猫町倶楽部読書会の使命

オラ常々「猫町倶楽部は読書好きじゃないメンバーがマジョリティーな読書会」と言っている。猫町ラウンジのブログ「リアクションが多い順」ランキングを検証した結果、その仮説がまた補強された。

ブログのリアクションランキング第一位は、108いいねを獲得した一発ネタ写真ブログである。
以降自己紹介ブログやグルメブログ等が続き、第38にしてようやく読書会感想ブログや課題本ブログが登場する。ほんとみんな読書は二の次、いや37の次なんだなぁ。

※以下のブログは猫町ラウンジ会員以外からはアクセスできません。

第一位
63いいね
ぴいさん
今日の読書会(主に実験的に行われた新ルールについて)

以下
第二位
49いいね
させさん
源氏物語マラソン完走

第四位
47いいね
させさん
哲学対話要素入読書会初参加後の反省と感想の殴り書き

第四位
47いいね
オラ
歎異抄は旅行保険でGo to 浄土


学生時代とかにクラスの仲間なんかと馴染めずに読書に逃げた人々が、「自分は読書が好きなんだ」と勘違いしたまま社会人になり猫町を見つけて参加する。入ってみたら、逃避先に過ぎなかった読書なんかより人付き合いが楽しいと言うことに気付く。それどころか、読書なんかしなくても人との交流ができる分科会や課外活動を見つけてしまい、学生時代には出来なかっ「人とのコミュニケーション」の楽しさに目覚め、これまで逃避先にしていた「読書天国」を追放ではなく自ら捨て去り「読書無し天国」ばかりに入り浸るというのは猫町でよく見る光景である。

そういう人たちに読書の楽しさや効用を伝えることが猫町の機能であり使命あると思っている。何でもokなただの仲良しクラブではないのである。日本以外の普通の国では、そんなこと教えるのは大学の役割なんですけどね。

J.S.ミル「大学教育について」(岩波文庫) を Amazon でチェック! https://amzn.to/2VcKnbz


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?