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『がまんしなくていいんだよ』って言われた気がして・・・

   マーケティングの目的は
   「伝えたい」「また来てほしい」「広めたい」だ
   『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。』
   阪本啓一(著)日本実業出版社

今、毎日更新してる、このnoteも、voicyラジオも、
そして7月15日出版予定の4冊目の本も、
すべて、目の前のたった一人に喜んでもらうことを心がけてやっている。

過去のブログ(アメブロ)を整理していたら、
武蔵野中学でやった講演の感想がでてきた。
当時から「中学生に伝えたいこと」って、
娘たちに伝えたいことを話していた。
だから、伝えたいことが伝わったんだと思う。

スタッフが中学生の「講演」感想文を読んでウケていた・・・。
「中村の話を聞いて」って、呼び捨てかよー。

「また『族』の話を聞かせてください」って
「隊長、暴走族時代の話したんですかー」って、スタッフ。
「してねーよ。笑 そもそもオレは族じゃないって。
元ヤンキー=元暴走族じゃない。
それは、また『旅』の話を聞かせてくださいって
書きたかったんだと思うよ」
そんな突っ込みどころ満載の中学生の感想文・・・

まず驚いたのが中学1年生の感想文のレベルの高さ。
その中でもグッときたのが、この感想文。

 私も将来こういう良い話、ためになる話ができるようになりたい。
 私はいつも『がまん、がまん、がまん』って自分にいいきかせてる。
 言いたい事も、したい事も。がまんしていれば、
 いつかいい事があると思うから。

 私はよく『○○は大人だね』って言われる。
 それはたぶんがまんしてるから。
 でも、今日のゲストさんの話を聞いてがまんすることだけが
 大人じゃないって思った。
 みんなの前で、大泣きして、みんなの前で大笑いして、
 みんなの前ですっごく怒って。そうゆうのも大切なんだって。
 『がまんしなくていいんだよ』って言われた気がして、
 なんだか泣きそうになった。

 いつの間にか自分の中で『がまん』がつらいものに
 変わってたんだなって。でもがまんしなきゃいけないって
 自分のどっかで思ってたんだ。
 それが『苦』だったなんて知らなかった。
 それが当たり前だと思ってたから。
 今日のゲストさんの話を聞けて本当に良かった。
 これからは喜怒哀楽を自由にだせていける人になりたいです。

これにはウルウルきてしまった。心の叫びが聞こえてきた・・・。
他人の目を気にして我慢しなくていいんだよ。
もっと自分軸で、自分らしく生きていいんだよ。
忍耐は大切だ。でも、我慢することだけが大人じゃない。
「がまん」している大人が多すぎるから、
「がまんしなきゃ」って思い込んでしまう子供が多くなるんだと思う。

「大人っていいぞー、生きてりゃいいこといっぱいあるぞー」って
楽しく活き活きと生きてる大人もたくさんいるんだよ。
少なくともオレの周りには・・・

中3の生徒からも同様の感想があった。

 今、私は部活の事でなやんでいたのですが、
 隊長のお話しを聞いて気持ちがすごく楽になりました。
「自分には向いてないのかな」と思ったりしていたのですが、
 思わないようにします。
 将来、私も仕事を天職にできるように頑張りたいと思っています。
 ありがとうございました。

オレの話を聴いて「気持ちがすごく楽になる・・・」
知らないうちに自分で自分を追い込んで、
悩みを打ち明けられずに一人悩んでいる子供も多いんだろうな・・・。
心の声を聴けてよかった・・・みんなありがとう。

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   むずかしいことはやさしく。
   やさしいことは深く。
   深いことは愉快に
   井上 ひさし


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