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#002 ムサビ通信出願 #003シラバスから履修科目を決定

このnoteは、ムサビ通信及び美大の通信過程への挑戦を悩まれている方に、それまでの過程をお伝えするマガジンです。

1. 出願

武蔵野美術大学  通信教育過程 デザイン情報学科 デザインシステムコースの3年次編入の出願を行いました。
志願書、卒業・成績証明書、住民票、誓約書を指定の封筒で郵送します。

事前に学費の納入も行い、あとは結果を待つのみです。

2. 志願理由

出願書類のなかで、基本情報の他に志願理由を書きました。
どのような理由でも審査に大きな影響はないと思うのですが、自分がなぜ編入したいと思ったのかを言葉にまとめる機会なので、みなさんも是非自分に向き合って、今の自分の言葉で書いて見るのが良いと思います。

■志望理由を具体的に記載してください。
貴校では、人が制約を受ける『時間』と『脳の処理及び容量』を拡張する情報ツールと表現手法を研究し、それを材料に、今までできなかったコミュニケーションの形を追求します。このテーマを選んだ理由は2つです。1つは、人間が認知できない領域に対して、デザインが手掛けられることがまだ多くあると考えているためです。色や形、コンセプト、五感などデザイン領域が追求してきた表現手法によって、目に見えない情報という素材を最大限に生かすことができると考えています。2つめは、コミュニケーションをする際の新たな表現ツール提供したいと考えているためです。「思い出せることしか表現できない」「自分の把握できる範囲でしか表現できない」という人間の能力上の制約がコミュニケーションにおける表現を限定してしまっていることに課題を感じています。情報は、空間・時間および人間の認知を超えることが可能です。人間が情報を携えて新たな生活様式を創っていくことができるような研究を進めていきます。


志望理由を書いたついでに、卒業までの理想状態を定義しておきます。

<編入前〜5月>
・色彩・形態・光などについて基礎知識が身についており、デザイン活動への基礎力になっている
・形の成り立ち・量感・動き・質感・空間などを把握し、表現できる(デッサン、製図ができることを含む)

<前期:5月〜8月>
・モノ・コトの伝えるべき本質を捉え、要素を展開する練習を行っている
・データを用いた造形のレパートリーを多く作る

<後期:10月〜1月>
・『時間』『脳の記憶・処理』を補完する情報設計とその表現方法について仮説を述べられる
・コミュニケーションのためのシステムを作ることに再現性がある、実践できている

<冬休み〜卒業研究前(3月)>
・卒業制作のための素材作り

<卒業研究(1年)>
・モノ・コトの伝えるべき本質を捉え、どんなコンセプトでも自らの「データを用いたコミュニケーション」という軸で造形できる

ざっくり書きましたが、入学後の研究の理想に関しては、また005とかで書き記そうかと思います。

3.入学までの準備(シラバス編)

入学までの2.5ヶ月間に、自主学習を進めようと思います。あてもなく勉強するのは非効率的なので、履修予定の科目を学習指針の参考にしながら、事前に学習していきます。


■ 2020年度シラバス(2021年の3年次編入も同じと思われる)
https://cc.musabi.ac.jp/campus/web-syllabus2_3


ムサビ通信では、「造形文化科目」「造形総合科目」「造形専門科目」の3つの科目群から履修登録していきます。

・造形文化科目
一般教養に近い科目群です。
これから社会にデザインを出していく際に、自分の中に一つの答えを出しておきたい科目を選択しました。

以下の科目を履修予定です。

<デザイン基礎>
・カメラリテラシー
・色彩学
・デザインマネージメント

<社会系>(余裕があれば)
・経済学
・社会学
・著作権法
・デザイン史
・情報職業論

<美術系>(余裕があれば)
美術の歴史と観賞、日本美術史、東洋美術史、西洋美術史I・Ⅱ

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・造形総合科目
実習がメインの科目群です。
手を動かすことを重視して、ポートフォリオを作成していこうと思います。

以下の科目を履修予定です。
・造形基礎Ⅲ、Ⅳ
・デッサン研究
・デザインⅠ
・パッケージデザイン
・図法製図Ⅰ
・コンピューター基礎I・Ⅱ
・デジタルファブリケーション実習
・グラフィックデザイン基礎I・Ⅱ
・情報システム基礎I・Ⅱ

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・造形専門科目
卒業研究にむけた授業です。
こちらは全て必修科目となっています。

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この中から、以下の科目について自己学習をしようかと思います。

それについては、次回。

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