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マッサージ機販売に学ぶ 残念なセールストーク

先日、スーパー銭湯に行った時の話です。

お風呂から出たら、マッサージ機体験っていうのをやってたんです。

ちょうど時間があったので、体験してみたら、結構気持ちいいんです。

店員 「こちらベッドタイプのマッサージ機になってます」

中尾 「面白いですね」
   「おお!気持ちいいじゃないですか♪」

店員 「良かったです」「ここはよく来られるんですか?」

中尾 「この銭湯は初めてです。」

店員 「そうなんですね、ではマッサージとか整体は行かれますか?」

中尾 「整体はよく行きますね」

店員 「そうなんですね、月にどれくらい行かれますか?」

中尾 「最低でも、2回は行きます。ひじが悪くて。なかなか治らないんですよね」

店員 「そんなに行かれるんですか!?それだったら、このマッサージ機買ってもらえば、ずっと使えるし、マッサージ行かなくて済みますよ」

中尾 「でも、これってひじには効かないですよね?」

店員 「ひじには効かないですけど、月2回マッサージ行くなら、これでマッサージいらずですよ。奥さんもマッサージ行かれるなら、家族でお得ですよ

中尾 「いや、多分これ買ってもマッサージ行くと思いますよ」

店員 「今ならキャンペーン中で30万円も安くなるんですよ」「分割手数料もこちらでもつので、月々何と○○円で!

中尾 「いや、だから値段の問題じゃないんだって

こんな感じで、買わなかったのですが、セールストークをお仕事でお伝えしてる身としては、どうやったら買う可能性が上がったかな?と考えてみました。

まずは、

買わなかった理由の分析。


今回買わなかった1番の理由は、私が十分な価値を感じる前に値段の話をされた事。

確かに、気持ち良かったですが、マッサージに行って手でしてもらうのとは別の気持ちよさで、やっぱり手のマッサージの方が気持ちいいんですよ。

だから、ここでこのマッサージ機なら手のマッサージいらない!って思えば話は変わって来たと思うけど、そこは機械の問題なので、それは出来ない。

では、

どう言えば良かったか?


1つの案ですけど、

「奥さんが健康でいられますよ。」
とか、
「奥さんが喜びますよ。」

って言われると、
買う確率が上がったかな。

って思います。

価値の比較対象をマッサージ機の気持ちよさと手もみのマッサージの気持ちよさで比較したので、それは手もみの方が良い私としては価値が劣るものになったんですね。
それを、妻の健康とか、妻の喜びを比較対象にすると、価値が上がりますよね。(個人差はありますが)

大事なのは、
相手がどこに価値を感じるか?

という所で、値段の話をする前に、価値を十分に感じてもらう必要があるという事

そのために、価値の引き出しをいくつか持っておく必要があるという事ですね。

売れない人ほど安さを強調します。


まずは、自分が売っている商品、サービスの価値をもっと知れたら良いですね。


私は、関わった人、会社の稼ぐ力を倍増させ、幸福度、収入共に世界ナンバーワンの街を作ります。

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