なぜ選挙に行かなければならないのか?
選挙に行かない人がいるのはこのことを知らない人が多いのだと思って書きます。私も25歳くらいまでこの事を知りませんでした。
なぜ選挙に行かなければならないのか?
それは、自分が損をする社会になってしまうからです。
ではなぜ選挙に行かないと損をするのでしょうか?
「投票率」という言葉を耳にしたことがあると思います。
簡単に言うと、政治家はこの「投票率」を見てマニュフェストを考えます。
例えば50代の投票率が高かったら、50代の人が投票したくなるような公約を掲げます。
「60歳になったらすぐに年金を払いますよ!」
とか
「50歳以上の医療費を無料にしましょう!」
とか。
でもそれって、20代30代にとっては物凄く負担になると思いませんか?
つまり現代社会では
①投票率の低い世代にはあまり得のないマニュフェストばかりが掲げられる。
↓
②投票したい人がいないから選挙に行かない20代30代が増える。
↓
③20代30代の投票率が下がる。
↓
④①に戻って繰り返す・・・
という、悪循環が繰り広げられているのです。
「でも、投票したい政治家がいないし・・・」
と思った方。
ここで大切なのは「投票すること」ではありません。
「選挙に行くこと」です。
いいですか?
「投票率」というのは、選挙に来た人数で計算されます。
だから、選挙に行きさえすればあがるのです。
具体的に言うと、投票所へ行き、ハガキを見せる(ハガキがない場合は住所と身分証明書を出す)、投票用紙をもらい、投票用紙を投票箱に投入する。
これだけでいいのです。
投票用紙に書きたい名前の人がいなかったら、書かなければいいのです。
白票でも投票率が上がればいいのです。
7月5日は東京都知事選です。期日前投票は既に始まっています。
社会に不満があるのなら選挙に行きましょう。
余談ですが、投票用紙は「ユポ紙」という普段お目にかかれない珍しい高級な紙でできています。(しかもこれは正確には紙ではなく樹脂でできたフィルムの一種だそう)
ぜひあなたも選挙に行って触ってみてください。
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