見出し画像

「生きる力が自然と身につく最高の『大人の遊び場』にしたい!」

 旅をしなさい。
 どこへ向かってもいいから旅に出なさい。
 世界は君や、あなたが思っているほど
 退屈な所ではない。
  「大人の流儀」 伊集院静

先月から始まった「くるまざダイアログ大学」オープンキャンパスやゼミの説明会。通常20時からZOOMで行われるが、息子がZOOMをやるたびに興奮して眠れない。そこで日曜日の14時からなら、妻が息子を外に連れ出せると日中に設定した。ところが息子は朝から鼻水と咳が酷い。そして開講の時間が近づくと強風と大雨になって外に連れ出せない。

そんな中、自宅からZOOMで「中村隊長の自分らしい人生を決めるゼミ無料説明会!」をやった。緊急告知となってしまったので、「先約ありで参加できない!」という声が多かった。参加できなかった人のために、ここに報告する。

説明会は、「アウトプットを意識してインプットしよう」という話から始まった・・・。すると、2期生の紹介で初めて会うNさんから、終了後、Facebookの友達リクエストと一緒に嬉しい感想が届いた。

 貴重なお時間をありがとうございます。
 勝手ながら感想をお送りさせていただきます!
 【くるまざダイアログ大学の感想】 心に残った言葉
 ■答えは自分の中にある
 ■自己一致(考えと行動が一致)
 ■余白=ゆとりを大切にする
 ■心を軽くする=幸福に繋がる 資本主義の中で普段生きていると、どうしても競争や比較の渦中に入ってしまって、大切なことを見失う危険性があるなと感じました。 その中で、自分の大切にしたい指針を持ちつつ、シンプルに生きることが幸福に生きるヒントなのかなと感じました。 ”旅”という言葉がまさにぴったりかなと思ったのですが、不確実性を楽しみながら、道中の景色を楽しめる人生にしたいなと感じました。Nより

こういうリアクションが俺の原動力だ。「目の前の一人を喜ばせる」のが俺の原点なのだ。だから、初めて参加したNさんの緊張を解し、最後は笑顔で説明会を終えたいと思っていた。そして、「アウトプットしようよ!」と、言ったことを即実践してくれたことがメッチャ嬉しかった。さらに、60人のアマゾンカスタマーレビューのある俺の最高傑作「ようこそドラマチックジャーニーへ」を購入してくれた。レビューというアウトプットを意識して読んでくれそうだ。出会いに感謝。

「アウトプットしようよ!」の話をしたのは、だいぶ前の講演会だ。用意してきた話をするより、自分の引き出しを試される質疑応答の時間が好きだ。予定調和な「旅行」より予定不調和な「旅」が好きなように、次に何を質問されるかわからない緊張感とワクワク感がいい。友人ひかるの主催で、島根県隠岐の島海士町で島民からの質問に答える「質疑応答、一問一答」なる講演会にパネリストの一人として参加したことがあった。一番に質問されたのは、俺だった。
「うちの孫娘は勉強しろといっても、全くしません。隊長さんなら、どうしますか?」民宿「但馬屋(たじまや)」のばっちゃんからの質問だった。

「勉強しろ!」って、娘たちに言ったことがなかった俺は、友人の講演会に参加した友人から又聞きの話を思い出し、
「参考になるかわかりませんが、学年トップになった小学6年生の女の子の話をしますね」と実際にあった話をしたのだ。
お母さんが娘に言ったことは一つだけ。
「お母さんがあなたの年の頃、きちんと勉強してこなかったから、学校で習ったことをお母さんに教えて!」と。
つまり、娘さんはお母さんに授業内容を伝えるというアウトプットを意識して先生の話をインプットしていたから、授業を真剣に聞いていて成績がアップしたのだ。

ちなみに数年後、その民宿「但馬屋(たじまや)」の孫娘さんが高校生になってから再会している。全国の高校生代表として10分で夢を語るプレゼン大会、「ドリプラ世界大会」のステージに立っていたのだ。コメンテーター(審査員)だった俺は、不思議な縁で2,000人の会場で彼女と会話できた時は、なんとも嬉しかった。「立派に成長したなぁ」って。

俺が22年経営した(株)エクスプローラ「地球探検隊」は、5回、10回、20回と旅に参加するリピーターとリピーターの口コミで成り立っていた。だから、広島でリアルとオンラインで出会った2期生が、「また3期もやります!」って言ってくれるゼミにしたかった。なぜなら、仮に同じ口コミをするにも、「くるまざ大学2期生としての1年が凄く良かったから、3期も申し込んじゃった。一緒に学ばない?」のほうが説得力があるからだ。それに、今までの学生はゲストハウスを開業したい人がほとんどだと思うが、もっと広く「起業」や「自分らしく、より良く生きる」を実践する人を増やしたい。

画像4

続いて話したストーリーは、南米ペルー3泊4日のインカトレッキング、最高標高4,215m付近で高山病になってしまった女子隊員の話で、俺のリーダーとしての役割、あり方に気づけたという話。「隊員の一人が高山病になった」と最後尾のガイドから先頭のガイドにトランシーバーで連絡が入った。先頭集団にいた俺は、最後尾まで戻り、隊員の手を引っ張って登り始めた。「隊長、このまま隊長に引っ張られたまま、頂上にたどり着いても意味がありません。自分の力で登りたい。やり切りたいんです」。そう言った隊員は4,215m地点で待っていた隊員たちと歓喜の涙に溢れてハグした。その女子隊員の姿を見て思った。「俺は隊員(お客さん)をラクにさせることじゃなく、やる気にさせるためにいるんだ」って。

画像5

スタッフとお客さんという関係ではなく、仲間の一員として参加していた。だから「くるまざダイアログ大学」でも、特任教授と学生という関係ではなくフラットな関係で、やる気にさせる存在でありたい。

画像3

 ※写真は、空中都市「マチュピチュ」を目指す、もう一つのトレッキングコース。2泊3日のレイヤーズトレック(最高標高4,800m)

骨折をして大変なリハビリを終えて夢のインカトレッキングに参加、空中都市「マチュピチュ」を見た時の話。娘が60歳の母親に旅をプレゼントして親子で一緒に参加。運動不足だった2人は大変な思いをして3泊4日44kmを歩き、「マチュピチュ」を見た時、母親が号泣し、娘ももらい泣き、それを見ていた俺たち仲間ももらい泣きして全員がハグした感動の旅の話。体験と本音の対話で構成された旅だから、「売るより感動させる」が目標。「くるまざダイアログ大学」でも泣いたり笑ったりする感情を共有し、感情が揺れ動く対話をしたい。最大の報酬は感動の涙、仲間の成功。

画像2

それには心にゆとりがないと質の高い対話は生まれないし、正しい判断もできない。だから余白は必要だ。余白をつくるためには少しずつ手放して断捨離していく。断捨離の達人は、遊牧民であるモンゴル人。彼らのように生きるのが理想だと思っている。つまり本当に大切な人とモノに囲まれた生活。移動生活をする彼らはゴミやガラクタは置いておけないから、シンプルライフでいつも心軽やかに分かち合って生きている。モンゴル騎馬隊の結成、内モンゴル騎馬遠征隊の旅で大草原の彼らの生活を見て皆こういう。「何もないのに全てがあった」と。上機嫌で生きるために意図的にミニマリストを目指しシンプルに生きたい。

画像1

今までの教育は、用意したテキストや答えのある問題を教えていた。
「くるまざダイアログ大学」では、正解のないことを話し合って、みんなで解決に導く。より良くしようと思えば、課題や問題は必ず起こる。だから、それぞれが持っている悩みや課題をみんなで一緒に考えたい。俺もできるだけ実体験から得た俺なりの答えを話したい。そして、学生の一人一人が中心になって今最も夢中になっていること、好きなこと、夢も語り合いたい。この大学では良く語り、良く聞くことがモットー。良い質問はクオリティーの高い答えが生まれやすい。より良い自問自答ができれば、人生は豊かになる。好奇心を失わずにワクワクして人間らしく生きようよ。

1年の学びは、何冊もの本になるかもしれない。希望者には、オプションとして受講生の出版もプロデュースもできる。出版サポートもやってるから。俺がパーソナリティをやっているvoicyラジオにゲスト出演して「今」の思いをアーカイブとして残す特典もある。

これからの時代、小さくとも心通い合うコミュニティが、あなたの人生を豊かにすると確信している。「旅は手段であって目的ではない。旅は終わってから始まる」というコンセプトでやってきたから、今、子育てで忙しい世代が多くて頻繁には会えなくても、心は繋がっている隊員はたくさんいる。だから、「くるまざダイアログ大学」の1年を終えても、友達として一緒に走り続けたい。なぜなら、今の俺があるのは、家族と隊員(旅の参加者)のおかげだから。今もたくさんの隊員たちから応援・支援してもらっている。「あなたは一人じゃない」って感覚を持てるか否か、これからの時代、孤独や孤立はもっと進んでいくと思うから。「くるまざダイアログ大学」があなたの人生にとって大きな支え、大切な居場所になったら嬉しい。

今まで「地球は教室、体験が教師」という理念のもと、旅で日本を元気にする目的で人生をかけて仕事をしてきた。22年経営してきた会社を倒産させ自己破産した。でも、無一文になっても、悔いはなかった。なぜなら、想いを実現して俺にしかできない旅を隊員たちと一緒に創り、歓喜した「永遠の一瞬」という旅の思い出を残せたから。そう思った仲間が今も傍にいるから。だから上辺だけの薄っぺらい対話にはならない。ふり幅の大きな人生を歩んできたから深く対話ができると思う。対話は人生を不安や怖れからワクワクに変える魔法のキャッチボール。たった一人のたった一言で人生は変わる、人生は救われる。そんな心にしみる対話をしたい。人生に余白を、心のゆとりを!

50代までやってきた事、たとえば東京(明大前)から富士山登頂した「富士講」、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ5,895m登頂、時速70km近くモンゴル人と一緒に馬で大草原を駆けること。60歳になった今、できないかもしれない。でも、60歳になった今だからこそ、できることもある。

自分も周りも笑顔を増やしていくのが俺にとって「成功」の定義。
「人生は、幸せに自分らしく生きていく長い旅の途上」。それが俺のゼミのテーマ。
だから、結果よりも途上のプロセスを楽しもうよ。
2022年9月から、共に笑って楽しく学び成長しよう。生きる力が自然と身につく最高の「大人の遊び場」にしたい。
「中村隊長の自分らしい人生を決めるゼミ」で会おう!

2022年7月28日木曜日 21:00〜22:30(18歳以上の社会人向き)
「くるまざダイアログ大学」の「中村隊長の自分らしい生き方を決める!」ゼミ無料説明会で会おう!友人・知人に紹介するために参加してもらうのも大歓迎。途中参加、退出もOK!

2022年9月に開校する「くるまざダイアログ大学」第3期生募集記事!

画像6

 ※写真は、夕日に見えるが、南米ボリビア「天空の鏡」ウユニ塩湖の朝日の前で隊員たちと集合写真!

関連記事

「旅を楽しめない人は人生を楽しめない」
 俺はそう思っている。
 旅をしていると常に「おまえは何者か」と問われる。
 自問自答しながら、試行錯誤を重ねながら旅をすることは、
 よりよく生きることにつながっていくと思う。
 旅も人生も次に何が起こるかわからないから面白いのだ。
  『感動が共感に変わる!』中村伸一(著)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?