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2019年 21冊目『医者の本音』

30年来お付き合いのあるマルカイコーポレーションの松会長が同社の「順造選便り」で推薦されていたので手に取りました。
松会長はモノの目利きで、数々のヒット商品を創られた方です。

とっても面白い本でした。
お薦めです。

・風邪は「喉と鼻の病気でウイルスが炎症を起こしている」
→抗生物質は細菌に対抗する薬なので、ウイルスには効かない
→顧客満足のために出している

・はじめて医者にかかる時は7つをメモ

✅どんな症状か
✅いつから
✅傾向 よくなってきた、悪くなってきた、同じくらい
✅一番つらかったのはいつごろか
✅どんな時にその症状は悪くなる
✅一番困っていることは
✅医者に聞きたいこと

・名医の条件4つ

〇支援的な環境
〇悪い知らせの伝え方
〇付加的な情報
〇安心感と情緒的サポート

・名医本は、あてになりにくい
→広告(金を出せば載れることもある)
→同じ病気で複数の医者にかかる人はいない

・医者にとって困る患者
〇治療に関係ない話が長い
〇医者の個人情報を尋ねる
〇平日に来てくれない

・医者がかかりたくない医者の4条件
✅話を聞かない、話を遮る医者
✅白衣がよれよれ
✅スタッフに高圧的な態度
✅わからないと言えない

・たくさんの薬を出したらもうかるの?
→ほとんど収入は変わらない

・がん告知時にする3つの質問
〇そのがんの治療になれているのか(1年で何人くらい担当?)
年間20人以上が一つの目安
〇検査や治療の予定
〇自分や家族にできること

・がんの民間治療は、医者と共有すると良い

・医者の紹介状は、この先生を紹介して欲しいと言えば書いてもらえる

・海外では年間500万円以上かかっての単なる延命はしないことが多い

・安楽死が認められる4条件
〇耐え難い激痛
〇死期が迫っている
〇様々な方法を尽くした
〇患者の明確な意思表示

・医者は2.5人称の立場で患者の死を考えている

・今をどう生きるかが重要

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