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ラグビーワールドカップのマスコットのみなさん

ラグビーワールドカップ(RWC)2023フランス大会は来年!
RWC2019ではみなさんご存じの #レンジー が盛り上げに大きな大きな役割を果たしてくれましたよね!
そしてレンジーは大会後も大活躍中!
👇2020年10月の「いわて・かまいしラグビーメモリアルイベント」にて。


RWCのマスコットの先輩たちは?

さてさて、第1回のラグビーワールドカップが開催されたのは1987年。
ニュージーランドとオーストラリアの共同開催でした。
RWC2023フランス大会は第10回となります。
🐯が歴代のRWCのマスコットを調べてみましたがお!

RWC1987 / Mr. Drop🏉

"ラグビーワールドカップ1987"というよりも、”第1回ラグビーワールドカップ”という呼び方が🐯にはしっくりきますがお。
ニュージーランドオーストラリアで開催されました。

マスコットは"Mr. Drop"(ミスター ドロップ)
ラグビーボールそのまんまですね。右手に抱えているのは🌏地球?ですかねがお。
Mr. Dropは色からすると革製のボールのようですが、RWC1987では、このころ出始めていたラバー製のラグビーボール(あの白いMitreのボールです!)が全面的に使用されていました。

ん?ボールの端っこに白い線が….🏈んんんっ!?あ、アメリカン....?
こ、これは…….  #ラグビーボール問題  ????
キヅカナカッタコトニシヨウ…..。あれは鉢巻きですね、鉢巻き。

さ、さて、この記事はイギリスのTelegraph紙の記事です。
2015年の10月、RWC2015開催中に書かれた記事ですね。
サブスクで有料の記事になっているのですが、どうしても読んでみたいのでオカネはらって読んでみましたがお🔥

The mysterious story of ‘Mr. Drop’, the 1987 Rugby World Cup Mascot
(ラグビーワールドカップ1987のマスコット”ミスタードロップ”のミステリアスなストーリー)

We look at the dark mystery of where Mr. Drop, the 1987 World Cup mascot, is now
(RWC1987のマスコット、ミスタードロップの暗い謎。今どこに?)

The Telegraph

な、なんだ?なにかコワイ話なんでしょうかがお。

この記事によると、RWC1987が終了すると同時に表舞台から去ったMr. Dropのその後を追ってみたが、行方はようとして知れない、とのこと。

そもそも、この時代、”ラグビーワールドカップ”というイベントは、IRFB(国際ラグビーフットボール評議会/International Rugby Football Board/現在のWorld Rugbyの前身)の北半球の保守派の各協会からは冷淡な目で見られていました。
曰く、
ラグビーは対抗戦だ。2つのチーム同士でどちらが強いかを決めるのだ。それが「テストマッチ」。みなで集まって1位を決める大会を開くだと?それはラグビーの精神とは相いれないものだ。ウォッホン!」
「ラグビーワールドカップの開催はプロ化を推し進めるものじゃ!アマチュアリズムが大切なのじゃ!じゃじゃじゃじゃじゃじゃっ!あ、まちがえた、あまちゃんはじぇじぇじぇ! AMACHAN is \( ‘ jjjj ’ )/ ドコカニイッテハヲミガク!

このように北半球の各協会はワールドカップの開催には反対でした。第1回のワールドカップは、IRFB主催ではなく、ニュージーランドとオーストラリア協会が主催して開催されたのです。(第2回のRWC1991からはIRFBが主催)

実際、RWC1987開催前。PRのためにイングランドラグビーの聖地・トゥイッケナムにMr. Dropが登場する予定でしたが、RFU(イングランドラグビー協会)のお偉いさんはこう言ったそうです。

ふむ。ラグビーワールドカップのマスコットとやらを(聖地である)トゥイッケナムに登場させたいだと?
そんな要求を受け入れたら、やつらは調子に乗る。聖地トゥイッケナムの芝に入らせるわけにはいかない!そんなもん(it=Mr.Dropとやら)はスタジアムの駐車場でなら登場させてやってもいいぞとでもいっておけ。”

Mr. Dropはそんな塩対応には屈しませんでした。そんな扱いをされるのならと断固拒否して、トゥイッケナムにはいきませんでした。

第1回ラグビーワールドカップは大成功を収めました。この大会がなければ、いまの世界のユニオンラグビーはありません。たのしいたのしいラグビーワールドカップ。
この第1回ラグビーワールドカップがなければ、2019年にぼくらが体感した興奮も感動もなかったかもしれません。
Mr. Dropはラグビーマスコット界の偉大なるレジェンドですがお。

いまはどこに?
ニュージーランドの優勝を見届けて天に昇ったんだ、という人もいれば、怒りを買ったMr. Dropは守旧派によって解体され、スコットランドのマレーフィールドの奥深くに打ち捨てられている、という噂もあります。
この記事では、”この記事を書くためにgoogleで検索したが、検索結果はほとんどない。何者かの隠ぺい工作がはたらいているのかもしれない”、と記者さんが記しています。(ま、そんなことはないでしょうけどね。1987年ってまだインターネットが一般的になる前ですので)

Mr. Drop 先輩!あなたは偉大ですがお!

RWC1995 / Ruggles The Giraffe🦒

This is Ruggles the Giraffe, the 1995 Rugby World Cup mascot 🏆 Who is your favourite sporting mascot? #GiraffeDay...

Posted by World Rugby Museum on Friday, June 21, 2019

第2回のRWCは1991年、イングランドで開催されましたが、🐯しらべではマスコットはいなかったようですがお。
その4年後。1995年。南アフリカ共和国で第3回目となるRWCが開催されました。
クリント・イーストウッド監督の"Invictus"でも描かれていますよね。

マスコットは、"Ruggles The Giraffe"(ラグルス ザ ジラフ)
🦒キリンさんですねがお。

ただ、これまたgoogleで調べても情報がほとんどないのですがお。
現地(南アフリカ)にいってみようかなあ(笑)

RWC1999 / Dewi The Dragon🐉

RWC1999はウェールズで開催されました!
マスコットは "Dewi The Dragon"(デヴィ ザ ドラゴン)
ウェールズの国旗に描かれている、まさにウェールズを象徴するマスコットですねがお。
このマスコットは、RWCのマスコットとして登場したのか、RWC1999以前からいたのかは🐯は調べきれませんでしたがお。
今は(もしかしてRWC1999の前から)、London Welsh RFCのマスコットなんですがお。

ちょっとこわい・・・(笑)

RWC2015 / Shaun The Sheep🐑

RWC2015はイングランドで開催!
この大会では、あの世界的ビッグネーム!Shaun The Sheep(ひつじのショーン)がRWCの仲間に加わりました!

ショーンはRWCのために生まれたマスコットではなく、もともと名声を得ていたビッグネームですので、flock(仲間)に加わった、という表現になっているようですがお。
でも、おんなじですよね!ショーンもRWCのマスコットですがお!

(*) flockは、羊などの群れをあらわす言葉。Sunwolvesファンだとよく知っている a pack of wolves のpackとおんなじですねがお。

RWC2019 / RenG⚪️🔴

🐯の調べた限り、聞いた話では、RWC2003、RWC2007、RWC2011ではマスコットはいませんでした。
RWC2019ではぼくらが愛してやまない⚪️🔴 #RenG #レンジー が公式マスコットに!
いまも🌸日本ラグビーフットボール協会のマスコットとして活躍を続けています!

RWC2023フランス大会ではマスコットは現れるのかなあ・・・・。
👇なかぴー🐯が勝手につくった #tricoloRenG #トリコローレンジーですがお。

どんとはれ。
C’est la vie!