だから生きていかなくちゃいけない
三浦春馬さんが亡くなった。
衝撃を受けた。
彼のドラマをじっくりと見たこともないが、時々見かける彼は若くて輝いていて好青年という印象だった。
彼をこの場で責めるつもりはない。
なにより残念ながら彼はもう戻ってこない。
彼の苦悩・しんどさは、僕の想像できないものだと思う。
だけど、やっぱり生きていかなくちゃいけないと思う。
僕は知っている。
15歳には15歳の、30歳には30歳の、50歳には50歳の、100歳には100歳の苦悩があることを。
数年前に100歳を超えて亡くなったおばあちゃんが、いつの頃からか「もう早よ死にたい」と言っていたことを思い出す。
「生きてても何も楽しいことない」「友達もみんな先に死んでもた」と。
僕はそれを聞いて、いつも何も言えなかった。
生きていくのはしんどいこと。
決して楽ではない。
力がいること。
島で、80歳を超えたおばあちゃんが足を痛そうにしながら歩いている。
70歳のおっちゃんが「歳いったら身体がえらい(しんどい)よ」と言う。
自分におきかえて想像する。
自分の身体が思うように動かないつらさを。
本当に厭になると思う。
自分に絶望するだろう。
でも、向き合って、受け入れて、場合によっては知らないふりをして生きていかないと仕方ないんだと思う。
35歳の僕も、この先の人生にそれほど希望は多くない。
おそらく、しんどいことの方が多いだろう。
だけども、だからこそ、生きていかないといけないんじゃないかと思う。
いえしまコンシェルジュ
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