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香川県民の共通通貨は「うどん」!?ユニークな県民性が露わに。


香川県といえば、「うどん」ですよね。別称「うどん県」なんて言い方で称されるほどに密接な関係で定着しています。そんな香川県ですが、実は「お金」に対して全国的にもユニークな、独特の哲学を持つ場所だということがわかりました。それを今回紹介したいと思います。


香川県民はお金持ち!?


ほとんど知られていないと思いますが、香川県は「一世帯あたりの平均貯蓄高」が日本一にもなったことがあるくらい、毎年上位でランクインしているのです。

最新の2018年の統計データによると1位は奈良県となっていましたが、他にも世帯ごとの平均金融資産の数で、香川県は上位をキープしています。


これは少し意外なことではないでしょうか。


香川県は東京と違って賃金は決して高くありません。だから儲けているわけではないのです。何を意味しているかというと、単純に香川県の人はお金を使わないということです。


「円」ではなく、「うどん」が通貨!?


香川県に行ったことがある人なら理解いただけると思いますが、なんといってもうどんが安い。セルフ系の店であれば、素うどん1杯100円。ここに天ぷらを乗っけたり、大盛りにしても500円を超えることは難しいでしょう。ましてや1000円に届くなんてことはまずあり得ない。


都会ではランチで1000円以上するお店がたくさんありますが、香川県民の常識からすると、まったく行こうとは思いません。贅沢なのはわかりますが、必要性はと聞かれると?ですよね。



これは僕の推測ではありますが、「それだったらうどん〇〇杯食べられる」と、このように考えられるのではないでしょうか。うどん一杯というのが、物の値段を考える際の「単位」となり、通貨も「円」ではなく「うどん」のようになっているのではないかと。


バカみたいに思うかもしれませんが、考えてみるとすごくリアリティのある単位です。円でお腹は膨れませんが、うどんは確実に人間を半日生きながらえさせます



つまり、ものを買うとき体験するときに、その品質やサービスが「高いか、安いか」といったモノサシの基準に「うどん」を考える。これは生き永らえるためにお金をどう使うべきかということを瞬時に考えていることになるのです。


お金がたくさんあると幸せなのか!?


ただ貯金や節約というと、「我慢」が必須になり、何かを「犠牲」にするという考え方が常識になっていますが、香川県の人はそうではない。ただ単に、納得のいかないお金は払いたくないのです。もちろんこれは簡単なことではありません。


現代は、お金があればほとんどのものが買えてしまう時代です。だからこそ香川県民の行き方を参考モデルとし、自身のライフスタイルについて一度考えてみてはいかがでしょうか。


お金に執着することから脱却した方がいいかもしれません。ミニマリズムという言葉があるように、原点回帰しようする動きが若い世代を中心に人気を集めています。


そんな今こそ、「お金を使わなくてもハッピーなライフスタイル」を身につける努力をしませんか?


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