オンライン飲み会の断り方が難しすぎる
新しい技術が生まれるたびに、人類は新しい課題に直面してきた。
蒸気機関の発明は人々の生活に技術革命をもたらしたが、その代償として化石燃料を燃やすことで生じる二酸化炭素が地球温暖化を引き起こした。
飛行機の誕生により人間、そして物資の移動速度が格段に上がったとともに、ウイルスは世界中に広がりやすくなった。
そして今、Zoomなどを利用したオンライン飲み会が新しいコミュニケーションの形として人気を博しているが、この技術革新もまた新しい問題を我々に突きつけている。それは「断り方」だ。
LINEが登場するまで、この世には「既読をつける」という概念はなかった。しかし我々は今「このメッセージに既読をつけるべきか否か」という悩みに直面している。
「あ、ヤバい。既読つけちゃった」
便利なサービスの登場によりコミュニケーションをより気軽に取りやすくなったが、代わりに既読つけるか問題という新たな課題が顔を現したわけである。
そして今、「オンライン飲み会の断り方、難しすぎる問題」という新たな悩みの種がこの混沌とした時代に登場したというわけだ。
あまり気が乗らない居酒屋でのオフラインの飲み会に誘われた時、あなたはどう断るだろうか。
「ちょっと別の予定があって...」「やらなくちゃいけない仕事があって...」「明日朝早くから出かけなくちゃいけなくて...」
まるで天才脚本家のようにあなたの口からは「本当は参加したいんですけど、自分じゃどうにもできない理由があって残念ながらいけません!」感を全開に出した言葉が次から次へと出てくるはずだ。
しかし、外出もしにくい、家にいるだけの今、これらの言い訳がしにくい。
例えば別のオンライン飲み会が被ってていけないという言い訳をしたとしよう。
「え?そうなの?じゃあそれ終わってからでいいよ!」と返されたら終わりなわけである。困った。
出かける予定もあるわけないし、空いてない時間があるわけもない今、「忙しい」という言い訳もしにくい。
困り果てた僕はTwitterとインスタでアンケートを取ってみた。
合計70以上にものぼる回答をいただいたのでここで紹介しよう。
なるほど。やはり「別のオンライン飲み会が被ってて」という回答が多い。しかしその場合「じゃあそれ終わってからでいいよ!」と言われてしまうと困ってしまう。
「一度参加して電波悪いわと言って抜ける」のはうまいなと思った。しかしこの先、収束するまでずっと「電波悪いキャラ」を貫けるのか。「こいつ、いっつも電波悪いな...祟られてるのか?」とも思われかねない。
そして電波の調子が悪いと答えた場合、他の人とオンライン飲み会をした様子をTwitterやインスタにあげてしまうと面倒なことになる。うーん、悩ましい。
他にも「お風呂に入ってくる」や「ランニングしてくる」などいろいろな回答が寄せられた。誘うたびになぜかお風呂に入るキャラや、なぜかランニングするキャラになる恐れもあるが、なかなかナイスな回答ではないだろうか。
番外編として「オンラインデートがあるから...」「宗教上の理由で...」といった回答もあった。オンラインデートとはなんなのか気になるところだが、デート以上に大事な飲み会などこの世には存在しない。デートを最優先にしよう。宗教上の理由で「お酒が飲めない」のか「WiFiなど電波を使えない」のか分からないが、深掘りできないところでもあるのでこれを使えば一生誘われることはなさそうだ。
しかし、やはり気が進まないなら素直に「すまん、気分乗らないからパスで!」と伝えるのが一番気持ちがいいのではないかと思う。今までそれっぽい言い訳を並べてきたが、日頃から「最強になるために真っ直ぐに生きよう」という発信をしている僕が、ああだこうだ言い訳をこねくり回すのはかっこ悪い。正直に伝えるのが余計な衝突も生むことなくいいなじゃないかな。
というわけで今回はオンライン飲み会の断り方難しすぎる問題を取り上げた。時間がないわけではないので絶対参加しようと思えば可能なので断るがの難しいが、気乗りしないときは素直に伝えるのがベストだと思う。
というわけで僕も誘いには素直に答えよう...とも思ったけど誘ってくれるような友達はいませんでした。
それでは素敵な1日を。
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<ブログの方では実際に開催したオンライン飲み会の様子を書いてます>
公式LINEもやってるので感想送ってくれると泣いて喜びます。
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