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10年前の自分

昨日は山口諒也くん(Absolute area)の企画に呼んでいただき、新代田crossingで2マンでした。ご来場・ご視聴いただいた皆さん、ありがとうございました!

ソロアルバムのレコ発を東京でやった時に来ていただいたお客様と4年ぶりに再会できたり(この日がライブ解禁だったそうで、「ライブはいいねー!」と、とて〜もいい顔してました☺︎)JR東日本のCMで知ってくれていた方と初めてお会いできたり、ホクホクした夜になりました。

🔻配信アーカイブは9/26(土)まで残っておりますのでぜひ。
https://twitcasting.tv/c:crossing_since2012/shopcart/22554

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Set list
1.MOON RIVER(COVER)
2.beautiful people
3.やさしいね
4.みずうみのひと
5.だから
6.朝がきて
7.小春日和
8.ぐないつ

諒也くんとは今年の2月に下北のお店で一緒になって、会うのはこれが3回目なのですが、2マン相手に選んでくれるなんて嬉しいね。ちょうど年が10こ離れているもんで、自分の10年前を思い出しながら彼の歌を聴いていました。

22歳の時、何してたかな。

その年の秋くらいに「なかにしりくトリオ。」を組んで、それまでやってたバンド(ちょいエモ×J-ROCK的なバンド)を終わりにしようとしていた頃だと思う。ついでにいうと大学4年生の始めで休学を決めた年。今思うとブレブレだったな。

退学or卒業して音楽1本でいくぜ!みたいな覚悟も無かったし、かといって就職して会社務めをしながら音楽やろうという割り切り方も出来なかった。そこで、ホント裏技だし褒められたものではないけど、1回就活を傍に置いて気が済むまでバンドやって、本当に自分は音楽でやっていきたいのか否か見極めようと思ったのです。

結果として休学2年目の夏にRSRの一般枠(RISING STAR)での出演が決まり、RSR以降はギャランティをいただいてイベント出演する機会も少しずつ増えてきたけど、音楽1本で生きていくというラインには全く到達していなかったし、全然見えなかったというのが正直なとこ。2年のブランクを経て復学した僕は同級生の居なくなったキャンバスで残った少しの単位を消化しつつ、音楽心理学の卒論(テーマは「歌が楽しい気持ち、悲しい気持ちを想起させる仕組みについて」)をなんとか仕上げて卒業した。

あれから10年が経った。
あの時、恐る恐る漕ぎ出した音楽の船に今も乗っている。
まぁ、ここまで来たら一生乗っていくんだろうな。
歌ってない自分が想像できないもの。

迷うことも多々ありますが、ライブ会場で、画面の向こうで、皆さんに喜んでいただけるのが本当に嬉しいし、支えになっています。

いつもありがとう。ありがとう。
10年後も歌っていられるように、僕はもう少し頑張ってみます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!もしもサポートしていただけたら、こんな嬉しいことはありません。サポートしていただいたお金は制作機材のアップグレード、新しい作品・グッズの制作予算、日々のリハーサル代など、より良い音楽活動への活動資金に使わせていただきます。