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内向型の5つの特徴を解説

こんにちは、なかしまです。

今回は、改めて「内向型」とは何か?どういう人があてはまるのか?
を解説していこうと思います。


「内向型って聞いたことはあるけど、いまいちよくわからない」という人や
「内向型?何それ?」という人でも
この記事を読めば、内向型について理解できるように
わかりやすく解説していきます。

また、自分は内向型じゃない、という方でも
身近に内向型の人がいれば、他者理解が深まると思うので、
よければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。


内向型の5つの特徴

内向型の主な特徴は以下の5つです。

  1. 一人時間で元気になる

  2. 少しの刺激で満足する

  3. 自分の内側(思考や感情など)に興味が向きやすい

  4. エネルギーが減りやすい

  5. 内発的動機でのみモチベーションが上がる

1つずつ順に解説していきますね。

①一人時間で元気になる

内向型の人は、疲れた時、まず一人の時間を欲します。
静かな場所で、ゆっくり休んだり、本を読んだりすることで
エネルギーが回復します。
対して、外向型の人は、人と会ったり、外に出かけたりすることで
リフレッシュして、エネルギーが回復します。

イメージは、
外向型がソーラーパネルなのに対し、
内向型は充電型のバッテリーです。

外向型にとって、太陽=さまざまな活動や人、物、場所です。
外に出て、たくさん刺激を得ることでエネルギーが充電されます。

対して内向型は、
外向型のように、外で充電しながら活動する、ということができないため、
いったんエネルギーを使うのをやめて、充電のために休息をとる必要があります。

②少しの刺激で満足する

内向型は、外向型に比べて、
少しの刺激で満足します。

むしろ、多すぎる刺激を受けると
へとへとになってしまうため、
おそらく無意識のうちに、
刺激を制限する行動を取っていると思います。

人混みは避けて行動したり、
飲み会やパーティなどに苦手意識がある人が多いのも、
この影響です。

個人差はありますが、
内向型は図書館程度の静かな空間を好み、
外向型はにぎやかなカフェくらいの空間を好むと言われています。

③自分の内側(思考や感情など)に興味が向きやすい

内向型は、興味のベクトルが
自分の「外側」ではなく、自分の「内側」に向きやすいです。

研究によると、内向型の人の血液は、
「記憶する」「問題を解決する」「計画を立てる」といった
内的経験にかかわる脳の各部へ多く流れているそうです。
つまり、内向型の人は、
内部の思考や感情に勢力を注いでいるということです。

対して、外向型の人の血液は、
「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」(嗅覚は除く)が
処理される脳の各部へ多く流れているそうです。
つまり、外向型の人は、
自分の外で起こっていることに
注意が向いているということになります。

このような脳の違いから、
自分の「中」の世界に興味を持つか、
自分の「外」の世界に興味を持つかの
違いが現れます。

④エネルギーが減りやすい

私もそうだったのですが、内向型の人は
自分のことを「疲れやすく、体力がない」と認識しがちです。

仕事終わりに飲み会やジムに行ったり、
休みの日も毎日アクティブに過ごす外向型の人を見て、
羨ましく思うこともあると思いますが、
内向型の人がそれをすると
いくら楽しい予定であっても
へとへとになってしまい、長続きしません。

これは、内向型の人に体力がないのではなく、
エネルギーが減るスピードが速いからです。

内向型の人は刺激に弱いため、
たくさん刺激を受けると心身にストレスがかかり、
どんどんエネルギーが減っていってしまいます。

その結果、
外向型がストレスを感じない程度の刺激でも、
内向型はエネルギーを失っていってしまい、
脳が休息をとらねば、と判断するのです。

⑤内発的動機でのみモチベーションが上がる

外向型は、お金や地位・賞賛など
自分の外側から主にモチベーションを得ます。
(これを外発的動機といいます)

対して内向型は、自分の価値観や興味など
自分の内側からモチベーションを得ます。
(これを内発的動機といいます)

内発的動機は、
「やってみたい」「楽しそう」など
自分の内側から湧き上がってくるものであり、
社会から与えられるものではありません。

会社から与えられる給料や評価などで
一時的にモチベーションを上げることはできても、
自分の価値観に沿っていなかったり、
興味が持てなかったりすると
すぐにモチベーションは枯渇してしまいます。

内向型は特に、
自分の「やりたいこと」をはっきりさせ、
そこに向かっていく必要があるのです。

内向型の診断方法

ここまで読んで、じゃあ自分は
内向型か外向型、どっちなんだろう?と
気になった方もいると思います。

一番簡単な判断基準は、
「疲れたとき、一人でゆっくり休みたいと思うか、
外でパーッとストレス発散したいと思うかどうか」
に答えることです。

一人でゆっくり休みたいと思う人は内向型。
外でパーッとストレス発散したいと思う人は外向型です。
状況や気分による人は、その中間にあたります。

内向型と外向型は、はっきり二択で分かれているものではなく、
グラデーションでどちらよりか、という基準です。

中間よりの方は、
自分がどういうときに内向的、外向的になるのかを把握しておくことで、
自分の状態をより良くコントロールできるようになります。


もっと詳しく診断したい場合は、
16personalitiesという診断テストを受けてみてください。
頭文字が「I」であれば内向型、「E」であれば外向型です。
こちらの診断では、内向型と外向型のパーセンテージまで
表示されるので、より詳しく知ることができます。

ちなみに私はISFJ-Tで
I(内向)88%
E(外向)12% 
でした!

終わりに

今回は内向型の主な特徴と
診断基準を紹介しました。

内向型がどういうものなのか、
あなたが内向型か外向型どちらなのかが
わかっていただけたら嬉しいです。

私は、内向型の人が自分の特性に気づいて
無理せず自分らしく生きられるようになることはもちろん、
外向型の人にも、内向型について知ってもらって、
「そういう人もいるんだ」と
違いを認識してもらえたら嬉しいなと思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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