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【タカラヅカで学ぶ世界史】ご参加いただいた方からの感想まとめ

<タカラヅカで学ぶ世界史2(ヨーロッパ以外編)>

第4回「古代を舞台にした作品」

『アウグストゥス』を観劇した皆様の感想がアレな感じが多くて、見るのやめようかなとか思ってたりしてましたが、今回の講座をうけて、『アウグストゥス』見たい!!!になりました!

受講した翌日、雪組fff/シルクロードのmy楽でした。
ナポレオン:共和制を謳った革命→絶対王政を解体するために皇帝になる(?)
アウグストゥス:建前は共和制。だけど「大事なことはわたしが決めます」
→同じように国を導くものとして、本音と建前がどちらにもあって、彩風ナポレオンの本音は「世界をひとつにするための絶対王政の打破」だとしたら、アウグストゥスの目的は一体なんなのだろう?と観劇中にぼんやりと浮かびました。どんな描かれ方をするのか含め、観るのが俄然楽しみです。

1)世界史の講座として 2)観劇の予習として 3)観劇後の復習として 1〜3のどの立場から参加しても、講義内容のバランスが絶妙だと思います。過不足なし。わかりやすい解説でどんどん前のめりになりながら聴講しています。

当たり前ですけど歴史上の人物も成した事実だけでなく、性格やエピソードの物語を知ることが、歴史を知ることに繋がるんだな、と。もう一回学生に戻ったらもっと歴史が好きになれそうです。

第3回「中国を舞台にした作品」

高校時代の世界史だけでなく、漢文、古文を思い出しながらお聞きしました。中国の長い長い歴史の出来事を宝塚に関連付けてコンパクトにまとめて説明してくださり、はるか昔の朧げな記憶しかない者にとりまして本当にわかりやすくて楽しくて、そして1時間余りにまとめて下さった先生のご苦労がありがたかったです。

日本史と重なる部分も多く、地味なわりに馴染みがあるからか、理解もしやすく楽しく面白い講座でした。1回で駆け抜けるのが、ちょっともったいないぐらい、一つ一つのテーマも内容が豊富で、もっと作品についての解説や考察などが聞きたかった感じです。『BUND/NEON上海』については、たっぷりと時間を割いていただき、個人的に大満足なひとときでした。だいたいの時代は予想がつきましたが、第二次上海事変直前との考察(設定やセリフ、歌詞からの推定)が見事!素晴らしかったです!『シルクロード』に現れた20世紀の上海と愛しの(?)劉衛強は、やはり時を超えて現れた蜃気楼のようなもの(砂漠だけに…(^_^;))と、自分の中で腑に落ちました。

地歴は本当に苦手科目で、宝塚は大好きだけど歴史と結びつくのはどうなんだろうと正直思ってましたが、作品と結びつくとこんなに頭に入ってくるんだと目から鱗でした。ほどよくお勉強、ほどよくエンターテイメントで本当に良い時間を過ごせました。

参加させていただいたのは2回目ですが、タカラヅカ愛に溢れた講義をファンの方達と一緒に聴くということが、これほど楽しいことかとあらためて感じました。

とても勉強になり楽しい講座でしたが、あれだけの内容を1時間で・・というのは、ちょっと勿体ない気がしました。せっかくなので、前半と後半というように2回の講座に分けてお話しくださっても良いと思いました。

第2回「ロシアを舞台にした作品」

寒い、暗い、重い…イメージのロシアですが、味わい深い物語や音楽はわりと好きなのに、歴史となると何故だか敬遠してしまってました。こんな時こそタカラヅカ作品とのコラボで、注目度爆上げです。毎回、本当に不思議なぐらい、解説が頭に入ってきます。
これまで感じていた、西欧諸国の革命との違和感は、そもそも社会の構造が違っていたゆえに…という解説の流れで、ずっと棚上げされていた頭の中のモヤモヤが晴れていき、ようやくロシアの歴史に目を向ける気持ちになりました。

高校で世界史を取っていたので個々の知識はありましたが、それが宝塚を通じて線となりより深い理解へと繋がる過程がとても楽しかったです。特に、アレクサンドル3世橋がパリにあることについては疑問を感じていたので、露仏同盟からの流れなのだと分かったときは感動をおぼえました。

ファン歴が長いとはいえ ブランクもありましたので 知らない公演がいくつもありますが 逆に 自分が知らない間でも こうした舞台を続けてこられた宝塚の継続性という価値に 感慨深い限りです。
どんな時でも 宝塚はちゃんとそこにある
こんな状況下 しみじみ有り難さを感じています。

毎回、勉強あり、耳寄り情報あり、笑いあり、感動あり…まるでタカラヅカの公演のような講座だなぁと楽しませてもらっています♪
懇親会がまた!楽しかったです!

とても後味さわやかな講座でした!いつか懇親会にも参加してみたいと思います。


第1回「アメリカを舞台にした作品」

学生時代の勉強の仕方がどうしてもテスト対策的で、用語のみ、また地域ごとの流れしか記憶に残っておらず、ヨーロッパとアメリカの表裏一体な歴史の流れを今さらながら学ばせてもらいました。宝塚作品もたくさん紹介していただき、その歴史的背景を踏まえて観賞すれば、登場人物やストーリー展開をさらに深く楽しめること間違いなしです。歴史解説の中に、ちょいちょい入ってくる宝塚ネタが清涼剤のごとく本当に心地よく…この講座、クセになります(笑)

イラストや図解もわかりやすくて、右脳派の私にはありがたいです。
スカステでたまにやるステージドア系の番組が好きなので、くいすさんの舞台機構も、毎回ほほーと感心しながら楽しんでいます。

宝塚はヨーロッパが舞台の作品が多いと思っていましたが、アメリカに焦点を当てるとこんなにたくさんの作品があったとは!再発見でした。禁酒法時代とフィッツジェラルドに偏っていることも面白かったです。

このご時世に、観劇に出掛けられずともホットなお話を聞けたり、楽しい話題で盛り上がったり…だけではなく、現実的な話で気を引き締めたり、私にとって大変有意義な時間となっています。そして世界史の再学習という大義名分もあり、この講座はメンタルを保つ最大の武器です。

最近のファンなので、昔の演目にこんなものがあったのか〜と宝塚の知識が増えて楽しいです。懇親会も、私はあまり観劇できない状況なので、皆様の感想がいち早く聞けて楽しいです!お顔を見て感想を語り合う場があるのがありがたいです。


<タカラヅカで学ぶ世界史(ヨーロッパ編)>

第4回「第二次世界大戦と戦後の冷戦時代」

学生の頃の歴史の授業では、現代史が1番苦手というか興味がわかない時代だったので、知ったかぶりみたいな知識しかないのですが、今回の授業は時系列とかわかりやすくて、紹介された宝塚作品を見てさらに深堀したいなと思いました。
1番苦手な時代のはずなのですが、4シリーズの中で1番興味深く、さらに面白かったです!

ヨーロッパのフランス革命前後の時代もよいのですが、日本で言う明治維新前後から現代にかけてもおもしろく、身近であるなぁとやはり本日思いました。ただし、戦争はダメですね。そこを宝塚観劇でも強調して頂きたいと思います。「灯火管制で、今日も凱旋門が見えない・・・」などという台詞からでも。

見ていない作品の中には近い時代で戦争などの場面が生々しそうでちょっと敬遠していたものもありましたが、個々の作品を先生が解説してくださり、やっぱり見てみたいと思いました。スカイステージでの放送を待っていようと思います。

実在の人物を主人公にしつつも夢を壊さない作品を手掛ける宝塚のチャレンジ精神に改めて感心しています。欲を言えば、これからは男役だけでなく娘役が主人公の作品も誕生したらと思います。例えばマザーテレサとかナイチンゲールとか。まあ、男役が演じても構いませんが^_^

ソ連を知らない世代がいることに衝撃を受けました。

ネットの世界があり、禍ではあるのですがコロナによって双方向のコミュニケーションができる講座を開いていただけたことは本当にありがたいことだと思っています。


第3回「世紀末から第一次世界対戦へ」

宝塚作品の奥深さを知れました。これからの観劇の楽しみ方に革命がおきました。先ずは、fffに向けて、「翼ある人々」を観なおします。

学生の頃、この時代の勉強には手を焼きましたが、混沌とした時代だった事を再確認しました。貴重なオリジナル年表資料や、タカラヅカ作品と演じたジェンヌさんを絡めた軽快なお話は、目の前の霧が晴れていくかのように分かりやすく、終始楽しかったです。

フランツの歌詞からの時代背景の解説は大変勉強になりました。エリザベートというミュージカルがあれほど引きつけるのは、根底に流れる史実がそこかしこで見え隠れするからでしょうか。

見目麗しい音楽家の方々のスライドがたまりませんでした。学生時代の授業や教科書では政治的な歴史のオマケのコーナーみたいに芸術史がついてきたのを思い出しました。
今回の講座では政治にも経済にも芸術にも同じ時間の軸があることを感じました。

今回、改めて気付いたことは、宝塚作品に登場する実在の人物はどんなに端役でも、劇中劇のなかでも、決してスルーしてはならない!ということでした。作品のなかでは出番も少なく地味な存在だとしても世界史的には超重要人物だったりすることを知りました。
世界史では、主人公よりも脇役の方が試験に出る!人物というのも面白い。


第2回「ヨーロッパ王朝の攻防と太陽王の時代」

世界史をきちんと学んでこなかったので、今まで小説や舞台で見たものをなんとなく点でわかっていたような気持ちになっていたものをわかりやすい表と舞台の登場人物を当てはめてくださったことで大まかに世界の流れの中の重要な出来事と捉えることができ線で結びつきました。
観てない作品もありましたので放送されたら必ず見たいと思います。

内容的にも作品についても、ベースのないまま正に身体ひとつで参加してしまいましたが、私には真新しい数々のポスターや公演話など、むしろ楽しいことしかなかったです。それでいて、うろ覚えの世界史用語も、多方面から内容を理解させていただき「勉強した」という充実感も味わえました。

今はオンラインで自分で勉強しようとしないと学べない日々で、知識もなくどこに関心を持てばいいのか分からずにいましたが、好きなことを学んで何が悪い!という前向きな気持ちになれた気がします。
皆さんのチャットや反応も非常に興味深く、参加者みんなで講義を作っている感覚がしました。

各作品が時系列に並んで、それぞれの作品の関係性がわかるのが凄く楽しいです。歴史上の人物も、演じたジェンヌさんの名前に置き換えると、スイスイ頭に入ってきます。

日本全国から集まったヅカファンのみなさんと交流できるのはリモートならではですね。ありがとうございました。


第1回「フランス革命とナポレオンの支配」

この時代全体に関心を持つことができ、そのお役の生徒さんのお名前を見て各作品にとても興味がわきました。星組の作品はいろいろ見ていましたが他の組の作品でまだ見ていないものも見たくなりました。

講座後に早速作品の映像を観て復習しました!楽しいきっかけをありがとうございました!

世界史をやってないのでどこまでが史実でどこまでが創作かゴッチャになってるところもあるので、宝塚歌劇での作品や役名と一緒にご紹介いただけると分かりやすかったです。

歴史を通して見ると、作品同士が縦横に繋がっていて、ひとりのキャラクターも色々な作品に繋がっていくのがとても楽しかったです。
舞台装置のお話も、興味深かったです。次に舞台を観る機会には、気をつけてみたいと思いました。

講義の合間に、宝塚あるある情報も合わせて、先生からも皆さんからも提供されること、講義の後に交流会があることがこの講座らしく、楽しく学べるよい点であると思います。

このような機会は田舎にいると無理だろうと頭からあきらめていましたが、オンライン配信をしていただけて、本当にうれしかったです。

家庭の事情もあり平日昼以外は外出しずらく、オンラインだと気軽に参加できてよかったです。

なかなか外出する気分になれない昨今、家族以外でマスク無しで会話できるのも久しぶりだったので楽しかったです。

懇親会では様々な地域に住むヅカファンの皆さんと繋がれ、嬉しい驚きでした。皆さん劇場には行かれなくても配信やスカステなどで楽しんでいるとのことで、ピンチをチャンスに変える宝塚歌劇団の対応の素晴らしさも肌で感じることができました。

コロナのおかげで、Zoomのやり方を覚えてきたことは、不幸中の幸いです。


いつも応援ありがとうございます。STEP by STEP!!