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【春から慶應必見】慶應一般の君こそが体育会に入るべき4つの理由

 今回の部員日記は経済学部新3年の中牟田がお送りします。
 初めに、今回の部員日記は”一般で春から慶應”の方に向けた本編と、そうでもない方向けのおまけの二本立てとなっております。部員や既に大学生・社会人の方はもう少し下までスクロールし、おまけの方を読んで頂けたらと思います。おまけの方が長いです。

 はじめに

 今回はタイトルにもあるように、一般入試を経て慶應に入学する方に向け、少しでも体育会のリアルな部分を知ってもらおう、そして一般入試の人でも体育会は十分選択肢になるということを伝えたい、と思い、こういった記事を作成しました。
 僕自身、地方の高校出身でなおかつ一浪して入学した者ですが、毎日体育会でとても充実できています。今回はそんな僕が、一般入試勢が体育会に入部するとどんな良いことがあるか、むしろ積極的に入部すべき理由とは何なのか、四点ほど厳選してご紹介していきたいと思います。

理由1.精鋭のAO合格者

 意外なことのように聞こえるかもしれませんが、実は慶應にスポーツ推薦はありません。そのため、体育会で全国クラスの知名度がある選手はAO入試を経ている場合が多いのですが、このAO入試は学業の面も問われるため、体育会のAO入試勢は紛れもなく文武両道の精鋭です。
 
そして一般入試の人は彼らと関われる機会が少ないのですが、体育会はその貴重な機会です。バックグラウンドが異なるプロフェッショナルな彼らと共に、日々成長することができます。この成長の機会は体育会に入らずして得られません。

理由2.生活の軸となる

 大学生活は「人生の夏休み」と揶揄されるように、小中高と比較して夏休みや冬休みが長いこともあって、堕落してしまいがちです。しかしながら体育会では、典型的な大学生が堕落しがちになる一方で、心身共に大きく成長することができます。
 特に一般入試の人たちは、長かった受験生生活の反動で堕落してしまうことも多々あります。しかしながら、一般入試を経て慶應に入学できるような人であれば、受験勉強を通じて、自身がレベルアップする楽しさや達成感を知っていると思います。今度はそうした喜びを、受験勉強とは違った形で手に入れてみませんか?

理由3.一生モノの人間関係ができる

 慶應の体育会はOBOGと現役部員との関わりがとても強く、部に依りけりですが歴史も相当長いことが多いです。(一昨年ソフトテニス部は創部75周年を迎えました。)僕自身も何代も上の先輩とお話できたり、テニスをする機会に恵まれています。
 こうした体験は体育会以外の組織では得難く、中高の部活でもそんなないと思います。特に内部生でもない大学一般入試の人が、ここまでの交友関係を手に入れられるタイミングは、残念ながら慶應では多くないです。十年、二十年先になっても、関わりあえ、助け合える人間関係、それが間違いなく手に入るのが体育会です。

理由4.就職に強い(とされている)

 これは個人に大きく依存する話なので、一概には言えないことですが、就職活動では、体育会の環境で成長したことはプラスに評価してもらえることが多いとされています。(慶應から最難関とされる企業に内定する学生の多くは体育会又は留学経験者のどちらかが占める、という噂もあります。)
 更に理由3とも重なりますが、一般入試の人は慶應のOBOGとの繋がりが薄くなりがちです。個々人で事情は異なりますが、体育会で得られる、社会人として生活している先輩とお話しできる機会は必ず自分の将来を考える上ではプラスに働きます。

おわりに

 いかがだったでしょうか。もちろん、この記事を読んでくれた新入生がソフトテニス部に入部してくれたらこの上ないですが、「体育会…意外とありだな。」と思えた新入生が一人でもいたら、それがソフトテニスじゃなくても僕は嬉しいです。
 そして現在、意外にも部員不足にあえいでいる体育会も少なくないです。是非とも興味が湧いた体育会にコンタクトを取ってもらって、検討していただけたらと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!


以下おまけ
 

 (題材の都合上、文体が崩れています。予めご了承下さい。)
 春は始まりを告げる季節であると同時に、別れを告げられる季節でもあります。そして、その別れは、まさに突然のものでした…










ドンキホーテ日吉店3月末で閉店!!

 いや~、これにはさすがに僕も驚きました。部員には周知のことですが、僕は食料品のみならずあらゆる物をドンキで購入しており、ドンキはライフラインと言っても過言ではありません。過去にはドンキに週八、九で通いつめていた時期もあるなど、僕は自他共に認めるドンキの申し子でした。
 
ドンキの特徴と言えば、驚異的な安さを誇る一部の商品と圧倒的な品ぞろえと言えるでしょう。しかしながら僕は上京してから二年間ドンキに通いつめる中で、予想を(色んな意味で)裏切った商品をたくさん購入してきました。
 というわけで、今回はドンキホーテ日吉店とのお別れと題しまして、ドンキで出会った愛すべき商品たちをランキング形式で発表すると共に、当時の思い出を語っていこうかと思います。
 (もちろん商品にもドンキにも非は全くございません。僕自身の失敗談と思って読み進めたら幸いです。)

5位 スマホホルダー(商品名:ドラゴン) 
初代¥1000 二代目¥500

 部員の皆さんはこいつには見覚えがあるでしょう。僕が試合や練習をスマホで撮影するときに使ってるやつですね。
 実際こいつは値段以上の活躍をしてくれたのですが、ドラゴンという30秒で考えたかのような商品名、そして何より見た目がガラクタだったために知らない間に部室ので捨てられてるところがチャーミングなポイントです。そのため先日、ちょっと小さめの二代目を購入したのですが、有史以来ドンキでこれを二台も買ったのは僕くらいだと思います。
 
ちなみに、「スマホホルダー」という名称を知らなかったため、今回グーグル検索を繰り返したのですが、その過程で初代ドラゴンより安くてかっこよさそうなスマホホルダーをアマゾンで見つけました。アマゾン最強!!

4位 二口醤油さし ¥おぼえてない 
(処分済みのため写真は画像検索のものです)

 こいつは見た目で判るように、両サイドから醤油を出せる醤油さしです。一人暮らしスタート当初は活躍していたのですが、段々僕がボトルから醤油をいちいち移すのが面倒くさくなり、しまいに二口特有の醤油の出しやすさゆえにカーペットに醤油をぶちこぼしたため、冷蔵庫に幽閉となりました。
 そして先日、久しぶりに使ってみようと思ったのですが、内側の醤油が乾燥してさし口が両方塞がってしまい、知らぬ間に二口どころか0口になっていたため、あえなく処分となりました。
なお、こいつは値段が安いこと、更に影の薄さゆえに、ここで紹介しておきながらドンキで買った商品なのか僕自身おぼえてないという致命的な欠陥を抱えているため、惜しくも4位となっております。

3位 腹筋ローラー ¥1500?

 こいつは僕が腹筋を鍛えることがマイブームとなっていた時に購入しました。こいつの特徴と言えば、ほんとに腹筋ローラーを自称して良いのか不安になるくらい心もとない直径、そしてドラゴンに並ぶ質感の安っぽさでしょう。写真だとそこそこ有能そうな雰囲気出してますが、実際使用すると、壊れそうだし滑りそうというスリルを味わうことができるため、結局トレーニング器具ではなく、我が家のアトラクションのような立ち位置に落ち着きました。
 
しかしながらこいつに関しては、隣にあった値が張る方を無視して購入したという経緯もあり、安物買いの銭失いを教示してくれた商品でもあるため、ある意味僕の人生観に最も影響を与えた商品とも言えるでしょう。
 今思えば多分成人男性向けではないでしょうね。

2位 口呼吸矯正ベルト ¥1000 

 元々僕は睡眠時に口が空いて口呼吸になる癖があり、いつの日か改善したいと思っていました。そしてそんなある日にドンキのレジの近くで出会い、衝動買いしてしまったのがこいつでした。これ付けて寝れば口呼吸が治って鼻呼吸になる、そういう触れ込みでした。
 まず造詣的にドンキ商品特有の角ばった感じがなく、整形外科でもらえそうな雰囲気を漂わせてます。そしてさらに、レジの近くで投げ売りされていた割に1000円という絶妙に高い値段。この時点で僕はドンキ式錬金術の神髄を感じずにはいられませんでした。そして実際付けて寝てみると、僕の顔の形と合わず自然に口が開く、という三段構え。この時点で僕はどこか安心しました。
 
ちなみに取り付け方が想像以上に難解で、取説も兼ねていた箱を捨ててしまってからはもう付け方すらわかりません。それでも今後何かに使えそうなポテンシャルを秘めているように感じさせるため、期待を込めて2位としました。
 これも余談ですが僕は生まれつき鼻詰まりの傾向があるので、口呼吸は恐らく一生治りません。口開けないと、寝てる時に息ができなくなります。

1位 料理用ハケ ¥500?

 ーーーー事の発端は遡ること一年生の秋、慶應のコートで開催された六大マスターズが途中雨天中止となり、部室に残った参加賞のリンゴをありがたく持ち帰った時のことでした。「アップルパイ…作れね?」と深夜に思い立った僕は、深夜雨の中自転車でドンキに向かい、レシピサイトと睨めっこしつつ、シナモンパウダーと料理用のハケ(焼く前のアップルパイに溶き卵を塗ってパリッと感を出すため)を買ったのでした。ーーーー

 …当たり前のことですが、一人暮らしの男子大学生は普段アップルパイなんて作らないので、結局こいつは購入から一年半経って未だ一度しか使われていません。もっと言えば、元々溶き卵なんぞスプーンなりで塗ればいいもので、はじめからハケなんてアイテムは要りません。つまるところ、こいつは今まで足りない調理器具だらけのキッチンで自慢げにぶら下がってきただけです。
 あとはドンキからの帰り道で職質されたことも印象深いですね。煮込み終えたリンゴが冷えるから勘弁してくれと思ったことを今でも憶えています。当時は深夜駆け込みドンキが多かった時期で、連続職質の自己ベストを出したのもこの頃ですね。
 ちなみに同時に買ったシナモンパウダーは封すら開けていません。帰宅してから気付いたのですが、そもそもシナモンの香りが苦手だったからです。

 長々と語ってしまいました。これでドンキ日吉店も成仏できたのではないでしょうか。
 総合すると、ドンキはユニークな商品だけでなく、様々な人生訓を授けてくれた場所でありました。これから新生活が始まる新入生や新社会人の方たちは、僕の経験の上澄みだけ掬い取って、是非とも健康的で文化的な生活をしてくれたらと思います。

ドンキホーテ日吉店、今までありがとう!!!
 


おまけのおまけ
 ドンキ跡地に何ができるかは未定だそうです。店員さんは、普通に撤退だと笑いながら言ってました。