもかなり好きなんじゃないかって思う。

松島コータさんは、配牌からピンズをバキバキ集め出すと…

南1局・2巡目・松島さん

(ボクが勝手に捏造ねつぞうした)大好きな1pを引き寄せ、

南1局・3巡目・松島さん

ついには中の対子落としを始める。おいおいメンチンかよ。スケールデカいな。

南1局・4巡目・松島さん

最後は(ボクが勝手に捏造した)大好きな1pを暗刻にして聴牌すると、

南1局・6巡目・松島さん

松島さん『立直。』

リーチエフェクトもあるし、後で紹介するけど選手の表情を抜くカメラワークにも注目

松島さんはAリーガーだし、スッと選択できてるけど、もしボクがこの席に座ってたら、

もしも中島由矩プロが放送対局でメンチンをやったら、の図

こんな風に並べて、他家からメンチンがバレてたと思う。ボクじゃなくてよかった。

関西Aリーガーのメンチン立直

まあボクのことはさておき、この立直に対するライバルたちの反応だ。関東のA1でも押しが強いことで有名な、第15期雀王の角谷ヨウスケさんが、果敢に切り込んでいく。

カン3s待ち
■8p(入り目の牌)を打たなきゃならない
■役なし

の三重苦は、しかし

■ドラ3
■俺は角谷ヨウスケ
■ハネツモで2着に着アップ

三重喜さんじゅうきでカバー。三重喜なんて言葉ないけどさあ。

角谷ヨウスケさんのハネツモ

松島さんの36pが他家に流れ、角谷さんの3sはちゃんと角谷さんの元にたどり着いた。この勝負は3000/6000で角谷さんの勝ちだ。

さあここからが本題の、四者四様よんしゃよんようの思惑渦巻く南4局オーラスだ。四者四様なんて言葉ないけどさあ。

まずは、第4期関西雀王の原田さんが着アップを目指して動き出す。場風の南ポン・自風の北ポンで、上の形。

南4局・6巡目・原田さん

ホスピタリティあふるるこのアルパカnote、原田さん以外の三者視点の牌図も上にご用意した。

満貫ツモで逆転トップになれる人がこの仕掛けしてたら、

■ホンイツ
■トイトイ
■ドラドラ

の3本が本線と考えるだろう。

さて、仮にホンイツだとして、色はどこだろう。

アルパカnoteのホスピタリティで、これまた下に牌図を準備した。

南4局・原田さんの河

西西の部分が7m8mだったら最高だったよなぁ…って結果論はさておき、3巡目に1mを打っておいてからの、7巡目に手出しで4sだ。ホンイツならソーズを疑いたくはならないか。これは原田さん一本取ったよなあ。

南4局・8巡目・原田さん

そんなワケで、原田さんはノーマークの7mがポンできて聴牌。ここで、観戦記者・中島由矩アルパカは、関西雀王戦のカメラワークに舌を巻いた。

(へぇー、7mポンねぇ。)

角谷さんの表情を抜いてるじゃないか!ありがてぇ!ありがてぇ!

そうだよ。ここで1番ほしいのは、トップ目・親の角谷さんの表情なんだよ。スイッチャーさん、ありがとう。石川県金沢市に来られた時には、ぜひ一杯やりましょう。この間、美味しいノドグロ食べたんですよ。

上から、牛・ノドグロ・アワビ・ピルピル

で、これを受けた角谷さんの押し引きもまた素晴らしかった。まずは、このツモ7p。69p待ちの聴牌に取れる…

南4局・12巡目・角谷さん

…けど、角谷さんの選択は、6m勝負せず。前述の通り押す牌はきっちり押す角谷さんのことだから、打6mもあるのかなと思ったけど、6巡目に自身で9pを切って振聴になってることを考慮した。出和了りが利かないんじゃ面白くない。

だから、同じ一向聴のまま現物の9mはツモ切り、

振聴じゃない聴牌が組めたところで、満を持して6mを勝負。関東一vs神村学園の9回表よりも痺れるオーラスだ。

原田さんか、角谷さんか。

角谷さんが先に当たり牌の5mをつかむ。さっきは6mを押したけど、ここは魂の我慢で回り、

最後は原田さんが5mツモで、南・北・ホンイツ・ドラ4の4000/8000。見事な逆転トップとなった。

関西雀王Aリーグ・ポイント一覧

これはいいぞ、関西雀王Aリーグ。

次は9月1日(日)に配信予定みたいだから、ぜひチェックしてもらえたら。

半荘と半荘の間に流れるCM

CMに比嘉秀仁さんが出てたので、オチに使おう。比嘉さんは関西雀王戦出てんのかなあ。

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