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うんたったラジオ出張収録!

11月初旬に、山本梓さんとお母さんの山本ふみこさんが『うんたったラジオ』の収録で仲しい茸園に来てくださいました!
山本梓さんには、ホームページのリニューアルでお世話になってから、しいたけマガジンの立ち上げ、リーフレットの作成などたくさんのご支援をいただいております。今回、7月に北摂原木しいたけ振興協議会の仕事で、一緒に地元のしい茸生産者を取材してチラシを作製する仕事をきっかけに、彼女が発信しているラジオ『うんたったラジオ』で仲しい茸園を取り上げていただけることになりました。

うんたったラジオ
”文筆家・山本ふみこ(母)と編集者・あずさ(娘)のとりとめもないおしゃべり。「うんたった」というリズム感を大切に……。いや、そんなコンセプトもないかもしれない。”

Spotify:うんたったラジオ

当日。
僕自身も拝聴させていただいている『うんたったラジオ』の収録で山本親子が東京から来て下さるという事で、楽しみではありつつも、お母さんのふみこさんと初対面だったので少し緊張していた。日生中央の駅で待ち合わせ、駅の改札から梓さんと一緒に出てこられた。
「はじめまして」
「のせでんのスタンプがあったんです!かわいいですよね!」
と手帳に押されたスタンプを見せて下さるまっすぐなお姿に、初対面の緊張もどこかに行ってしまった。梓さんとふみこさんと合流し、実家に移動して、みんなで夕食を楽しんだ。農業の話や、これまでのホームページのことなどの話をした。新しくできる工房で作る予定のお惣菜のしい茸の太巻きやドレッシングの試食もしていただいた。
「そうだ。太巻きに、水で溶いた小麦粉をつけてごま油で揚げ焼きにすると面白いかも」
とふみこさんの提案で、山本家で昔から食べているという、巻きずしの翌朝のアレンジメニューを教えてもらった。こうすると冷えてしまった太巻きがまた違った味で楽しめるんだと。ふみこさん梓さん親子で、溶いた小麦粉をしい茸の太巻きにまぶして、ごま油をしいたフライパンで両面カリっとするまで揚げ焼きに。ごま油の香りとかりっとした表面のすし飯が合って、とてもおいしかった。メニューは名付けて『明日の喜び』。今度お惣菜販売開始したら、みなさんにもぜひお試しいただけるよう、紹介しよう。

しい茸の太巻き
名付けて『明日の喜び』

翌日午前、しい茸の収穫。
ラジオの収録の前に、原木しい茸を自然栽培をしている山をご案内させていただいた。朝の山はもう秋で、凛とした空気で肌寒い。山の斜面に並べてある原木しい茸の榾木の間を縫うように登って下って、しい茸を収穫してもらった。秋に生えてくるしい茸の最初のピークが終わりかけの時期だったので、しい茸は少ししか生えていなかったのが残念だったが、籠一杯分の秋子しい茸を収穫できた。

梓さん
ふみこさん

午後、ラジオ収録。
午前中収穫したしい茸でバーベキューを食べながら収録。もっと身構えて収録するものだと勝手に想像していたが、二人の自然な会話のテンポのまま収録は始まった。僕が緊張しており、そのせいでふみこさんのリズムを狂わせてしまったが、二人のやり取りを目の前にして、親子でありながら尊敬しあっている関係はとても素敵だと感じた。
「里山保全とかSDG'sとか大上段に構えがちだけども、原木しい茸を食べておいしいよね、この日常を続けたいし守りたいよねって、そういう考え方でいいんだよって、ここに来て私が感じたのを、知って欲しかったんだよね」
梓さんのラジオの中での言葉。ホームページをリニューアルする中や、里山の人のインタビューを一緒に進める中で、そう感じてくれていたんだと思うと、嬉しかったし、胸が熱くなった。この日常が続いて行って、それが自然とともに生きていけるっていう日本の里山文化だっていう事を世界に発信できる日が来るといいなと思う。

収録中の様子

収録中だったと思うが、ふみこさんが
「悩むこともあるけど、できることをちゃんちゃんやっていけばいいじゃんってここにきて思った」
と言われたのが、印象的だった。マモちゃん、リンママ、沙織さんの日々の仕事を紡いでいくその強さを改めて感じた。ふみこさんはその強さを『嫋やか(たおやか)』という言葉で表現されていた。。僕もそんな強さをいつか持ちたい。

最後になりましたが、こうして関わっていただける梓さん、いつも本当にありがとうございます!これからも猪名川町を北摂の里山を一緒に盛り上げて行きましょう!引き続き力を貸していただけると嬉しいです!
ふみこさん、ご多忙の中遠くまでお越しいただきありがとうございました!関西にお越しの際にはいつでもお立ち寄りくださいね。

リンママとのショット
沙織さんとのショット
まもちゃんとのショット

山本梓さんのブログ

山本ふみこさんのブログ


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