【綿町ダイアリー】#445 マイルスデイビスを聴く
嗜好は変化する。
JAZZに傾倒していた20代のころ、
僕はマイルスデイビスが嫌いだった。
クールな都会の夜のJAZZ。
マイルスはそんなイメージだったかな。
僕はクールさよりもスイング感が好きで
ズートシムズやデクスターゴードンを好んだ。
そんな僕もオヤジになり、
それなりに苦しい人生経験もし、
次第にマイルスデイビスを聴くようになる。
まぁ運動嫌いの僕が
50を過ぎてランニングを始めるのだから
そもそも自分の嗜好なんてアテにならないけど。
中でも第二期黄金クインテット時代の4枚、
「ESP」「MILES SMILES」「SORCERER」「NEFERTITI」は、日常的に聴くようになった。
この時期のライブ盤「FOUR & MORE」は
今や僕の愛聴盤だ。
嗜好なんてそんなものである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?