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子の心、親知らず

ども。のりおです。

桜も開花宣言され、いよいよ、春到来ですね。唐突ですが、私、こう見えても(見たことない人がほとんどですが…)小学6年生の娘がおりまして、3月18日、娘の卒業式へ行ってきました。

ただコロナウイルスの影響で式は短縮、来賓、保護者の出席は無しという前代未聞な卒業式でして、ひっそりと終わりました。

私が東京へ出てきたのが8年前。それから、娘とは東京と大阪と離れて暮らしています(注:離婚したわけではございません…)

授業参観、運動会などなるべく行事には帰れる時はスケジュールを調整して帰るようにしてはいましたが、私は娘の小学校6年間をほぼほぼ知りません。その6年間に娘は上手に書けなかった平仮名が書けるようになり、漢字も書けるようになり、九九を覚え、分数を覚え、自転車が乗れるようになり、大好きな絵も上手になり、漫画が好きで、友達ができ、ママに生意気な口を聞くようになり、パパと一緒にいるのが恥ずかしくなり、家族より友達といる時間が楽しいと思うようになり、写真を撮られることが苦手で、背も伸び、いつのまにか可愛かった女の子から普通の少女になってました。

そんなこんなで、ふと思ったのです。

8年間も離れ離れで悲しい思いをさせて申し訳ない…って

いやいやいや。これってただただ親目線の勝手な押し付けなんじゃね??そう。一緒にいたとしても娘は上に書いた様な成長をするんです。そりゃあ、近くでその事に逐一一緒に感動できるって事は人生に一度しかない事なんだけど、それもこれも全部、親目線の話。式終わりにみんなが友達、先生と写真を撮るなか、写真に撮られる事が恥ずかしい娘はやっぱり友達ともあまり写真に写りたがらず、撮った写真もなかなか顔が決まらず、親の僕からしても『どうした??』的な顔をしておるのです。友達の1人に至っては連絡をしたら既に家に帰った模様…(我が娘より強者!!)いいじゃないですか!!僕の娘らしくて…

これは一生に一度しかない事だから…って、尻込みしてる娘を促して撮った家族3人の卒業式式場の看板前の家族写真。久しぶりに撮ったな。家族写真。これは親の僕の宝物です。宝物をありがとう!!娘よ!

娘は多分これから中学生になり、高校生、大学生(行かしてあげれるのか…??)となり、社会に出て、恋をして、僕の知らない誰かと結婚するんです。その時々が娘にとって良い人生の一瞬であって欲しいと願い、応援する事が僕の親としての(責任と言ったら重いですね!)できる事なのかな!?って感じた日でした。

『親の心、子知らず』とはよく言いますが、ひとつ物事の見る角度を変えてみると『子の心、親知らず』ですよって話でした!

ではでは。

中目黒土産店/のりお

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