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それでも僕らはポジティブに生きよう

ネガティブでいて良いことは何一つとしていないということは、僕がこの23年間、痛い思いをしながら学んできたことだ。
今、僕は「意識高い系中島」という名前で、みんながポジティブに生きられるような情報発信をしている。

好きなことをして生きよう。
好きな人には思いをまっすぐに伝えよう。
自分がやりたいことに時間を使おう。
行きたいところに今すぐ行こう。
常識なんて無視して自分の望む道を歩もう。

こんなことを言い続けてきた。「こんなことを言ってるなんてコイツは生まれつきの能天気なアホに違いない」と思う人もいるかもしれない。しかしそれは全く逆だ。僕はつい最近まで、頑張ってる人がいればダサいと馬鹿にして、何か成功してる人がいれば生まれと運のせいだと恨めしがるような、ジメジメした陰湿ネガティブ野郎だった。

そんな僕は今、声高々に「ポジティブに生きよう」と唱えている。これには大学2年から始めた飲食店でのバイトが大きく影響している。

僕が友達の紹介で働き出したその店は六本木にある飲食店で、これから日本一のブランドを作るべく一致団結してお客様に感動体験を提供しているお店だった。それまでの僕は地元の塾でやる気のない中学生に国語を教えていただけで、とてもじゃないが飲食店で働くだなんて、ハードルが高すぎた。そして働く仲間がみんな恐ろしいくらいポジティブだった。元気な声で挨拶、お客様が美味しい料理を食べられるように丁寧にコミュニケーションを取る、クレームなんてものは存在しない、お店を良くするための有難い言葉だから真摯に受け止めよう、などなど。

当然、当時の僕にとっては理解不能な考えだった。どこまでいっても僕はバイトだ。バイトはバイトの時給の範囲内で働けば良い。それ以上の仕事、お客さんの幸せを考えたり、もっとお店を盛り上げていきたいなんて理想は知ったこっちゃない。そう思った。

しかし働き始めると、次第に僕も「人を幸せにする」ことの楽しさを実感していった。それと同時に、一緒に働く仲間の「もっとこのお店の素晴らしさを広めたい」「もっとお客様に感動体験をしてほしい」というどこまでも前向きな精神に近づきつつあった。彼らのポジティブさが伝播し、いつの間にか僕もポジティブに物事を考えるようになった。

するとどうだろう。どういうわけか、以前よりも生きていて楽しくなった。
まず一言目から否定することがなくなった。昔の僕なら何か話を聞いても「それ俺に関係ないわ」とか「それ意味あるの?」とか否定から入ることが多かったが、みんなのポジティブさに囲まれているうちに「えー!面白いじゃんそれ!」「いいね!応援してるよ!」と言ったポジティブな言葉が自然と出るようになった。

そして行く先々で出会う人たちも、同じくポジティブな人たちが増えていった。新しく誰かに会うと、その人も決まってポジティブで、何かに熱中してて、話していてワクワクするような人たちなのだ。これも今までとは全く異なった。どこへ行っても、自分と同じく他人を下に見て裏で笑ってるような陰湿モヤシ野郎ばっかりだったのが、ガラッと変わった。

これは間違いなく僕がポジティブに生まれ変わったおかげで、出会う人や環境も同じくポジティブで満たされた人や場所に変わったからだ。断言できる。ポジティブでいればポジティブな人が周りに集まる。かつて後ろ指刺し刺しヘソ曲がり野郎だった僕が言うんだから間違いない。

そしてそのポジティブさは最初はフリでもいい。本当はちょっとネガティブな気持ちもあるけど、とりあえず元気に挨拶してみる。ありがとうと言ってみる。否定で始めず肯定から入る。こんな風にただのフリでもいい。それを実践するだけで確実に今より人生が楽しくなる。これも僕が保証する。


かつてネガティブ大魔神だった僕は、自然とネガティブ貧乏くじを引き当てていた。ネガティブなことを言っていると、同じくネガティブなことしか目につかなくなる。現状に不満ばかりぶつけて愚痴っていると、同じような愚痴しか目につかなくなる。しかし愚痴ると言う行為には意味がない。愚痴っても何も現状は変わらない。
僕の周りのポジティブな人は不満な現状があっても、愚痴って終わりにはしない。「これはチャンスなのでは?」「変えるにはどうしたらいいか考えよう!」と、本当は苦しいのかもしれないけど、決して後ろ向きならず、前をむき続けている。

僕はそんな彼らの姿勢を心から尊敬している。そして今度はそんな前向きな姿勢を僕が受け継ぎ、この記事を読んでくれる人たちに伝えて行きたいと思っている。


繰り返しになるけれど、ネガティブでいて良いことなんて何一つとしてない。ネガティブはネガティブを呼び寄せる。負の連鎖だ。負からは何も生まれない。

逆にポジティブでいればポジティブがやってくる。ポジティブだちが集まれば、ポジティブな空気が生まれ、いいアイデアが湧いてくる。


嘘でもいい。フリでもいいから、前向きになってみよう。

周りからは「なんかうざい」とか後ろ指刺されるかもしれないけれど、他人の意見なんて死ぬほどどうでもいい。これは僕の人生だ。他人には関係ない。我が道をゆけ。

それでも僕らはポジティブに生きよう。

そのほうが、絶対に楽しい。

それでは素敵な1日を。

最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!