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<就活生必見>ビジネススクールで学んだやり方でグループディスカッションをしたら

グループディスカッションで悩む就活生、社会人の方向けにこれだけ意識すれば良いという3つのポイントを書きました。私も就職活動を行った際に意識していた事+社会人になってビジネススクールで学んだ内容を書いております。余談ですが就活の際、そのポイントを抑えた後は、1度もグループディスカッションで落ちることはなかったので満足いただける内容になっているかと思います。早速、内容に入りたいと思います。

<ディスカッションで意識する3つのポイント>

⒈題目が出たらゴールを設定して定義づけ

⒉ゴールまでの時間配分を逆算して決める

⒊全員で意見を出し合うようにする

この3つを意識すれば、グループディスカッションは通過します。現在、大手企業からベンチャーまで様々な方ともディスカッションをする機会がございますが、意識されていない方が多いです。逆に言うと学生に求められているスキルにも関わらず、ビジネスマンの方も出来ていません。そのスキルが身につけばディスカッションの場でのアウトプットの質が見違える程、高くなります!それでは、内容について順番に解説していきます。

⒈題目が出たらゴールを設定して定義づけ

まずはお題を詳しく定義づけた上でどんな結論の出し方をすれば良いかアウトプットの形を共有しましょう。また前提条件も確認しましょう。

例)「良い営業マンとはどんな人か?」というお題が出された場合、どのレベルでアイデア出しをするか決めましょう。
普通は「良い営業は△△という行動をする」の△△を考えてしまいがちですが、そうではなく、「良い営業は○○で、△△という行動をする」というゴールを初めに設定します。
○○はお題の定義です。
具体的に言うと、○○に当てはまるのが「売上が高い人」「顧客満足度が高い人」「それとも両方」なのかを最初にグループの皆に確認します。定義付けが完了したら前提条件の確認です。また、営業といってもどういったビジネスモデルの会社なのか等、前提条件の認識を合わせて具体的なゴールに向かいましょう。認識合わせができた後の時間では、△△に当てはまる内容を全員で考えれば良いのです。なお、最初に思いつかない場合はブレストから入る形でも問題ございません。その際は、以下の画像のように大枠から詳細までを考えて出揃った意見がどこに位置するのかを書き出してみてください。可視化した後にどの項目での回答を準備するか決めましょう。

画像1

前述したように抽象的な内容の回答を出すケースではなく、X社で○○を導入する場合A~Eどれが良いかといった選択式だった場合、どの項目を重視すべきかを定義付けましょう。

参考までに取り組みを考える際に評価すべき項目例を記載します。

<取り組みを考えるマトリクス> 

コスト/スピード/効果/実現可能性/リスク

この場合な、前提として「X社の経営方針は市場No.1を目指しているため、スピード感が一番重要視されることとします」等の共通認識を作ると良いです。一言でいうとお題に対して具体的に何の答えを出せば良いかを明確化させることが重要です。


⒉ゴールまでの時間配分を逆算して決める

私はグループディスカッションの時には進んでタイムキーパーを名乗り出るようにしていました。タイムキーパーとは、単に時間を図るのではなく、ゴールまでの道のりを全て逆算して発表までの時間の使い方を組み、グループに共有をして進め方を決める役割になります。(企業から指定があった場合は指示に従う)

例)制限時間が20分だとしたら下記のように時間を組んでグループ全体に時間配分を共有します。
ブレスト:5分
議論:10分(10分以内にグループの意見を確定)
発表準備:5分

また、ゴールに向けて逆算して計画を立てていくことは仕事を進める上で重要なスキルです。最初にこのスケジュールで発表内容を決めましょうとグループメンバーに共有してみてください。

⒊全員で意見を出し合うようにする

ディスカッションの際には、積極的に他の人にも話を振ることも大切です。例えば、自分が発言したら最後に、発言が少ない人に対して「○○さんはどう思いますか?」と一言添えるなどです。その一言でグループ全体の意見を出すとことができますし、ファシリテーション能力が発揮できます。

就職活動のグループディスかションは、全員で話し合って、全員で結論を出すものです。
自分ばかりが意見を述べるのではなく、ディスカッションを活発化させられるようバランスよく行動することが大切です。


まとめ

前述した3つのポイントは全て重要ではあるものの、特に最初に紹介したお題の内容を具体化させることは大切です。ゴールがブレないように具体化させることをイシューを明確化させると言います。様々な書籍でも出ていますし、過去に私がGLOBISのクリティカルシンキングやアクセンチュアの研修に参加した際も言われました。

私も就職活動を始め、仕事や日常生活で論点がずれることで議論が噛み合わなくなる経験を何度もしています。そのせいで学生時代は当初行きたかった企業の面接にすら行けず落選して悔しい思いもしました。

少しでも私が過去に感じていた悩みと共通の悩みをお持ちの方の解決になると幸いです。

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