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NAKAJIの焙煎通信講座って?①

【はじめに】
軽井沢にある珈琲焙煎所「COFFEE ROASTERY NAKAJI」がやっている焙煎通信講座、3年前に第1期がスタートし多くの修了者を出しているこの講座は講習会場へ足を運ぶことなく自宅などでコーヒーの焙煎を身につけることができるものでNAKAJIのHPやオンラインショップで説明をしているものの、もっと詳しく知りたいという方もみえると思うのでnoteで詳細に内容を説明していきたいと思います。

【受講対象者】
コーヒー豆が「生豆」と呼ばれる緑がかった硬いタネみたいなものを加熱して茶色くするということを知っていて「自分で焙煎したコーヒーを美味しく飲みたい」という方から「自分で焙煎したコーヒーを販売したい」という方はたまた「既に自家焙煎珈琲店を開業したけどもっと焙煎を理解して商品の幅を広げたい」という方向けです。

講習会場に足を運ぶことがないので東京などセミナーを開催している地域から離れている方などには移動時間や移動費用が発生しないでいてQアラビカグレーダーであり焙煎競技会などにも出場、入賞経験のあるトレーナーから焙煎やそれに付随するカッピングというスキルを学ぶ機会も得られることとなります。

実際には北海道、沖縄そのほか離島にお住いの方など多くの方が受講されてきました。最も多いのは関東圏の方で仕事をしながら焙煎技術を身につけていきたいという方も多く受講されています。

焙煎というと企業なんかだと毎日の焙煎量が結構な量になりますから焙煎をするための生豆を運んだり焙煎した後の焙煎豆を運ぶ作業もかなりの重労働となります。NAKAJIがかつて勤めていたところは毎日600~1,400㎏の生豆を焙煎していましたのでそれを運ぶことも仕事のうちでした。

もちろん個人店でも生豆を運ぶことや焙煎豆を運ぶことはありますがここまでの量を運ぶことはなかなかないと思います。最近は小型の焙煎機も普及してきたこともあってか女性でこの講習に参加される方も増えてきています。

オンラインでのやりとりは受講者とNAKAJIのスケジュールを擦り合わせて進めていきますのでけっこう融通が利きます(毎月固定の日時で行うわけではありません)。

【焙煎する器具】
焙煎は焙煎機と呼ばれる専用の機器がありますがフライパンや手鍋でもできます。焙煎通信講座は焙煎の型を覚えてもらうものではなく焙煎そのものを理解してもらうのでフライパンでも受講していただけますし、それで身につけたものを後日焙煎機に活かしていくことができます。ですから受講する方は必ずしも焙煎機を所有している必要はありません。

またNAKAJI自身国内外の様々なメーカーの焙煎器具を使ってきているのでこの辺りの相談にも乗ることができます。よければ遠慮なくメールなどでご質問ください。

いただいたサポートは産地を訪問し日本と産地とをつなぐ活動に使わせていただきます。