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お彼岸なので実家に帰りました

3月18日~24日は春のお彼岸。

昨年の12月に祖父が亡くなり、初めてのお彼岸になるので、
私の実家の地域では”初”彼岸と言って、
近所の人や親戚、その他故人と生前付き合いがあった人たちがお線香をあげに来ます。田舎あるあるなのか分かりませんが・・・。
なので、故人の家族はおもてなしをしなければならず、お茶を出したり
引き出物を渡したりと彼岸の期間は家にいなければならないのです。



今回は父の足が不自由になってしまい動けないので、叔父さんが手伝いにきてくれました。
叔父さんとは親戚の中でも1番気が合うので、よく話をします。


4月で60歳になる叔父さん、今の楽しみを聞いてみた。
定年退職までの日めくりカレンダーを息子が買ってくれたようで
それを1日の終わりにめくっていくのが楽しみなんだそう。
あとは最近誕生した孫の写真を見ること。
やっぱり孫はかわいい?と聞くと
ん~分からないなあ。一緒に住んでないからなあ。と答える叔父さん。

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今年で定年退職を迎えるので”終活”の計画もしているのだとか。

家のローンがあと4.5年残っているので、それを返済し終わったら
東京に引っ越そうと考えているらしい。

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これからの自分の健康や体力を考えて田舎は住みづらいとのこと。


確かに、私の実家付近は1番近くのコンビニですら車で行かないとたどり着けないし、バスもタクシーもほとんど通らない。
実際、近所のおじいちゃんおばあちゃんは足も弱っているし、買い物に行く手段がないので
自宅まで届けてくれるお弁当屋さんを頼んだりしているらしい。

あとは、田舎ならではの親戚、人付き合い。
これもなかなか、大変。
実家の集落では、昔からの行事や集まりやら、何かの当番やら
たくさんあるので、高齢になるとかなりきつい・・・。
そう考えると、ある程度の年齢になったら
歩いたり電車で買い物できるところに住んで、付き合いも狭めて、身の回りをシンプルにした方がいいなぁ。と。

私の父は昔からのやり方にこだわる人なので
そんなことは、考えないと思いますが。
そもそも終活なんて頭になさそう。

もし、父に万が一の事があったら、、
私の家族はもう父しかいないので
実家も全部手放して、そのまま住みたいところに1人で住もうと考えている。お墓だけは残して。
今までそこに住んできたご先祖に悪いなぁとも思うけれど、自分に負担がない場所、生活しやすさを優先したい。

寂しいけれど、仕方ない

シンプルにシンプルに。

叔父のこれからの生活も
生きやすく楽しくのんびりであってほしいなあ。



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