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シリュウ物語vol.10「パチスロにハマル高校生時代。貧乏人が金を持つとロクなことがない!」

どうも、都市伝説&陰謀論をミカタにつけたIT経営者@シリュウです。

今日のお話は、高校1年から続いた悪夢。たった2ヶ月で野球部を退部しアルバイトをするように。しかし、それまではお小遣いが0円。

何かを買いたければ昼食代の500円を我慢して貯めないといけません。

そんな状況から一変いきなり毎月5万円もアルバイト代を稼げるようになりました。

そうなると気持ちが大きくなって使い方も荒くなります。(というか使い方を知らない)

今後、8年間苦しむ娯楽

高校1年の寒い冬。コタツに入りながら仲良くしていた友人に電話。トゥルルルルル

友人:はい~

シリュウ:あのさ〜、今度パチンコ行けへん?

ん?!なんだこの会話。これまで母親がパチンコ依存症で辛かったはず。実は、何も知らなかった。(今だからこそ知っている)

「パチンコに依存症があること」
「パチンコでバブル時代の貯金を全て使い果たしていたこと」
「パチンコで負けて大きな借金を作っていたこと」

当時は、本当に何も物事を知らない。何も考えない子どもだった。というか、親に何かを教えてもらった記憶もない。

兄弟でパチンコ屋まで付き添ったこともある

いつも家に居ない母親。今では、ニュースで報道されたりするが当時、パチンコ屋へ子どもを連れて行くのは当たり前。

しかし、子どもはやることがない。

暇なので、兄弟で歩き回って落ちているパチンコ玉を拾う。

そして、1つだけ拾ったパチンコ玉を空いているパチンコ台へ、ジャっと流す。

そして、クイっとレバーを引く兄。それと同時にシュッと射出される玉。

カン、カカン、カン、カン・・・

と釘にぶつかりながら落ちていく玉。そして、

スコン!

とルーレットを回すためにある真ん中へと綺麗に入る玉。

ドゥルルルルルルルルル

と回り始めるルーレット。

33

リーーーーッチ!!!!

331

ドン

332

ドン

・・・う〜ん、終わり?
・・・残念

333

ドン!
大当たり!

そう、兄が拾った玉で確率変動の大当たりを引いてしまった笑(通称:確変)

それを見た母親がすっ飛んできて選手交代!母親は、とても喜んでいた。

なんていう経験もしている。だから、パチンコ屋に対して毛嫌いはなかった。

大人に変装して出陣!

昔から童顔でその時代に流行っている芸能人によく似ていると言われていた。

「ごくせん」

が流行っていれば小池徹平。今だと、藤原竜也と言われる。それくらい童顔くんだった。

パチンコ屋に入店できるのは18歳以上じゃないと入れない。しかし、童顔すぎて顔を見られたら100%バレる。

ということで、兄が使っていた革ジャンを羽織り帽子を深く被り、
(今、考えたら変な格好 笑)

ザァァァァァと降る雨の中、地元のパチスロ専門店へトライ。バレたら怒られるかな?(ドキドキ、ワクワク)

と思いながら、ブイィィィンと自動ドアを開け決心してザッと足を踏み入れる。

ビギナーズラックは本当だった

パチスロ専門店なのでそこまで広くない、そして照明も暗め。これは、バレにくい!と適当に台を決める。(何も勉強していない)

パッと目に付いたのがゴリラのイメージと共にジャングルを模した台。

「コングダム」
(山佐:1999年導入)

という台だった。本当に何も勉強していない。

パチンコはあるけどパチスロは全くやったことがない。

とりあえず隣に座っているお兄さんの真似をして1000円を恐る恐る投入。

ジャラジャラジャラジャラーーーー

と出てくるコイン。どうやら50枚出てくるようだ。

そのコインを台へ入れる

レバーをガコン!と引く

3つのボタンを左から適当にタン!タン!タン!

これを、一心不乱に繰り返す。何が面白いのか分からない。ただ、一心不乱に繰り返す。

5000円ほどを投入した頃、右側にあるルーレットがピカピカと光っている。

しかし、勉強をしていないので何も分からない。

その状態でも、一心不乱に繰り返す。それを見かねた隣のお兄さんが「お兄ちゃん、それ当たってるで」とお兄さんのコインを僕の台へ入れて、

タン!タン!タン!

と押してくれた。なんと親切なお兄さん。目の前には、

777

という数字が並んでいる。そして、また適当に繰り返して大当たりを消化。

その間、どんどん増えていくコイン。最初の何倍にも増えている。その後も何度か大当たりを引いていく。(もちろん、お兄さんに助けてもらう)

最後の試練

大当たりを何度か引いてパチスロというものが何となく分かった。

さて、そろそろ帰ろう。と、出てきたコインを台の上にある箱へ、

ジャラジャラジャラ

と入れていく。さぁ「このコインをカウンターまで持っていく」という試練が待っている。

変装をした童顔の僕。バレたらどうしよう。。。怒られたら怖い。。。

と思いながら、勇気を振り絞ってカウンターへ。無言で箱を店員に渡すと何とかクリア。

あとは、景品を交換所へ持っていくだけ。(換金所と言ってはいけないらしい)

結果、5千円の投資で1万円近くのお金が返ってきた。わけも分からずパチスロ台を打ってわけも分からず財布から増える5000円。

これを機に僕は8年間パチスロ依存症となる。(通称:パチンカス)

アルバイトをしていても貯金は0円

毎月5万円をアルバイトで稼ぎ3万円を家に入れる。毎月2万円も残る。

普通の高校生活を送っていれば毎月1万円は貯金できていたはず、しかし、貯金は0円。

パチスロで負けまくっていたのだ。でも、当たれば楽しい。

たまに勝った日には気が大きくなり、それまでの負けの記憶がなくなる。

完全にパチスロ依存症だった。計算したことはないが8年間でとんでもない金額を負けたはず。

おそらく500万は負けている。それくらい、バカなことをしてきた。貧乏人は急にお金を持つと、ロクなことがない。

確かにパチンコ、パチスロにはプロもいるけど

パチンコ、パチスロは統計学や店の癖、台の知識などなど。しっかりと勉強すれば確かに稼げるかもしれない。

ただ、効率が非常に悪い。

「朝9時から並んで夜11時まで打つ」

もし、これだけ打ったとして多くても10万円程度。時給に換算したとしても7000円程度。

一見、凄いじゃないか!と思うかもしれない。でも、

「多くても10万円」

ということは、朝から晩まで打って+1万円の時だってある。下手すると-10万円の時だってある。

しかもパチンコ店は音が非常にうるさい。店から出て家に帰ってきても耳から音が離れないほど。

さらに、ほとんどの客がタバコを吸っているので臭い。服だけじゃなくて頭も体も陰部もぜんぶ臭い。

そんな無駄なことをするくらいならサイトを作って勝手に稼いでくれる仕組みを手に入れた方が何百倍も楽しい。

パチンコ、パチスロは誰も喜んでくれない。

僕が行っているネットビジネス(アフィリエイトや情報発信)なら感謝のメールを頂けたりする。やりがいを感じることができるのだ。

パチンコ、パチスロは、ただの時間の無駄でしかない。絶対にパチンコ、パチスロなんてやってはいけないのです。

次回は何となくで生きる人生の中で突然降ってきた直感で動き出すというお話。ここで人生は少し動いたのかも知れない。↓

10分の動画で分かるシリュウの信念・理念(ドローマイライフ)


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