「母の日、こどもの日に、こんなことを考えた!」
「親が子を温かい眼差しで見守ってる」と思いきや、「子に温かい眼差しで見守られていた」。
5月9日「母の日」、22歳の長女、未空(みく)から美香に届いた感謝メールに朝から感動して涙。
「どん底だったパパを、ずっと支えてくれてありがとう!」
美香のLINEに届いた長文のメッセージにウルウルした。泣いてる俺を見て、美香は朝から笑って出勤。
一方、5月5日「こどもの日」。
1歳6ヵ月の長男、颯馬(ふうま)はというと、3回続けてギャン泣き。いつも息子の行動は予測不可能で、それは突然に起こる!
「ドボン!」って音がしたと思ったら、バスタブに張った湯舟に服を着たまま頭から飛び込んだ。本人もビックリしてギャン泣き。身長が伸びて今まで届かなかった足が届くようになって、よじ登って滑ったのだと思う。そのショックからか足元がふらつき、つまづいて床に顔面をぶつけてギャン泣き。ちょっと目を離した隙に、美香ママ(ババ)からもらったドラムの椅子に立ち上がって滑って落ちてギャン泣き。
ただ、俺に似て颯馬は立ち直りが速い。
颯馬の気持ちを切り替えさせるのが天才的に得意な美香が、すぐに泣き止ませるだけでなく、ケラケラと笑わせてしまう。颯馬はやっぱりママが一番!
俺は俺で颯馬と今しかできない時間を存分に楽しんでいる。特に一日の中でベビーキャリアで背負って保育園への送迎と一緒にお風呂に入る時間は息子と2人の貴重な時間。父ちゃんは「自分で自分のご機嫌を取る」天才だと思ってる。
保育園へのルートは毎日行き帰り違う道を選んでいる。
「春の香るフラワーストリート」、「哲学の道」、「イエローロード」などと勝手に名前をつけて颯馬に話しかけながら歩いている。
すると、足元の名前も知らない雑草までもが愛おしく感じてくる。なんか、みんな、どんな場所でも活き活きと生きてるなって。美しい花を見て「美しい」と思える自分がいる。多忙過ぎて精神的に余裕のない生活をしてきた、ちょっと前の俺には考えられなかった俺がいる。
「8時間保育」の新生活がスタートして早一ヵ月。
ずっとうつ伏せで昼寝していた颯馬があおむけで寝るようになった。これも保育園効果かな・・・息子が毎日成長しているのを見るのが楽しみだ。
梅雨入り前の今が一年で一番気持ち良く過ごせるね。
何気ない一日に
百の感動がある
福島正伸
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