【独学主婦の感想】フランス語。発音の学習は動画が一番いい。

フランス語の学習を初めて数週間ほどですが、テキストの最初の方で発音のルールのページがありました。アルファベはまだＣＤで真似できる範囲だったけれど（いや、Ｒは？？だけど）、綴り字記号のある母音、複母音、鼻母音、子音が2つ繋がっているものなんかは、ＣＤを聞いても、口の動きがさっぱり不明だし、理解できないものが多すぎて・・・。これとこれは一体なにがどう違うのか？？とか、どっから音出したらこうなるの？？って感じで、ＣＤをいくら聞いても頭の中は『？？？？？？？』

まぁまぁ、ページが進んで文法を勉強するようになって、単語や文章が出てくるようになったら、その都度なんとな～く読み方を覚えれば良いかなと軽く考えていたのですが・・・

以前、大手子ども英会話教室で英会話と文法の講師をしていたことがあり、小さい子どもたちの会話のクラスでは必ずフォニックス(phonics)を教えていました。フォニックスとはそれぞれのアルファベットが持つ『音』ですね。一つ一つのアルファベットに発音のルールがあるように、特定の2つ以上のアルファベットの組み合わせにも発音のルールがあったりします。普段のレッスンでもフォニックスをやっていましたが、夏期講習や冬期講習を受講してくれた子どもたちにフォニックス集中講座を教えていました。英語の音の勉強をしっかりした子どもは、初めて出会う単語も綴りから発音できてしまうようになっていて、本当に驚くほど読めるし発音も上手になりました！

私が英語学習を始めた頃はフォニックスの概念なんて全く知らなかったので、これ知っていたらずいぶん違っただろうな～と。

発音って、なかなか一人で勉強しづらいのですが、やっぱり最初に音の理解をきちんとすることは、その後の学習効率に大きく影響するんだなと子ども達から学んだのでした。

ただ、ＣＤじゃほんっと分からない！口の中どうなってんじゃ～い！て笑えてくるほど分からない！

なので、こんな時も便利なのはYouTube様。フランス語の発音の仕方だけでもたくさん動画が出てきて、解説まで丁寧にしてくれる！しかも何度繰り返し見てもいいし、自分のペースで一時停止できるし。

もちろん対面で教えてもらえば上達が早いのでしょうが、このコロナ禍の御時世だし、お金をかけずに出来るところまでは独学でやりたいし。いや～、本当に便利な時代になったな～ってしみじみ感じました。

発音って筋トレと同じで、繰り返し繰り返し練習することで上達するし、逆にそれ以外の方法ってない。それこそ一朝一夕にいかないものだけれど、一度身につけば一生物だし、その後の文法や単語学習の伸び率にも結局は大きく関わってくるので、やはり地道にやるっきゃない。発音練習＝お口筋トレ。

と言うわけで、家族が寝静まる早朝に一人小声であ～う～言ってます。筋肉は裏切らない。口の筋肉もしかり。