見出し画像

RUM RHUM RON 〜素晴らしきラム酒の世界へ〜 オススメのラム酒Part4 【HAVANA CLUB(ハバナクラブ)】

ども、のりおです。
パパッといきますよ!では、本日のオススメのラムはこちら!!

画像1

HAVANA CLUB(ハバナクラブ)

こちらも前回の記事と同様に世界的に有名な名柄ですね。
名前の通りキューバのラムです。

キューバラムの特徴

最大の特徴は『RON LIGERO(ロンリヘロ)』英語でいうとライトラムの意。
基本的に連続式蒸留機で4回蒸留をする。1回目の蒸留でできたアルコールを『アグアルディエンテ』といい、ラムとははっきりと区別されている。
このアグアルディエンテの一部を樽熟成にまわし、残りのアルコールを2回、3回、4回と蒸留して、95.5°から96°まで引き上げた高濃度のアルコールと、1回目の蒸留でできたアグアルディエンテを2〜3年樽熟成した物と、ミネラル分を除いた水とを混ぜ合わせることによって初めてラムができる。
この様に、度数の違う2種類のアルコールと水をブレンドするという特殊な方法で製造するのがキューバラムの最大の特徴といえる。

歴史

ハバナクラブを生み出したのは、ホセ・アレチャバラ株式会社で、1878年にD・ホセ・アレチャバラ・アルダルマによって設立された。社名に創始者の名前がついているが、元々は『ラ・ビスカヤ』という名称で、1921年から今の社名となった。
国内向けのスピリッツ(アグアルディエンテ)とアルコール、そして副産物としてモラセスと粗糖の製造会社としてスタート。業容の拡大の中で製品を多様化させ、また商船隊の増加によって販路を拡大していった。
1888年のハリケーンや、独立戦争(1895年〜1899年)の中での『カルデナスの戦い』や輸出取引の停止といった困難を乗り越え、1903年に砂糖の精製工場を設立。1953年には1日100万ポンド(約450万トン)という大規模な生産量に到達した。
1934年に”アレチャバラ75”などのラムやリキュールと共に”ハバナクラブ”ラムの生産・販売を開始し、『熟成された最高のラム』という名声を得た。
1950年代にはカルデナス港の148エイカー(約60万平方メートル)の敷地にモラセス工場、アルコール蒸留工場、熟成用の貯蔵庫を備えたラムやリキュールの工場、砂糖精製工場、キャンディー工場を擁し、6隻の船が停泊できる専用の港も所有していたが、1959年、キューバ革命により国営化された。

製法

サトウキビの収穫は12月から3月に行われる。サトウキビを精製所で圧搾し液体を抽出する。この液体をキューバでは『エル・グアラボ』という。『エル・グアラボ』は加熱され砂糖の結晶と『ミエレス(蜂蜜)』と呼ばれる糖蜜(モラセス)に分離される。この糖蜜は約4年間の保存が可能である。これは他国と比べると異例に長い期間である。
55°の高い糖分を含んだ糖蜜を精製された水と混ぜる。ここに同社で長年にわたり守られてきたハバナクラブ専用の『サンタクルス』と呼ばれる酵母を入れ、24時間発酵させ、最終的にアルコール分5〜6°の液体を得る。
蒸留はキューバラムの特性を失うことのないように銅製の連続式蒸留機を使用することを義務づけており、75°のアグアルディエンテと96°の上質な高濃度アルコールを作る。この高濃度アルコールをホワイトオーク樽で最低1年間熟成し、さらにアグアルディエンテとブレンドしたものを『マドレ(母)』という。
熟成に使われる樽は、アメリカ産ホワイトオークのバーボン樽、カナダ産ホワイトオークのウイスキー樽、さらに革命以降はアイリッシュウイスキーやスコッチウイスキー樽もヨーロッパから買っており、最大で80年使用したものもある。マドレと水と96°の高濃度アルコールを混ぜた状態を『ロン・フレスコ(フレッシュラム)』というが、この段階から『ラム』と言われるようになり、熟成を重ねていく。最後に常温でペーパーフィルターで濾過した後にボトリングを行っている。
〈参考文献:ラム酒大全 定番銘柄100本の全知識 日本ラム協会著〉

まとめ

キューバにおけるモヒートは必ずと言っていいほどハバナクラブ3年が使用されている。確かにノーベル賞作家、ヘミングウェイの『我がモヒートはボデギータにあり』の一言で有名な『ラ・ボデギータ・デル・メディオ』のモヒートもハバナクラブ3年を使っている。

いやぁー、めちゃくちゃ適当ですね。ちょっと笑っちゃうくらい。
よくみてみると奥の男性がグラスにライムジュースと砂糖を入れてベースを作り、手前の男性がそこにミント、炭酸を入れてマドルして、ハバナクラブを入れて炭酸でアップして完成!!みたいな…
僕も自分でモヒートを作る際はここの作り方を真似てます。そしてやっぱりハバナクラブで作ったモヒートが一番好きです。ちなみにモヒートに欠かせないミント、日本ではスペアミントを使いますが現地ではイエルバブエナっていうハーブを使います。昔はなかなか日本では手に入らなかったそうなんですが、最近はネットで調べたら苗とか売ってるので自分で育ててみようかと思ったりもしてます。
あと、ハバナクラブ7年にカットレモン、シロップを入れて水割りにすると…
な・な・な・なんと!!!レモンティーの味がするではないですか!?僕はたまーにそんな飲み方もしてます。スイスイ飲めるんですが、そこそこアルコール度数高めなんで結構酔うので気をつけてください。

もうすぐ夏ですね。夏といえばラムが、モヒートが美味しい季節です。みんなで乾杯したいですね。
ではでは。

中目黒土産店/のりお

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
中目黒土産店オンラインショップでは、
中目黒を題材にした様々なデザイン雑貨を、
順次追加しております。
みなさまのご来店を、
心よりお待ちしております☆
https://nakameguro.base.shop
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いただいたサポートは、新しい商品作りのために全額投資させていただきます!ご支援よろしくお願いします☆