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言ってるコトとやってるコトは変わっていくモノだと思う

「言ってるコトとやってるコトがコロコロ変わるな」と、以前大学の友達に言われたことがある。当時大学一年生だった僕は、文字通りの「意識高い系」だった。「プログラミングが大事!」と聞けば、初心者向けのアプリで勉強したり、「英語は必須!」と聞けば海外のYouTubeで英語の勉強をしだしたり。とにかくいろんなことをやってみたくて、いろんなことに手を出していた。はたからみたら何がしたいのか分からない、軸がない人間に見えたのだろう。

あれから3年あまりがたって、自分がやっていることの大まかな軸はできた。執筆を通して、読者の方に有益な情報を発信し、意識を高め合えるポジティブな場所をオンライン・オフライン問わず作っていく。大まかに言えばこんな目標を掲げている。

しかし、それも紆余曲折を経てここにたどりついている。たとえば、ブログを始めた頃なんて、まさかオフ会を全国各地で開くだなんて思いもしなかった。なんならブログを書いているのがバレたリアルの知り合いに「お前もどうせ調子に乗ってオフ会とか開くんだろ」と冷やかされたとき、「それは絶対にやらない」と一蹴していた。それがどうだろう。今では1年間に40回も、南は福岡、北は北海道までオフ会を開く「オフ会の鬼」になってしまった。

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これぞまさに「言ってるコトとやってるコトが変わっている」典型例だ。しかし、それでいいのだ。変わらない方が逆にヤバいと僕は思う。

僕たちは何かを始めるときに、真っ白なノートに理想をいっぱいに詰め込んだ「計画」を書き出すけど、それはほとんどの場合、予定通りには進まない。僕も昨年休学した際には、YouTubeチャンネル登録者10万人(そのころはまだ始めてすらいない)、TikTokフォロワー5万人(こちらもそのとき始めてすらいない)なんて目標を立てたけど、どちらも達成できていない。

一方で全く書いていなかった、野球場貸し切って野球したり、企業さんとイベントを開いたり、本を出版したり、オンラインのコミュニティを作ったりと、全く想像しなかった経験ができた。

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もちろん長期的な目標を立てることは大切だ。今でも1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後、5年後、10年後にどうありたいか、定期的に考えるようにしている。しかし、その計画は、抽象的なモノでいいと僕は思う。

何か頑張った経験がある人なら分かると思うが、何かを始めて、それに打ち込んでいるうちに、最初に掲げた目標とは違うところにゴールが見えてくることがある。それは頑張ってきたからこそ見えたゴールであり、何もしていない人には見えない。

「言ってるコトとやってるコトが変わってるじゃねえか」と周りからは見えるかもしれないけど、それは一生懸命に打ち込んだ結果、最初に思い描いたゴールが違っていたり、戦い方が間違えていたことに気がついたということだ。そして目指すべき目標を再度設定し、改善を重ね、確実にゴールに近づいている証拠だと思う。逆に何も変わらない人は、そもそも形だけ頑張っているふりをして実は何も得られておらず、全く的外れな空回りをしているだけの可能性が高い。

言ってるコト、やってるコトは、どんどんどんどん変わっていくモノだ。変わっていきながら、確実に目指すべきゴールに近づいている。何が大事で何が大事じゃないのか。それは試行錯誤の果てにしか見えてこない。

こうありたい!という抽象的な大きなゴールを描いておいて、それに到達するために、ときどき軌道修正をして改善を重ねていくコトが、より良い戦い方なんじゃないかなと思った。

言ってるコト、やってるコトが変わっていくのは当然だ。自信を持って、好きなコトに熱中していこう。

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最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!