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されどSNS パート2

パート1でお話したように、私はおそるおそるでありながらも粛々とSNSに取り組んでおりました。 わからないからと言って、投げ出さず、時間はあるのだから落ち着いて、一つずつクリアしていこうという、健気なスタンスです。 そんな中、昨年の12月、私はロマンス詐欺に会うところでした。
いわゆる今、蔓延している特殊詐欺です。 不自然な事は最初から分かっていました。 「そこまであほではないぞ」と自負しているのがいけないのかも知れないのですが、好奇心が勝ってしまいます。
特殊詐欺といっても、投資詐欺、還付金詐欺、とあの手この手で仕掛けてくるようなので、私がロマンス詐欺と思っていただけで、向こうは、どこから仕掛けようと思っていたのだと思います。
 私はうちの老犬、マフオさんの名前、mahuo39というアカウントでインスタグラムをやっています。 このアカウントにアクセスしてくださるのは、大半がが愛犬家の人達で、同じ犬でも、ジャックラッセルを愛する人がほとんどです。 そのマフオのアカウントに日本にきて間もない外人さんのスタンスで巧みにアクセスしてきました。 そしてインスタのトークルームでのコンタクトがはじまります。 そしてこれが朝に晩に8日間続きます。
不謹慎ではありますが、このやりとりは、友人にも面白いと言われたので、
明らかに辻褄があわなくなった時にさすがにブロックしたのですが、すべてのやりとりを書きとってから、削除しました。
そして、間にモノローグもいれて記録したら、1万6千字にもなってしまいました。 この『ロマンス詐欺未遂の8日間』はどこかで投稿したいのですが、ちょっと長いので、今考え中です。
 その後、頼んでもいないパーカーが海外から代引きで届いたりと、不可解なことが起こったので、スマホが乗っ取られたのか不安なりました。
消費者庁の消費者ホットラインの相談窓口に電話するも、一向に繋がらないので、徒歩15分の警察に直接行ってきました。
特殊詐欺の担当の方が対応してくださいました。 
今、スマホを介した詐欺が頻繫に起こっているようです。 中には1000万取られちゃった人もいるようです。 もう取られたら戻ってきません。
年齢もまちまちで、どうしてこの人がと思うような人が、詐欺にあっているそうです。 「人と人との関係性が希薄になって、寂しいんでしょうか」と担当の方は憂えていました。 そして私みたいにスマホを乗っ取られてないかチェックするのが詐欺で、乗っ取られてしまうという詐欺もあるようです。 とにかくスマホを介してものを買ったり、ポチッとしないで下さいと言われました。 「私は文章を書くことをしているから、ついつい興味本位でだめですね。 気を付けます」と言うと「少しでも特殊詐欺が減るように書いて下さい」とおしゃっていました。 ホットラインの電話も繋がらないくらいですから。

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