【裸単騎のノーテン宣言】

裸単騎のノーテン宣言は出来るのか出来ないのか。麻雀を長くやっている人でもしっかり答えられない人は多いのではないだろうか。

裸単騎が関係しそうな項目に関して、各プロ団体はこのように記載している。

日本プロ麻雀連盟
"テンパイ者は流局の際、手牌を公開し、他家の確認を得なければならない。役なしテンパイおよび形式テンパイもテンパイとして認める。ただし自己の手牌のみで5枚目の和了牌を想定しているものは除く。"
最高位戦日本プロ麻雀協会
"聴牌は宣言する事により認められる。(裸単騎のノーテン宣言も可能)"
日本プロ麻雀協会
"自己の手牌および副露牌でアガリ牌を使い切っているものはテンパイとならない。"

裸単騎のテンパイ宣言について明記しているのは、最高位戦日本プロ麻雀協会のみ。他の団体はルールを読むだけではハッキリとはわからない。
そこで各団体に問い合わせてみた結果をここに記載する。

日本プロ麻雀連盟 回答
"ただし書きに書かれている自己の手牌のみで5枚目の和了牌を想定しているもの以外は、どのような裸単騎でもノーテン宣言が出来る"
日本プロ麻雀協会 回答
"裸単騎の場合は自分で和了牌を全て使い切っていなければ、いかなる場合でもノーテン・テンパイの選択が可能"

つまりは自分の手牌で4枚使っている牌が和了牌で無ければ裸単騎のノーテン宣言は打ち手の自由なのである。
展開として考えにくいが、自分がノーテンを宣言することで他家を有利な着順にすることができる場合、オーラス親で自分が裸単騎になりノーテンとすればトップが確定する場合など「ノーテン」と宣言してもルール上はアリなのである。

※RMU、麻将連合μの裸単騎のノーテン宣言についての回答は届き次第追記します。


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