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「移住で人生を整える人を増やす@kindle販売中 中谷翔」

なぜか、今年になって俺が出版した本のアマゾンカスタマーレビューが動いている。何冊かの本の低評価の星がどんどん消えているのだ。ちょっと嬉しい。

そんな中、昨年12月にkindle版「地方移住で人生を整える」で出版デビューしたショー君(中谷翔さん)と出版記念にvoicyラジオで対談、昨日まで5回に渡り放送した。

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去年9月に出演してもらった分は、昨日noteにアップした。

ショー君は地方移住8年間の経験を活かして、仕事?家?今の暮らしを手放すことへの不安?を抱えて移住へ今一歩踏み出せない人のための入門書を書いた。

第一章 人生の幸せを考えるきっかけが出てくる
第二章 移住できない人の特徴-なぜあなたは移住できないのか-
第三章 移住先&家探し実践編
第四章 実践編:仕事を探す方法

こんな構成の一冊。

ショー君は、有言実行の人。出版する3ヵ月前の9月に収録後、こんな会話をしていた。
「12月10日の誕生日にkindle版を出版したら、隊長と中山マコトさんと一緒に紙の本にチャレンジします!」

今回のkindle版は、72時間以内のamazonの審査を3時間で通過、宣言通り32歳最後の1日でギリギリで出版した。そして、33歳のチャレンジ、紙の本を出版する気持ちに今も変わらないという。それは、4万文字のkindle版から12万文字の紙の本への挑戦を意味する。俺は紙の本を4冊、kindle版を2冊書いているから、その違いを皮膚感覚で知っている。紙の本を一冊書き上げるのは簡単なことではない。だからこそ、挑戦し甲斐がある。そう考える人じゃないと、紙の本は出版できない。

東京・荻窪生まれで35年職場(旅行会社)が新宿だった俺。ショー君が移住前に荻窪から新宿の旅行会社まで通っていたことを出版されたkindle版で知って、まだZOOMでしか会ってないショー君に親近感がわいた。共通点って人と人との距離を縮める。これが本の持つ力のひとつ。

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大前研一氏の「人生が変わる方法は3つしかない。時間配分を変える、住む場所を変える、つき合う人を変える」を引用し、ショー君が「移住が人生を変える3つを実現できる」というのに納得。

人はなかなか変わらない。思考と行動の流れは、まず出来事があって→考え→判断し→行動し→結果となる。大人になると考え判断し行動するのが自動化するから結果が変わらない。元の出来事を変えない限り結果は同じなのだ。その出来事を変えるために、俺は予定調和な「旅行」じゃなく予測不可能な「旅」を勧めてきたけど、「移住も然り!」って思った。結果を変えたければ元の出来事を変えるしかない。

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ショー君と対談して思った。「移住前に、いかに地域の人とつながりをつくれるか?」が鍵だと。そこから良い家探し、職探しにつながるから。そういう意味では、ショー君が提案しているように2段階移住はおススメだ。良いつながりを持つには何が必要か?俺はコミュニケーション能力と想像力、創造力だと思う。次回、ショー君とプロデュースする紙の本は、そのあたりを深堀できればと思っている。ショー君がどうやって村で受け入れられ、コミュニティをつくり、相互に「お互い様」という関係を築いていったのか?そこに興味がある。

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俺は常々、コミュニケーション能力って、「人を好きになる力」だと思ってやってきた。「まず、こっちから好きになる!」そうするとコミュニケーションはスムーズにいく。俺が22年かけてつくってきた「地球探検隊」の登録隊員3万人のコミュニティには10代から80代までいる。そこには世代を超えたコミュニケーションがあった。

ショー君の師匠ともいうべき、中村あっちゃんが「より良く生きる!」という。より良く生きるとは、より良い人間関係をつくることだと思う。俺は多くの失敗をして、それをネタにできるくらいになった。だから、「一人で抱え込まないで一緒に考えようよ!」そんな仲間がいれば、よりよく生きられると実感している。素直に正直に生きてれば、きっと大切な仲間ができる。

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ショー君は師匠の言葉を目標に、「より良く生きるとは?」を自らに問い、自分のできることを実践していると思う。だから、正解がない世の中で、「自分らしく生きる人!」を少しでも、増やすきっかけをつくりたい。その一つが本づくりだ。必要なのは情報処理能力より、編集力だ。どこをどう切り取り何を伝えたいかだ。そこには仮説を立てられるイマジネーションとクリエーション能力が不可欠。還暦となった俺だけど、仲間と一緒に楽しく柔軟にクリエイトできればと思っている。

kindle版を書くことで、人生を整えたショー君の紙の本を中山マコトさんとプロデュースすることになった。自分との約束守ったショー君をトコトン応援したい。kindleを出版する何倍ものエネルギーが必要だけど、出版後も喜びを分かち合えるような本づくりを目指す!

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 地方移住をして、なによりも大きかったのは、
 自分自身の理想とする暮らしに
 必要なものはなにかと考えられたことです。
 ナカタニ ショー(著)「地方移住で人生を整える」より



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