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「キックボクシング・ミドル級日本王者、今野 顕彰(アキラ)」

流れを
変えるのは
決意
福島正伸

野球が生活の一部になるほど、小学生から大学生まで野球をやり続けた男、アキラが、
「アレ!オレ野球好きじゃなかったんだ!」って気づけた話が良かった!

俺も小学生の時、絵を描くことが得意で賞という賞を総なめにして、友達からも先生からも「将来、絵描きになるね!」なんておだてられ、中学2年になって、初めて5段階評価で4をもらった俺は、職員室に
「先生、4という評価は納得がいきません」
って詰め寄ったことを思い出した。美術と体育以外、自信のある教科がなかった俺は自分を否定されたように思ったのだ。その時の憧れの先生の一言は、大きかった。

「伸一の絵は確かに上手いよ。でも、それだけなんだよ!」
そこで思った。心から絵が好きで描いてなかったってことを。カッコつけて、周りから「上手いね」って言われるために描いていたのだ。俺にしか描けない俺らしい絵を描けてなかったのを一番知っていたのは俺自身だった。写真のように写実的に描いていただけだったのだ。美大に行くのをあきらめて良かった・・・なんてことを思い出せた。

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アキラもキャプテンやって活躍してて自尊心をもって野球をしていたが、楽しいと思ってやってなかった。そのアキラが大学3年で友人の格闘技の試合を見に行って人生が変わる。
「なんて、カッコいいんだ!」って友人にの試合に心震え、燃えた!

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アキラに俺の新刊のレビューやvoicyラジオのシェアを依頼した時に感じたのは、「一を聞いて十を知る!!!」というか「痒いところに手が届く」対応。トップセールスマンだったアキラを彷彿とさせた。つまり、想像力だ。どうやったら相手が喜ぶかを先の先まで考えて行動している。

それと、目標を持った人は強いってこと。でも、目標が定まるまで、結構遠回りをしている。アキラの場合は、目標もなくクサッテた時期が2年もあったらしい。でも、その2年も必要だったのだと思う。営業マンとキックボクサーと二足のワラジから、キック一本に決めた理由から、日本ランキング1位になった奥さんとの共通点、これからやりたいことまで、対談は多岐にわたったが、俺の声が弾んで楽しそうだ。やっぱ共感してくれる人との話あ楽しい。ラジオって、声に出るねぇ。

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アスリートの世界では引き際を考える年齢になっても、3回タイトルに挑戦して3回KO負けしても夢をあきらめずに、去年36歳でタイトル獲って「ミドル級日本チャンピオン」って、そういう男、好きだなぁ、俺。

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「今、この瞬間だけ楽しけりゃーいいんじゃない。
 本当の楽しみは、その先にある!」by 今野 顕彰(アキラ)

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そんなアキラのカッコいい光るセリフもある対談、聴いてほしい。

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今から20年後、あなたは
やったことよりも
やらなかったことに失望する。
ゆえに、もやいを解き放て。
安全な港から船を出せ。
貿易風を帆にとらえよ。
探険せよ。
夢を見よ。
発見せよ。
マーク・トゥエイン(アメリカの作家)



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