麻雀の技術

浅見先生のおっしゃるところの「麻雀の技術」のお話。

端的に言えば、「瞬間の判断力」がそれ。

一例をあげるなら「配牌をもらった瞬間」の動作。

麻雀初心者だったころは、もたもたと理牌をして、「えーと、えーと」と悩んだ末に1枚を選ぶ。これが少し慣れてくれば、悩むことなく選べる。さらに慣れてくると、理牌することなく選ぶことが出来る。

他の例だと、清一。

13枚が1色になると、初心者だともう何が何だか。同じ色の牌を自摸ってきた日にゃ、それこそ5分は停まる。ちょっと慣れてきたくらいでも、やっぱり清一は苦手、と言う人はたくさんいる。とても上手い人は、それでも瞬間で1枚を選ぶことが出来る。

対局においても、やはり瞬間の判断力が必要。

今、打たれた飜牌を鳴くのか、鳴かないのか。上家の立直宣言牌を鳴くのか。自摸った牌をどうするのか。

巡目、捨牌、点数、他家の動向。これらをしっかり把握して、さらに一打一打、変化する状況においてどうするべきかを素早く判断する能力。

それこそが「麻雀の技術」である。

浅見先生はそうおっしゃっていました。

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