世界へボカン

会社を知る①:世界へボカン「日本の魅力を世界へ伝える」

こんにちは、里穂rihoです。

現在大学生なのですが、

世の中の経営者さんとお話ししたい。

もっと、社会で何が起きているか、知りたい。

という想いの元、シリーズを始めました。


会社を知る シリーズ


今回は、越境ECの世界へボカン株式会社(以下ボカン)の代表、
徳田祐希さんにお話を伺いました。

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0.こんな人に読んでほしい!

・地方の活性化をしたい!
・海外マーケティングって?
・日本の商品の良さを世界へ伝えたい、日本をもっと元気にしていきたい!

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今回取材させていただいた代表の徳田さんとは、
第4回マーケティングトレース会でお話しし、仲良くなりました。

「海外マーケをメインにしている会社を経営しています」と
徳田さんの自己紹介を伺った際に

海外のマーケティングって
どうやってするの、、、?!

と衝撃を受けたものです。

そこで、一度本社(@大塚駅)へ遊びに行き、
世界へボカン社についてお話を聞かせていただきました!(ありがとうございます!)

リンク▷ 世界へボカンhttps://recruit.s-bokan.com/company/


1.越境ECというジャンルをしる。

世界へボカンは「日本の魅力を世界に伝える!」というミッションのもと、海外向けウェブマーケティングサービスを専門とする会社です。

クライアントさんは、主に地方の生産者。

国内の需要の変動で廃業をせざる得ない状態になっている生産者や、彼らの商材を扱う事業者さんは、海外に視野を広げて商品の販売をしようとしてます。

このように、日本→海外、または海外→日本に商品を販売するECサイトの事を越境ECと言います。

今回ご紹介させて頂く世界ヘボカン社は、日本の商品を海外に販売するのに特化した越境ECのWEBマーケティングを専門とする企業です。


2.具体的になにやってるの?

日本から海外へ商品を届けるために
どんなことをしているのでしょうか。

一言でいえば、商品や企業の魅力が伝わる越境ECサイトの構築、コンサルティング、SEO、広告運用、アクセス解析、ユーザーが購入後のカスタマーサポートまでを一貫して行っています。


代表の徳田さんは、10年以上にわたり越境ECの海外WEBマーケティングプロジェクトに携わってきました。SEOだけしかソリューションのなかった時代もあり、お客様の課題を解決するのに最適なソリューションを提供できない歯痒い思いをしたことが何度もあったそうです。
そういった過去の苦い経験が、”越境ECのWEBマーケティングをワンストップで実施”する事のきっかけになったという事でした。

主な実績

実際どんな会社さんが
日本から海外へ商品を届けているのでしょうか。

・アフリカで中古車がバカ売れで年商14.7倍?

アフリカ向け中古車輸出企業の売上を30億円から500億円に導く等、中古車輸出、製造業、不動産関連のプロジェクトで数多くの実績を残しています。

・『Japanese used cars(日本製中古車)』3070万件中・・・・3位!!
英語SEOでは120社以上、約1000キーワードで上位表示を達成している。例えば『Japanese used cars(日本製中古車)』というキーワードの検索ヒット数、3070万件の中で圏外だった中古車販売業者を、8カ月で3位以内にまで引き上げたこともあります。

・半年間で会員登録数が8倍!

海外の外国人向けに日本製品の購入代行サービスをしている会社には、英語のリスティング広告対策を施し、半年間で会員登録数が8倍に伸びました。


英語圏越境ECのWEBマーケティングができる事と成果を出せる事は大きく異なります

その点では、ボカン社は幅広くサポートしているにもかかわらず、
圧倒的に成果を出していました。


3. そんな”世界へボカン”について、聞かせてください!!!


なんだかすごい実績をもつ、海外向けECサイトマーケの世界へボカン社。

今回、3つの疑問を代表の徳田さんへぶつけてみました!

Q1.「WEBマーケの会社さん?
ふつうのマーケティングの会社さんとどう違いますか?


A1.「英語圏向け越境ECに特化しています。

現在、ボカン社は海外(英語圏)向け越境ECのマーケティングに特化しています。

日本語と英語のマーケティングをやっている企業はあるのですが、英語圏の越境ECのマーケティングしかやらない会社は日本広しといえど弊社しかないと思います。

英語圏越境ECのWEBマーケティングができる事と成果を出せる事は大きく異なります。私たちはあえて選択と集中で、この分野に特化する事でより専門性を高めてきました。

日本には優れたプロダクトやサービスがあるのに、その魅力を伝える術が無いせいで衰退してしまっている企業や産業がたくさんあります。

そういった企業を支援し、日本をより元気にしていくために英語圏に特化したWEBマーケティング事業を展開しています。


Q2. 「サイトのこだわり
手がけたクライアントさんのサイトのこだわりはどこですか?

A2.「プロダクトの価値や魅力を海外のユーザに伝えることです。

多くの企業は自社ECで商品が売れないと4P(Product、Price、Place、Promotion)のうち、Price(価格)の調整やPromotion(プロモーション)の強化を行おうとします。

しかし、価値が伝わっていなければいくらプロモーションを強化したり、価格を下げても価値は伝わりません。

そこで私たちはProduct(製品)の価値を引き出し、海外のユーザに伝える事を最も大切にしています。

ただ見ただけでは伝わりにくいプロダクトの魅力や価値を様々な視点で見つめ直し、どのように海外のユーザと接点を持ち、訴求すれば彼らの心が揺さぶられるか戦略を立て、ストーリーを作っています。

これまで包丁、浴衣、中古車、下着、アパレル、医療機器、武道具、食品、酒、茶器、指輪、茶葉、アート等様々なジャンルの越境ECに取り組み、成果を伸ばし続けていますが、この本質的な部分が変わらないと考えています。

☆気になる!

その価値の魅力を引き出す具体的に行った施策を
教えていただきました!

例1)世界中の抹茶愛好家が好む高級茶葉、茶器を独自のルートで取り揃えるSazen tea

Sazen teaさんのサイトはこんな感じ!

はじめて抹茶をたのしむ新規向けに、料理例だけでなく、
ちゃわんの紹介や各お茶の香りや味のガイドを載せています。

これによって、お茶を飲んだことがない海外の方でも選びやすいサイトになっています。

例2)剣道の用品

つくりかたや、どこにこだわっていてなにが良いのかを丁寧に伝えています。

以上2例のように実際の記事はこんな感じで、イラストつきで日本製品の使い方を説明しています。

実際、製品を並べられただけでは何がいいか?どう使うか?がわからないことが、海外の方からの懸念として挙げられています。

そのため、サイトを見て、製品自体の良さだけでなく、選びやすさや使いやすさが伝わるように工夫する技術が必要なのだなぁと思いました。。


Q3.「英語ネイティブのスタッフ
なぜネイティブの方が越境ECのWEBマーケティングには必要なんですか?

A3.「日本と海外では、商習慣や文化が大きく異なるためです。」

これらが異なる海外のユーザーの心を揺さぶるコピーを作るにはネイティブの力が必要だからです。
勿論、コピーを書くだけでなく、その前段階の海外のユーザーニーズ調査もう全てネイティブメンバーが実施しています。

アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アジア、各地域のメンバーが現地のユーザの悩みや願望を調査した上で翻訳ではなく、全てゼロからライティングをしています。
プロダクトの特性とマッチさせたコピーを作る事で海外のユーザーの心を揺さぶり、購入に導く事ができています。

☆気になる!

英語ネイティブのスタッフさんと日本の方の
組織内の仕事分担はこんなかんじ。


ネイティブの方に「どうやって海外で伝えていくのか?」を担ってもらい、クライアントとプロジェクトをマネジメントをするのが、日本人という構成です。

☆まだ気になる!
翻訳すれば、文章として伝わるものは出来るのでは?という質問をぶつけてみました。

多くEC事業者さまは、日本語のECサイトを翻訳さえすれば、海外で売れるサイトになると考えています。しかし、ただ日本語ECサイトの翻訳をしただけでは、売れる越境ECサイトになりません。

翻訳するだけでは、”日本製品が売れる”サイトにはならないんだそう、、

その要因を2つ、教えていただきました。

”日本製品が売れる”サイトにする2つのポイント

1.英語化(翻訳)の質
2.ターゲットへの間違ったアプローチ

1.英語化(翻訳)の質
翻訳と一言で言っても自動翻訳から専門家によるライティングまで様々ですが、不自然な英語ではユーザーの心を動かせません。
参考:【海外サイト担当者必見】英語コンテンツライティング、翻訳時の6つの選択肢

2.ターゲットへの間違ったアプローチ
伝える相手が異なれば、伝える事も変わってきます。日本人ではなく海外の方の悩みや願望に対し、自社で取り扱う商品がどのように機能するのかを伝える必要があります。

以上を意識してサイトをコンサルティングしなければ、成果のでるサイトにはならないそうです。

たしかに、海外の方がどこにささるかというところを明確に抑えるには、コンテンツを翻訳するだけじゃだめですね…!


4. 感想

・代表 徳田さんについて

今回、世界へボカンさんの徳田さんが強くおっしゃっていたのは、

「小さい工夫を積み上げて、0.1%でも売上をあげてあげたい」ということ。

クライアントさん&クライアントのプロダクトの事をきちんと理解し、その魅力を伝える事ができるよう、とことんデータとクライアントと向き合う。

クライアントさんに貢献するための地道な作業の積み重ねこそ大切にされているのだなぁと強く感じました。

実際クライアントとお会いするために、それこそ東京だけでなく、新潟、京都、大阪、名古屋、福岡等、日本全国を飛び回り、定期的にお話ししに伺っているそうです。

・総括

総じて世界へボカンさんを一言で表すと、

「国境を超える一本の槍」。

そこには、
徳田さんと従業員さん全員から感じる、徹底的な、それこそ職人のようなクライアントさんの売り上げを伸ばすという気概を感じました。

そして最後に一言、徳田さんからのメッセージをお伝えします。

・世界へボカンの今後の動き

長期的なビジョンとして、「クライアントの思いを海外WEBマーケティングで実現できる最高のチームを作り、一社でも多くの海外進出を成功させる」というものがあります。
また、長期的な視点だけでなく短期的、中期的視点で以下の3つのビジョンを常に社内で共有しています。

1.ソリューションのバリエーションを増やしていく
2.ソリューションを提供する熱いメンバーの層を厚くしていく
3.ソリューションの質を上げていく

こういったビジョンに対して「本気でやろうとしているんだな」と思ってくれたり、「価値があるな」と感じてくれたりする人材に来てもらえれば、一緒に素晴らしい仕事ができるのではないでしょうか。

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お読みいただき、ありがとうございました。

追伸
代表の徳田さんと、わたしと同い年くらいのハイスペック社員・會澤さん。
ん~かっこいい…。。

今回はここで。
是非みなさん世界へボカンと徳田祐希さん(@yukimeru0305)で検索してみてくださいな。

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里穂riho
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