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「トレックアメリカ48年目の倒産の知らせの反響・・・」

大好きなトレックアメリカ48年目の倒産の知らせ・・・

「トレッカーなみんな、トレックアメリカの思い出の写真1枚と一緒にコメントもらえると嬉しい」と呼びかけると、Facebookに、たくさんのコメントがあった。

1996年、俺が会社を立ち上げる前の一人のお客さんで友人のナオミから、こんなコメントがあった。

Naomi Kobayashi
あ、私30年前だ

30年前にトレックアメリカに参加したお客さんと今も繋がっている。

このコメントで思い出した。1991年からお客さんと一緒に日本国内をキャンプしたり、ロッジを貸切ったり、アウトドア活動を楽しむ「トレックジャパン」をつくった。大人の部活みたいなもので、メンバーのほとんどがトレックアメリカツアー参加者で構成されていた。俺が、この仕事を天職と思い、トレックアメリカを紹介する会社を96年に立ち上げるきっかけになったのは、トレッカーの集いである「トレック・ジャパン」の存在が大きい。

俺が好きなツアーを「好き!」と言ってくれる素敵な仲間たち。みんながホームのように感じる居心地の良い「場」であり、心通い合うコミュニティだった。

コミュニティ仲間を増やすことが営業活動で、仕事が楽しくて仕方なかった。人と人が出会う場、人と人を繋げる場をつくることが事業目的になっていたから、旅行業だけでなく未経験の飲食業にも参入した。結果、会社はなくなったがコミュニティは残った。

だから、地球探検隊コミュニティサイトとしてホームページも残した。

そして、新たなコミュニティを創るために、新著「ようこそドラマチックジャーニーへ」を世に出した。この本に登場する隊員たちのメッセージは、俺が後世に残したい、息子に伝えたいメッセージでもある。だから隊員(お客さん)と一緒に、この本を創ったのだ。

今回、多くのコメントを読んで、
「これからも心通い合うコミュニティづくりをライフワークにする」と改めて決意できた。

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過去、トレックアメリカに参加している隊員からのコメントを一部、シェアする。

小山 志保
うわ〜〜これは切ない
私が参加したのはアメリカ南部を周るいちばん短い2週間の旅程だったけど、それでも何ものにも代え難い体験だったし、人生においてかなり影響を受けた出来事だった。
また行きたいと思っているうちに子供ができたりして今に至るのだけど(年齢制限があり参加は若い人のみ!)息子にも勧めてた。寂しい。
金子 素直
トレックがなくなってしまうのは本当に悲しいですね。若い人にとってあの旅は計り知れない価値を持っていたと思います。なおさら、10年前、行けて本当に良かったと改めて思います。
藤田 勝光
そーなんですか。
わたしも、まさにTREK AMERICA のおかげで人生を切り開けたといっても大袈裟ではないので、残念ですね。
いつか、家族で参加したい、と考えていましたし。
Maki Ito
悲しい!
20年前に行った初めてのトレック旅で過ごした4週間を久しぶりに思い出してました。子供にも行かせたかったのに
中根 勉
トレックが無ければ出会えなかったかもしれません。
隊長、その時に一緒だったメンバー。ありがとう!トレックアメリカ!
Akari Iino Shibuya
なんという悲報…息子と二人で参加できるかなとか、家族に留守番させて一人参加もありかなとかいろんなパターンでなにかの拍子に頭をよぎってたトレックアメリカの思い出と自分の夢の企画。思い出は永遠だー
田中 美和子
すごく悲しい。これもコロナの影響でしょうか。いったん終わり、ああいう生の経験を若者がしなくなってきたのも影響しているのかな。また再開してくれたらいいのになあ。
有水友美
えっ?トレックアメリカが???
私の人生の中でも大きな影響を与えてくれた旅だったのに。。。
トレックアメリカがあったから、隊長とも出会えたし。またいつか参加したかったのに。。。とっても残念です
福井 清美
えー!
いつかまた参加したかったのに!!
娘と一緒に行けるかと思っていたのに!
Sunny Awazuhara-Reed
トレックアメリカから数日前にメールが届き、ショックでした。この状況下でトレックのことが気になってたとはいえ、まさかツアーを終了とは予想外でした。25年前に参加した9週間の旅は私の人生を大きく変え、渡米後も短いツアーに3回ほど参加しました。最近はバンが変わってしまったみたいで、見かけることがなくなってしまったけど、国立公園やキャンプに出かけるたびに、トレックの旅を懐かしんでいました。とても残念です。
山松 和美
何度も旅をしてきた中で一番心に残っているのは5週間アメリカ西部のナショナルパークとナショナルモニュメントを巡るTrek Americaの旅。英語もろくに話せないのに日本人は私1人
7ヶ国9名での旅
最高でした
Trek America がなくなってしまうのは、とても悲しいけれど私の中の思い出は永遠です
ありがとうTrek America

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Tomoko Kozawa
トレックアメリカ二回参加し、探検隊にお世話になったのに
いつか子供と参加したいって思ってたのに、ショックです。
トレックアメリカ、私の人生に大きな影響を与えてくれたと思います。
トレックアメリカありがとう
Sayoko Hoshino
え?
もう若者ツアーには行けない年になりましたが、かけがえのない青春の1ページでした。
石川 愛
なくなってしまったとは。また一つの時代が…G Adventuresもかなり厳しいでしょう。。
持田 麻美
皆さんと同じく、あの旅の経験が人生の価値観を大きく変えてくれました。トレックアメリカ大好きでした!
子供達を参加させる夢が密かにあったのにな…と残念です。
ゆん
寂しいですね…あのときはお世話になりました。探したら、こんなのが出てきました。普段絵を描く人間ではないので、へたっぴで恥ずかしいですが、思い出を共有します。

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中井 留美子
若かりし頃の思い出。。。
楽しかったなぁ~
Azusa Sakamoto
20年前、新宿のオフィスで申し込みをして、28日間のトレックでアメリカを横断しました。
最初めちゃめちゃつらかったけど、当時のガイドを始め、何人かが今もFacebookで繋がっていて、これからも忘れることのない大切な旅です。
及川 陽子
ちょうど20年前素晴らしい経験を与えてくださった旅でした。残念です。
Sayaka Ichimura
20年近く前に探検隊を通じて、ラスベガスからのグランドサークルをめぐるトレックアメリカツアーに参加し、普通のツアーではできない、素晴らしい体験をさせていただき、それ以降も、アメリカの大自然に魅了されてきました。今日、丁度Northern Cascade National Parkからシアトルに戻ってきたところにこのニュース、とても残念です。
今、アメリカはコロナ、BLM、山火事と色々なことで揺れています。1日も早く収まってまたトレックアメリカのような素晴らしい企画が戻ってくることを心待ちにしています。

その他、ありがたいことに多くの友人からありがたいことにコメントがあり、これから、参加しようとしている隊員や友人からも、こんなコメントが・・・

Kei Chan
残念すぎるー! この間、人生初のキャンプを楽しむ息子をみて、大きくなったら絶対トレックアメリカの旅に行かせたい!と思ったところなのにー!
誰かが(いや、隊長が?!)引き継いで、立て直してくれることを願います
隊長の新しい本、翻訳して(美香さんなら出来る?!)、英語版、トレックアメリカの社長が読めたら、、、、再出発の希望になるんじゃないかなーなんて思ったり、、、
岡崎 充
トレックアメリカ、畳んであれば、それは仕方がないこと。でも需要は絶対にある。そう思う経営者、投資家がしっかり立て直して欲しい 地球探検隊もおなじくトレックアメリカ誰かが再建し私も参加したい。

トレックアメリカ社は48年でツアーリーダーは200人、バンも200台になったが、創業初年は、1台のバンでLA~NYまでアメリカ大陸を3週間で横断し、NYで車のメンテナンスをしてから再びNY~LAまで横断した。

たった一人の思いから創業し、たった一人のツアーリーダーからスタートして、後に競合他社だったアメリカン・アドベンチャー社をも吸収合併して全米シェアNo1まで成長したのだ。

世界中に代理店網をつくったトレックアメリカと同じことはできないが、俺にできることで、ありとあらゆる方法を使ってトレックアメリカ・スピリッツを伝えていくことは決めている・・・

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流れを変えるのは
決意
福島正伸

今、新著「ようこそドラマチックジャーニーへ」にも掲載されているトレックアメリカツアー参加者、コーダイ(参加当時19歳)とvoicyラジオ対談、放送中!


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