道徳で子ども達の相互理解を深め、いじめをなくす

道徳で子ども達の相互理解を深め、いじめをなくす。

今年度から、全国の先生方とのオンライン勉強会「いじめと不登校をなくす週刊安全基地学級」を主催しています。

学級経営をしっかりすれば、いじめは無くなる。最初はそう考えていましたが、毎週全国の先生方と対話し続けることで、トラブルが起きていない時に相互理解という土台作りが必要であるとの考えに至りました。

いじめの原因は色々ありますが、一番多いのは、自然発生的に起きる小さなトラブルです。その不注意や誤解による小さなトラブルを解消するには、子ども達の相互理解を深める事が大切です。相互理解は個別指導では深まりません。学級全体で共通することで、相互理解が深まります。ですが、トラブルが起きてからでは、子ども達は自分事として捉えずに、ただ先生が求めている言葉を言うだけになってしまいます。

トラブルが起きていない時に、自分が関係していない時に、伝える必要があり、それは道徳が一番だと考えています。

とまあ、言うのは簡単ですが、それがなかなか難しい。
今までに、教材文を書いたり指導案を作成したりしましたが、だからと言って授業ができるわけではありません。
ベテランの先生方にとっては簡単なことでも、若手や道徳を苦手とする先生には難しいものです。

ですから、道徳授業作成の型となるフレームワーク「道徳マップ」を開発して、実際に先生方に活用してもらっています。
その先生方の実践の振り返りも一緒に行い、道徳の授業技術を高めるサポートを行っています。

今までと同じことをしていては、明日は変わりません。
明日を変えるためには、今の行動を変える必要がありますからね。

今日もオンラインでの説明と質疑応答を行いました。
まだまだ一般公開するまで作り込めていませんが、早く公開できるように先生方と対話し続けています。

どうしたら「いじめ」をなくせるか?そう思う人は、私にとって仲間であり、今年度の活動してきた事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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