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2020年 78冊目『コロナ後に生き残る会社 食える会社 稼げる働き方』

ラッキーな事に遠藤功さんとお会いする機会があり、新著を手に取りました。



200Pほどの本を2週間ほどで書き上げたそうです。

ご自身、生産性が高いと思っていたけれど、オンライン中心の仕事をしてみて、まだまだ甘かったとあとがきにあります。
凄い人は年齢関係ないですね。

12月に中尾塾の講師で来ていただくことが決まりました。
とても楽しみです。
一気に読めてためになる本です。

移動蒸発→需要蒸発→雇用蒸発+けん引者がいない
というのがコロナショックのインパクトだとあります。

結果、コロナ前と比較して30%→50%そしてその先も70%と置くのが妥当な予測だとあります。

ただし、平成の失われた30年から、力強い再生へシフトする千載一遇のチャンスでもあると言います。

それだけの回復力、潜在力は日本にあると言います。

今後はプロだけが生き残る時代になり、レスの時代の幕開けになるとあります。

レスとは、ペーパー、ハンコ、通勤、出張、残業、対面そして転勤が無くなるとあります。

無駄が無くなり生産性が高まりそうです。

生き残るのはどうしたら良いか?
①サバイバル:人員の適正化、コストの変動費化、目先のビジネスで稼ぐ
②生産性:オンライン・リモートをデフォルト、業務の棚卸、スマートワーク(生産性と幸せの両立)
③成長:新事業を社長直轄、新事業を若手リーダに抜擢、MAで時間を買う
④人材:両利き(既存と新規)の人事制度、ミッション+結果、現場力(ナレッジワーカ)

生き残る仕事
・スター(プロ):代替できないし、付加価値高い
・サバイバー(プロ):代替できるが、付加価値高い
・コモディティ(アマ):代替できないが、付加価値が低い
・ユースレス(アマ):代替ができて、付加価値も低い

プロになるためのパラダイムシフト
①社内価値ではなく市場価値
②プロセスではなく結果
③相対ではなく絶対
④他律ではなく自律

プロになるために
①会社ではなく機会で判断
②何のプロになるのか軸を決める
③よき「お手本」を知る
④可能性に蓋をしない
⑤他流試合で力をつける
⑥グルーバル人材を志向する
⑦信用という価値を大事にする
⑧EQを磨く

リモートワークが可能な4つの条件(フェイスブック)
①経験豊富な人、優れた技術を持っている人
②直近のパフォーマンスが優れている人
③在宅勤務をサポートしてくれる人がいるチームの一員
④上司の承認

評価される人材
①自己管理できる
②指示待ちではない
③自己研鑽を続けられる
④会社にしがみつかない

すべて日本が持っていた悪弊を一掃するチャンス

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