初めまして。

2024年5月。
私は初めてのZINEを出版した。

「無駄に過激に余計に、変化を求めない」日々の生活記録として、10年以上毎日つけている日記をまとめてZINEを作った。
たった数10ページの、風に吹かれたら飛ばされてしまいそうなほど薄いZINE。
誰かに読んで欲しい、誰も読まないかもしれないけれど。
完成した時は嬉しくてひとり泣いた。

何故私はZINEを作って見ようと思ったのか、日記をつけているのか、このnoteを始めてみようと思ったのか。
それは、わたしを10年間付きまとってくる奴の存在が大きく影響している。

私は中学一年生の秋、"摂食障害"と診断された。
摂食障害というと大きく拒食と過食に分けられるが、私は拒食の方。
とはいえ、ずっと食を拒んでいる訳ではない。家族や友人と食事にも行くし、お酒やスイーツも大好きだ。
でも何となく、食という大き過ぎる存在と仲良く出来ないのだ。
診断されたその日から今日までずっと
良くなったり悪くなったり行ったり来たり。
今現在は、完璧に再発してしまい、通院も再開、心臓の数値が非常に悪く、今月から休職することになってしまった。

摂食障害という病気は、周りに理解されにくく、心療内科の中でも特殊なものとされ、診て貰えないケースも多いという。
生活全てが食と病気に振り回され、非常に残念なことながら亡くなる人も少なくない。
だけど、私は摂食障害は治せる病気だと信じている。私の生活は人生は摂食障害が中心では無く、私が中心だ。
日々の生活で病気と向き合うため、誰にも見せない日記を書き続けている。
自分でも整理できない気持ちを書くことはいつだって私を救う行動だった。
誰かに共有することはなかったけれど、いつの日からか、私の病気を、私の気持ちや考えを知って欲しいと思うようになった。

このnoteは、病気と戦い向き合う日々の生活を、生活の中心軸を私だけにできるようになるその日まで、自由気ままに、適当に、書きたいことを書いて行こうと思っています。
誰かに読んで欲しい文章をかけますように、誰かに読んで貰えますように。


ZINEを作りました。
無駄に、過激に、余計に変化を求めない、でも何かを変えたい私の生活記録です。

https://zine.mount.co.jp/130

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