見出し画像

「太平洋をカヌーで渡ったり、インドに里子が3人いる男 光菅修」

   いくら歩いても北極星に行きつくことはできないけれども、
   星を目印に北へ歩くということはできる。
   大事なのは距離ではなく、方位なのだ。
   「旅をした人 星野道夫の生と死」 池澤夏樹

昨年末、17年のサラリーマン生活に終止符を打ち、
今年1月下旬に日本を発ち、パラオ~ハワイ島までの約1万キロ、
約4ヶ月の航海の予定が、コロナショックで
4年後に延期なったオサム(光菅修)・・・。
そんな彼とVoicyラジオで対談した。とにかくおもしろかった。

画像1

オサムと出会ったのは、友人、高橋歩のトークライブ会場。
いつも素敵な写真を撮ってくれるタクに紹介された。
その後、2018年3月、(株)エクスプローラ「地球探検隊」最後の周年パーティー、東村山の豊島屋酒造で開催した22周年祭まで足を運んでくれた。

俺はいろいろあって、会社は22周年を迎えたものの倒産寸前、その上、当時高校2年だった次女、七海(なつみ)が亡くなった妻と同じ拒食症になって入院、症状は悪化し生死を彷徨っていた。そんな俺のドン底を知っている。
オサムは「隊長、かける言葉がないです」そう言ってくれた。

voicyラジオで対談して一番感じたのは、
「MUSTよりWANT、DOよりBE、好奇心の趣くままに気負うことなく淡々と軽やかに生きてる男なんだなぁ」ってこと。

画像4

対談自体おもしろいのに、「旅の話」となると格段におもしろい!共通の旅の体験はカナダ・秋のユーコン川をカナディアンカヌーで下る旅。
さらに、共通の友達、好きな人が一緒だと盛り上がる。今回は、「地球交響曲ガイアシンフォニー」龍村仁監督、それに奥さんのゆかりさんが共通の友人で盛り上がった。

20年前のモロッコ・タンジェから南ア・ケープタウンまで半年かけてアフリカ縦断した時の話は、まさに捧腹絶倒!銃声が近づいてくる体験って 笑!?
星野道夫のエッセイがきっかけでアラスカのクジラ漁を手伝って食べた時
何を感じたのか?流通に乗らないクジラの味とは?
今年に入って、国境を閉じたパラオから出国できず、キャプテンの家に
居候生活100日間。初めて感じたホームシック、「パラオに帰りたい!」
などなど・・・旅の話は尽きなかった。

画像3

話していたら、
4冊目の新刊「ようこそドラマチックジャーニーへ」の出版社、産業編集センターに紹介したくなった。俺の編集担当者、佐々木さんと繋げたい。「読む旅」という愉しみ 私の旅ブックスシリーズにオサムはピッタリだと思った。

気が付くと、ひかるの最長記録7日間を超えて、8日間分を収録していた。
旅好きには、是非、聴いてほしい。

画像2

   未知の世界と出会えば出会うほど、
   もっと知らない世界があることを知らされる。
   だから、旅をすればするほど旅への想いは募ってゆく。
   旅とはそういうものだ。
   「空気は読まない」鎌田實より

voicyラジオ、下記をフォローしてたまに聴いてくれると嬉しい。

会社はなくなっても、「地球探検隊」コミュニティは永遠に不滅です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?