見出し画像

わたしの一部を作ってくれた場所

自宅の近所、駅からちょっと離れた住宅街にひっそり佇むカウンター8席だけのちいさな蕎麦店。

初めて何の気無しに入ったときに、お蕎麦の美味さに嬉しくなったこと、今でもよく覚えています。

ひとりで切り盛りするご主人は元浅草有名酒店(むかしよく行った)の店長で、
おいしいお酒と日替わりの手軽な創作つまみを出してくれる、ひとりで来ても気軽に話せる、
そして何よりも、お店の居心地の良さをしっかりと保ち続けている方でした。

ひとり客にもやさしいお店なので、常連客の方ともすっかり仲良くなり、彼を紹介してもらったり、仕事の相談をしたり。
会社とも自宅とも違うほどよい距離感のなかで、いつしか、自分らしさを取り戻せる大切な場所になっていました。

そんなお店が、昨日で閉店しました。

日常に当たり前にあった、自分をリセットできる場所が無くなること、うまく書けないほどさびしいのですが、
今の自分の一部を作ってくれたこのお店への心からの感謝を込めて、この投稿をしました。

こじまさん、おいしいお酒とおつまみとお蕎麦を出してくれて、
そして、いろんな話をしてくれて、たくさん話を聞いてくれて、
本当にありがとうございました。

新店舗にも皆であそびに行きますね。

画像1

画像2

さいごの記念写真。