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モチベーションはあくまでもラッキーアイテム!意志力を鍛えるべき


「やる気が出る出ない」「モチベーションが上がった下がった」などと、行動を起こす時にこのようなことを言っていませんか?数年前に流れていた個別学習塾のCMもまだ記憶に新しいかもしれません。

やる気スイッチ 君のはどこにあるんだろ〜〜♪
見つけて〜あげるよ〜君だけのやる気スイッチ〜〜♪


研究によると、やる気スイッチなるものは存在しないことがわかっています。とりあえず机に向かってみたり、5分だけでもいいからと作業をスタートさせていると、どんどんやる気や集中力が高まっていくというものです。


そもそも、やる気やモチベーションというものは、自分の思い通りにコントロールすることはほぼ不可能です。にも関わらず私たちは、この不思議な現象に振り回され、過剰に反応してしまっているのです。


だからこそ、私たちはモチベーションに頼らず、意志力を鍛えるべきではないでしょうか?



モチベーションの意味をおさらい


モチベーションとは、広辞苑には次のように書かれています。

①動機を与えること。動機づけ。誘因。
②物事を行う意欲。やる気。「―を高める」


つまり、モチベーションとは感情の高まりによる何かしらの行動意欲であると同時に、人間の感情を考えると、簡単に移り変わってしまうものだともいうことです。あまり頼るべきではないことがわかりますよね。


さらに、モチベーションが頼りない理由はそれだけではありません。人は皆同じものに繰り返し触れているとつまらなくなるように、やる気も鈍くなっていきます。


ですから続ければ続けるほど、昔ほどにやる気を感じなくなるということです。

「モチベーション至上主義」のような考え方が介入してしまうと、さらにややこしくなり、しまいには「モチベーションを上げるためのモチベーションが必要」などと、負のループに陥ってしまいます。



モチベーションとは所詮天気のようなもの


タイトルにもありように、モチベーションはあくまでもラッキーアイテムだと思うべきです。おまけやボーナスポイントのようなもので、仕事量や作業量をブーストしてくれるアイテムでしかないのです。


ホワイトハックアニメーションさんは、モチベーションとは「所詮天気のようなもの」くらいに思っておくのが1番賢明な考え方であると言います。

天気が、晴れの日もあれば、曇り、雨の日もあり、
時には雪が降ったり、雷が鳴ったりするように、
モチベーションというのも、
その時々でランダムに移り変わるものです。


雨の日でも外を出歩いたり、仕事だってできるように、別にモチベーションが低かったとしても、何もできないわけではありません。

このような考え方ができれば、やる気に行動を左右されるような「モチベーション至上主義」から脱却できるでしょう。



意志力を鍛えるべき


そして今度はモチベーションの代わりに「意志力」を強化するようにしましょう。

モチベーションに意志力は従わないのに対して、
意志力にモチベーションは従います。


モチベーションを高める努力をするよりも、意志力を磨く方がはるかに確実です。意志力でもともとの基準値を高め、モチベーションというラッキアイテムをうまく活用することで、あなたをより一層成長させてくれる近道ではないでしょうか。


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