見出し画像

英会話をしているのですが、そこで講師のPさんとWill Power(意思の力と訳せばよいのでしょうか)の話になりました。

日本ではWill PowerというとMotivationの話になる事が多い気がする。やる気があれば何でもできるという話をする人が多い。

ただ、本当?のWill PowerはSelf Controlなんだよね。というのがPさんの意見。

自分で自分をコントロールできる事が意思の力なんだよね。それも単に頑張るって話ではなく、きちんと理論を学んで。

例えば、Pさんはミルクを入れたコーヒーが大好きで一日に5杯以上飲んでいた。ちなみに彼はブラックコーヒーは飲めない。

しかし、少し飲み過ぎで胃が辛くなった。そこでミルクをたくさん入れてやはり5杯以上飲み続けていた。しかし、また胃が痛い。これはコーヒーを止めないと拙い。

そこで自分の習慣を振り返った。彼は朝起きると寝ぼけたまま冷蔵庫を開けて、そこからミルクを取り出し、それをスチームする。並行してコーヒーを入れるために湯を沸かす。そして、顔を洗い、沸いたお湯でコーヒーを入れる。

そこでミルクを常温でもOKなものにして、別の戸棚に入れて、冷蔵庫からミルクを無くした。そしてその場所には水を置いておいた。

すると翌朝から寝ぼけた彼は、ミルクではなくお水をスチームし、それを白湯のように飲むことで満足しているようになった。

月に1回だけ、今でも飲んでいるそうなのですが、毎日の5杯のコーヒーを飲む習慣は無くなった。

Will Powerは、頑張るではなく、自分をコントロールする方法を科学的に学べば良いんだよね。

確かに彼がコーヒーを止めた方法は「習慣の力」に書いている方法。きっかけ(キュー)→習慣→報酬。

冷蔵庫を開けるというキューは同じだけれど、そこに牛乳が無いので習慣が変わったという事ですね。

アントニオ猪木さんの影響か、確かに元気(ある意味モチベーション)があれば何でもできるって思っているかも。良い学びになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?