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暮らしていくのにいるもの

絶賛求職中なのです。
でもそのために一歩も外に出ていない。

私が動かしているのは5本の指だけで、あとは一見オンラインで面接もしてもらってるから上半身と顔の筋肉くらいか。

仕事を探すにしても現状なにがしたいのかがよくわからない。

一人喋りみたいなので「お恥ずかしいことに」っていうのもおかしな話だけど、我ながらお恥ずかしいことに半世紀近くも生きてきたけど「高収入」が得られそうな職種はやりたいことですってこっちが言ってもできません。

これまでの仕事を生かせる場所というと手っ取り早く言うならリラクゼーションやエステ、セラピスト系の仕事になるので、もちろんそっちのほうも探してはいるけれど、がっつりとエステティシャンをやっていたわけではないことと、なにより今「接触」を避けることを第一としている世の中で、46歳の体力を期待して積極的に採用しようとしてくれるところはなかなかないらしい。

面接をしたのは契約社員の仕事だけど、会社本体は大手なのでいろいろ採用システムや担当者はとてもちゃんとされている。正社員が安定していることはわかっていたけど、前職までで正社員でいるメリットを感じたことはほとんどなかったので、そこまで抵抗はない。

働く先の優先順位ってなんだろう、と思うところから、自分の暮らしていく中で必要なのは何だろうと考えています。

快適な住まいと、ある程度の着替え、たまに成城石井で食料品買うとか、友達と良いお店で食事をするとか。なんのことはない、それは衣食住ということではないか。

ものすごい贅沢はつくづく求めていないことは、今までもなかなかぐっとくる薄給でもやってこれてることで実証済みだけど、それほど上を目指さないことが、今の暮らしに繋がっているんだろうなと思います。

物欲のかたまりのような友人はそれにかなう稼ぎをもっており、彼女は「たくさん使う人は、たくさん働くよ。」と明言を宣った。真理だと思う。

ある意味今の暮らしは私にとってはすごく快適なんだ。

昨日の投稿で私は「はなすこと」を書いたけど、毎日のように仕事に出かけてたくさんのおしゃべりをしなくてもいい。ということに気づいた。

とどのつまり、社会で働きたくないんだ。いや、働くことはいいことだって知っているけど、ひとと多く関わっていくことに自分の自覚以上に負荷がかかっているんだと思う。明日二次面接だけど、たぶん今日ぐっすりは眠れない。

そんな甘ったれたことを言って生きていかれるほど世の中は甘くないので、また3~4年、どうにかこうにかやっていかれればいいんだろう。




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