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上京する。再び。
今までの経験を振り返ろう、第60話。
さて、はじめての派遣社員はどんなものだったか。
このときの現状を教えよう。
今まで聞いたことがないのだが、
・派遣社員
・時給は変わらない
・まだ仕事をもらってない
という状況で東京へ行くことになったのだ。
いやいやいや、普通こんな安月給で家賃手当もないのに、福岡の家をそのままにしてなんて行くなんてどういうことだ?とは思ったものの、久々に東京行けるチャンスだし〜と思って行くことにした。
ちなみに同僚の契約社員すらまだ東京に行ってないのに、私が先に行くことになったのも疑問だった。
もちろん東京の家は用意してもらう。そして必ず一ヶ月で帰ってくるのを条件とすることで、給与面の交渉はしなかった。というか、そもそもできないらしい。
ここで紹介予定派遣について、前回に追加して説明する。
紹介予定派遣は派遣社員登用時に、次の契約社員になった場合の月額最低賃金を契約書に記載しなればいけない。
なので次の契約時に社員になる場合は、契約書に記載してある賃金から交渉すればいい。
あともう一つ。そもそも私が上京した際に給与交渉できなかったのは、契約書で時給を決めてあるから。
一応出張手当もありましたが、なぜかそれはすでに就業規則のようなもので決められていた。割に合わない出張手当が。って早く言えよって話でしたが。
ということで東京へGO!!!することになりました。
さて、3年ぶりの東京勤務。
住むところは渋谷道玄坂とか神泉に近いところ。会社まで徒歩5分。
通勤電車も気にしなくていいし、東京の友達にも会えるし。
プラスに考えると東京行きのチャンスをもらえたことは、いいことだったと思う。雇用形態とかの立場のことを考えると、おかしいとは思うけど。
派遣社員だけど、給与以外は社員として同等に扱われる。というのは正直、嬉しいのか悲しいのか。プラスに考えれば、派遣社員だからこれをやれみたいなことはないので、パフォーマンスは出せる。マイナスに考えれば、パフォーマンスを出せば出すだけ、いいように扱われるので「できます!」の発言は本当に貧乏くじだ。それをやってのけて昇給するかって言われたら、断言はできない。
パフォーマンスを出して、それを認めてくれるような評価システムがあるのであればモチベーションはあがるんじゃないかなって思う。
そんなこんなで上京。東京での新生活がはじまりました。
でも、一番最初にどういう状態で行ったか書いてましたよね。
そこが問題になってくるのです。
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